果しなき流れの果に

果しなき流れの果に

文筆業を生業とする1970年生まれ。好き勝手ばかりしてきた20。人生について考え始めた30代。ここから先、40代は「誰かのために」をキーワードに書き続けます。弱い自分をさらけ出せる事を目標に進化前進。仕事の依頼も随時受け付けます。

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ちょいと風邪で寝込んでいます。

なかなか連絡とれないとお思いの方、申し訳ございません。

明日には復活するぜ~(たぶん)

FIN
 一昨年11月から一年半に渡って博多・一風堂店主、河原成美氏を取材し書いたノンフィクション、『凡人が天才に勝つ方法』が4月4日発売になります。アマゾンではすでに購入できるようなので、みなさんよかったら読んでみてください。河原さんのすごさはブログでも書いていますが、書籍ではその生い立ち、現在の地位に上り詰めるまで、そして、人はどうすれば目的を達成できるか、充実した人生を過せるかについてを、河原さんを通して考えています。
博多一風堂・河原成美 凡人が天才に勝つ方法/会津 泰成

¥1,300
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 あと、今日は元キックボクサーの上杉君から鯖寿司をいただきました。
 築地直送です。写真撮ろうと思いましたが、その前に食べてしまいました。
 ご馳走様でした!

 FIN
週末の金曜日、神奈川の空は快晴。
普段なら、近所のたまがわまで散歩に出かけたいところ。
ジュニアと一緒にサッカーの練習でも…と。

しかし、風の方向を考え、ためらってしまう。

福島の原発はいまだに予断を許さない状況。

はやく日本中に日常が戻る事を祈るも、ここからさき膨大な時間がかかるのは間違いない。


いまは覚悟を持つこと。現実と向き合い、そして前に進む覚悟。

助け合い、そして励ましあいながら。

それがいま自分にできること。

FIN
福島原発で戦っている人たち。
家族、両親、恋人、みな大切な誰かがいる。
そして何より、自分の事も大切に思っているはず。
でも、彼らはみな、それらを犠牲にして仕事をしている。
いやすでに、仕事ではないのかもしれない。
任務、使命といった気持ちで動いている。
僕自身、あまりこうした事を美化したくない。それは、特攻隊員を美化し「愛する国家、天皇陛下のために死にゆくことが素晴らしい」と煽り、若い命を奪っていった戦時中の風潮のように思えてならないからだ。

ただ、人はやはり「自分のために」ではなく「誰かのために」と生きる事で輝けるし生かされる。それが人としての本質であり、本来あるべき姿だとも思っている。
だからこそ犠牲になってほしくないのだ。誰かのために、無事に戻ってきて欲しい。
死んで、犠牲になって喜ばせるよりも、生きて戻って、五体満足な身体を見せて喜ばせて欲しい。

被災地の最前線で頑張っている自衛隊員、ハイパーレスキュー隊、東京電力の社員の方、命がけで戦っている人たちに、感謝しなければいけない。遠い場所で水や納豆の買いだめに血眼になっている主婦は、自分のこどもの安全のため、と胃袋を満たすことだけを考えるのではなく、こういう時こそ、誰かのために生きる素晴らしさ、そして、みなで苦労を分かち合うことが明るい未来を作り出す事を伝えるべきだ。
別にしばらく納豆が食べられなくても、牛乳が飲めなくても死にはしない。水だって、どうしても心配ならば、水道水を数週間保存しておけば、十分安全なレベルまで落ち着くのだ。そんなに心配なら、お風呂も食器洗いも、フランスから輸入したエビアンでしてください。

奇麗事ばかりはいえないが、奇麗事を出来るところまでまっとうするほうが、最初から諦めている人よりはずっと良い。

人は誰かのために生きてこそ輝ける。

FIN
最近、計画停電のたびに一旦ネット回線も途切れるため自宅の無線LANルーターの設定をそのたびにやり直さなければならない。
非常に面倒。
どうにかならないだろうか……。

贅沢な悩みでした。

すみません。



あとプロ野球の加藤良三コミッショナー発言について。
この時期にプロ野球をすることは別に不謹慎ではない。自分もむしろ開幕したほうが良いと思っている派。しかし、節電でみなが四苦八苦しているなか、ナイターは駄目でしょ!照明を落として……って、それも危ないでしょ。けが人が出たらどうするのよ!?野球に誇り、とかいう問題ではない。誇りに思うならば、違う方法で開幕できる方向にこういう時こそ知恵を絞っていただきたい。でなければ、プロ野球の印象が悪くなる一方だ。

最低限、セパの足並みはそろえる事。読売グループの一球団のごり押しに負けない事。利益を上げる事は大切だし、誰だってナイターで、仕事終わりに野球は見たいのだから、はやく気持ちよくそうできる様に、みなが賛同してくれる策を絞りましょうよ!

今回はサッカー業界を見習いましょう。


FIN
復興に向けたボランティア活動、募金活動が活発になってきた。
一方で、避難所での盗難も多発しているらしい。
有事の際は、良い事も起きれば悪い事も起きる。
どちらも同じ、人間がしていること。
人は、天使にもなれれば悪魔にもなれる。
誰の心の中にも、善もあれば悪もある。
結局、みな自分に災難が降りかからなければ、本当に人の痛みなどは理解出来ない。
しかし、忘れないで欲しい。
災難は、いつ何時、自分にも降りかかってくるかわからないことを。
そして、徳を積んだ人は、必ず何かがつかめる。
嘘やごまかしをし続けた人は、必ず何かを失う。
他人は騙せても自分自身は騙せない。
騙したつもりになって、騙されることを忘れてはならない。



FIN
東京は朝から雨。放射能汚染の心配を各局伝えている。雨に含まれた放射性物質も心配だが、それ以上に心配なのが、海水に含まれた放射能。こちらはすでに基準値を大幅に超える量が検出され、悪影響は免れない。海に囲まれた島国であるがゆえ、今後被害はさらに拡大するであろう。しかし、こういう時こそパニックになってはいけない。いま出来る事、最大限の努力。伝える側も受け入れる側も、冷静な対応、そしていつわりのない情報をキャッチボールする事。それしかない、それしか出来ない。
今日も一日、今出来る事を一生懸命にする。
ちなみに、自分は朝から原稿書き。
夕方はひさしぶりにジムワークを再開する予定。
FIN
原発問題。たしかに怖い。東電が調査データを公表しないことで、国民の不安は一層高まっている。しかし、たしかに難しい問題。想定データ、つまり最悪の状態でシュミレーションしたものであるならば、かなり危険な状態として発表しなければならないのは明らか。そうなれば、日本中がパニックになる恐れがあるからだ。
国民は信じるしかない。
でも、信じるから、安易に隠す事も辞めて欲しい。
みなが生き残れるように、少しでも、被害をこうむる人がなくなるように、生活が多少不便になってもかまわないから、誰かを責める事はせず、誰かを助ける事を考えよう。

FIN