あけましておめでとうございます。


2024年最初は、2023年の乃木坂46を振り返りたい。


  一つの時代の区切り

2023年の乃木坂46を象徴するのが2011年の結成当初からのメンバーすなわちオリメンが全員卒業したこと。



最後のオリメンは、秋元真夏。1月初頭に卒業発表し2月の横浜アリーナでのコンサートで卒業した。卒業コンサートでは、梅澤美波を次期キャプテンに指名。32ndシングルからはオリメンのいない選抜となった。


  2期も全員卒業

3月には最後の2期だった鈴木絢音が卒業。



鈴木絢音の卒業で1期に続いて2期も全員卒業となり大きな節目になったことは事実だ。


  相次いだ4期の卒業

2023年は4期から卒業が初めてあり2人が卒業した。



6月に北川悠理、8月には早川聖来が卒業。



2023年の乃木坂46の卒業メンバーは4名だったが、2024年は再び卒業ラッシュになることが否定できない。


  活動辞退発表か

2022年8月29日に神宮球場で行われた「真夏の全国ツアー2022」でステージから転落し重傷を負った掛橋沙耶香



2023年になっても運営から掛橋沙耶香の活動再開の発表はなく出身地の岡山市を走る路面電車(岡山電気軌道)からは広告から肖像がなくなるなど半ば諦めムードになってきている。



2023年は掛橋沙耶香の卒業(事実上の活動辞退)はなかったが、2024年も最悪の事態は避けられるだろうか。


  伸び悩む5期

5期は33rdシングル「おひとり様天国」で井上和が単独センターを務めたものの続く34thシングル「Monopoly」では遠藤さくら賀喜遥香のダブルセンターになっており波に乗れていない(井上和は34thも選抜入りしたがポジションが後退した)。



5期の伸び悩みは、要となるメンバーがいないことだ。できれば井上和を要にするのが望ましい。


  6期加入なら5期がヤバい

5期が伸び悩む状況のまま2024年は、6期オーディション開催が予想されている。波に乗れない5期にとっては6期に逸材がいるとかなり厳しい事態も起こり得る。


  逆転を許す?

櫻坂46の3期メンバーの破竹の勢いも乃木坂46にとっては逆風。





昨年の櫻坂46は、セールスでは乃木坂46よりは少ないが、明らかに勢いがあった。



紅白返り咲きで勢いに乗った櫻坂46は、今春に全国アリーナツアーを開催し夏には更なる大規模なツアーに繋がる可能性が予想されている。


  ラジオは打ち切りラッシュか?

早川聖来のパワハラ発言が思わぬ波紋となりラジオの打ち切りに発展する可能性が出てきた。


 JO1昇格なら乃木坂ANN終了

オールナイトニッポンは、今春改編で水曜の改編が予想されており水曜ANNXのJO1の昇格(昇格先は水曜ANNか水曜ANN0)と毎月最終土曜ANN0の松田好花が週1化(同時に水曜一部の日向坂46ANNまたは水曜二部の日向坂46ANN0に改称)が濃厚。


日向坂46が一部でJO1が二部

  • 水曜一部:日向坂46のANN
  • 水曜二部:JO1のANN0

JO1が一部で日向坂46が二部

  • 水曜一部:JO1のANN
  • 水曜二部:日向坂46のANN0

どちらにせよ2019年4月から放送されてきた乃木坂46ANNは、佐久間宣行ANN0とともに今春改編で終了は避けられないだろう。


 らじらーは新年度編成次第

「らじらー!」は、NHKの新年度番組基本編成(2月頃に発表)に番組名が記載されていなければ終了が正式決定する。また番組は存続しても藤森慎吾の番組卒業で乃木坂も卒業(新年度から別パーソナリティに交代)という可能性も否定できない。


2023年は、「一つの時代の区切り」。2024年は、櫻坂46の背中を意識しなくてはいけないだろう。