渡口万年筆店 | 果しなき流れの果に

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文筆業を生業とする1970年生まれ。好き勝手ばかりしてきた20。人生について考え始めた30代。ここから先、40代は「誰かのために」をキーワードに書き続けます。弱い自分をさらけ出せる事を目標に進化前進。仕事の依頼も随時受け付けます。

沖縄取材の途中、担当編集者に誘われて小さな万年筆専門店にお邪魔しました。
創業1932年、商売を始めて今年で78年目という渡口万年筆店。
沖縄では結構有名なお店のようです。
古いビルの2階にある小さな店ですが、全盛期は支店もあり、また売り上げのほとんどは宣伝費に使っていたということから、沖縄では未だに店の名前を知る人は多いそうです。
店の主人の渡口彦邦さん。
お店を訪ねると、万年筆の良さについて、沖縄という土地の持つさまざまま歴史や問題などを戦時中の実体験を元に1時間以上もお話してくださいました。
お店に飾ってあった額に、素晴らしい言葉があったので写真に撮りました。
飲食業にも通じる部分があるかな、と思います。もちろん物書きも商売なので、参考にしようかと思います。


信頼は無形の資本なり

親切より美しきものはなし

真実こと凡てである

お客さまはえ(へ)心からの感謝をすると共に
真の商人たる存在を忘れぬ事

陰日なたなき不断の努力をして
のれんの誇りを尊重する事

商人は忍耐より成就す

常に朗かに働き得る物は
最上の幸福者である



参考にしていただけたら幸いです。

FIN
~果しなき流れの果に~ 『博多一風堂』 店主 河原成美 取材記
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