沖縄なう | 果しなき流れの果に

果しなき流れの果に

文筆業を生業とする1970年生まれ。好き勝手ばかりしてきた20。人生について考え始めた30代。ここから先、40代は「誰かのために」をキーワードに書き続けます。弱い自分をさらけ出せる事を目標に進化前進。仕事の依頼も随時受け付けます。

$~果しなき流れの果に~ 『博多一風堂』 店主 河原成美 取材記

スイングアウトシスターのライブが終わり打ち上げの終了した6時間後には、こんな景色の見える場所に移動しました。そう、いま自分は、取材で1年ぶりに沖縄に来ています。
沖縄について携帯電話をチェックすると、河原さんから電話がかかってきていました。すぐにコールバック。
「昨日は遅くまでつき合わせてごめんね~。ありがとう!」
 本来、招待していただいた自分のほうからお礼を一本入れるべきなのに、河原さんのほうから先にそういって頂いた。こうした、ちょっとした気配り、お礼の心は、河原さんといるとしょっちゅう感じる。スイングアウトシスターのライブでも、全ゲストのなかで、掛け声をかけたり率先してスタンディングしたりと、誰よりも会場を盛り上げていたのは、河原さんだった。ああ、これだ、と思った。一風堂がここまで繁盛した理由。力の源カンパニーという会社が、ここまで成長してきた最大の理由は、そんな河原さんの人間力にあるのだ、と。
 成功する上での鍵は、実は単純な事の積み重ねにある。ありがとう、という言葉を大切にする。楽しむ場所では思い切り楽しむ。そして、感謝の気持ちを忘れない。
 すべて、言ってしまえば当たり前の事である。しかし、その当たり前の事が、自分自身も含めて、なかなか続ける事は難しいのだ。当たり前の基準値を上げるとは、当たり前の事を当たり前に続けられるようになれるよう、「続ける努力をする」ということ。そう思っています。近いうち、また、河原さんの笑顔に会えるのを楽しみにして、今週末は沖縄で頑張ります。FIN