2022年最終節のRAKURAI馬とTAREKATSU馬の結果発表です




  2022年最終節の対象レース

2022年最終節のRAKURAIおよびTAREKATSU対象レースは次の通り。

  • 中山大障害(土曜・中山10R)
  • 阪神カップ(土曜・阪神11R)
  • 有馬記念(日曜・中山11R)
  • ホープフルS(水曜・中山11R)

  2022年最終節のTAREKATSU馬

2022年最終節のTAREKATSU馬は次の通り。




2022年最終節は有馬記念以外は予想なし。


  2022年最終節のRAKURAI馬

2022年最終節のRAKURAI馬は次の通り。



2022年最終節はホープフルステークスの予想なし。


  中山大障害の結果

今節最初の重賞は、中山競馬場で行われた中山大障害。



今年の中山大障害は、絶対的王者だったオジュウチョウサンの引退レース。



RAKURAI馬はこのレースで引退するオジュウチョウサン。




レース結果

  • 1着:⑨ニシノデイジー
  • 2着:⑪ゼノヴァース
  • 3着:⑦マイネルレオーネ

五十嵐雄祐が騎乗した5番人気のニシノデイジーが優勝。2着がゼノヴァース、3着がマイネルレオーネ。なお、アサクサゲンキが競走中止となり全馬完走とはならなかった。



RAKURAI馬のオジュウチョウサンは6着でラストランを終えた。前走の東京ハイジャンプの惨敗から巻き返すことはできなかったが、ラストランも完走できた。


  阪神カップの結果

2022年の阪神競馬場で行われる最後の重賞は阪神カップ。



RAKURAI馬はラストランのダイアトニック。




レース結果

  • 1着:⑭ダイアトニック
  • 2着:⑱グレナディアガーズ
  • 3着:③ラウダシオン

岩田康誠が騎乗したRAKURAI馬のダイアトニックがゴール前でグレナディアガーズを差し切り優勝。2着にグレナディアガーズ、3着がラウダシオン。



今年最後の阪神競馬場のRAKURAI馬は、見事な差し切り勝ちで全日程を終えた。



  有馬記念の結果

2022年最終節注目のレースは、6年ぶりのクリスマス決戦となった「中央競馬の総決算」こと有馬記念。



 今年の展開予想

今年の中央競馬は、平地G1レースで1番人気が苦戦を強いられている。


前節の朝日杯フューチュリティステークスは、1番人気だったドルチェモアが勝ったもののようやく今年の3勝目。


有馬記念の結果次第では、単勝1番人気の「年間勝率ワースト更新」という不名誉なデータが更新される可能性があった。




 最終的な単勝1番人気は?

最終的な単勝1番人気は、今年の秋天(天皇賞・秋)を制したイクイノックス。仮にイクイノックスが負けると平地G1の1番人気の「年間勝率ワースト更新」ということになる。



RAKURAI馬はイクイノックス。TAREKATSU馬はボルドグフーシュと復活が期待されるエフフォーリア。





レース結果

  • 1着:⑨イクイノックス(RAKURAI馬)
  • 2着:③ボルドグフーシュ
  • 3着:⑤ジェラルディーナ
  • 4着:②イズジョーノキセキ
  • 5着:⑦エフフォーリア

C.ルメール騎乗の単勝1番人気でRAKURAI馬のイクイノックスが直線で抜け出し優勝。2着は6番人気のボルドグフーシュ、3着が3番人気だったジェラルディーナ。


スタートから先行したタイトルホルダーは、直線で失速して馬群に沈み9着。復活が期待された前年優勝のエフフォーリアは5着に終わり有馬記念連覇はならなかった。



レースは、ファン投票1位だった2番人気のタイトルホルダーが先行する展開で進むも4コーナー付近からタイトルホルダーの勢いが止まる。タイトルホルダーに代わってRAKURAI馬のイクイノックスが先頭に立つとその後はボルドグフーシュらを引き離し1着でゴールした。今年の有馬記念は、RAKURAI馬のイクイノックスの優勝で終わりスタートから先行したタイトルホルダーは、直線で失速して馬群に沈んだ。


 今年の有馬記念は

今年の有馬記念で達成されたのは次の通り

  • 3歳馬の秋天優勝馬が優勝(通算3頭目)
  • 父子制覇(父はキタサンブラック)

今年の有馬記念は、昨年に続いて秋天(天皇賞・秋)を制した3歳馬(クラシック馬)が制覇。秋天を制した3歳馬の有馬記念制覇は、2002年のシンボリクリスエス、昨年のエフフォーリアに続いて3頭目となった。


3歳馬の秋天と有馬記念の優勝馬

  • 2002年:シンボリクリスエス
  • 2021年:エフフォーリア
  • 2022年:イクイノックス

イクイノックスはキタサンブラック産駒。キタサンブラックは、2017年の有馬記念を制しており父子での有馬記念制覇となった。


 ルメールは有馬記念3勝目

イクイノックスの優勝に導いたC.ルメールは、3度目の有馬記念勝利ジョッキーとなった。しかも勝利ジョッキーとなった年はクリスマス決戦。前回の2016年は、サトノダイヤモンドに騎乗してイクイノックスの父だったキタサンブラックをゴール前で撃破。今回はキタサンブラックの子で有馬記念を制する形となった。



ルメール騎乗の有馬記念優勝馬

  • 2005年:ハーツクライ
  • 2016年:サトノダイヤモンド
  • 2022年:イクイノックス

来年の有馬記念は、クリスマスイブ決戦だが、次回のクリスマス決戦は、閏年の関係で2033年。


 呪い炸裂

タイトルホルダーを本命にした「画伯の呪い」と「粗品の呪い」はともに撃沈。




タイトルホルダーが馬群に沈みハズレ。タテ目の結果に。


「粗品の呪い」は、タイトルホルダーが馬群に沈みハズレ。


 TAREKATSU馬の結果

ボルドグフーシュは2着、エフフォーリアは5着に終わった。


 RAKURAI馬の結果

イクイノックスは見事に1着となった。





 1番人気の平地G1年間ワースト?

有馬記念は、1番人気だったイクイノックスが人気に応え今節での年間勝率ワースト更新は回避。


しかし「年間勝率ワースト更新」にリーチの状態に変わりはなく次節のホープフルステークスで1番人気が負けると1986年以降では、1992年と1995年の年間勝率を下回ることが確定する。


  ホープフルステークスの結果

2022年の中央競馬最後のG1レースは、2歳馬頂上決戦のホープフルステークス。



このレースは、RAKURAI対象レースではないが、1番人気の「年間勝率ワースト」更新の可能性があった。



 最終的な単勝1番人気は?

最終的な単勝1番人気は、ミッキーカプチーノ。仮にミッキーカプチーノが負けると平地G1の1番人気の「年間勝率ワースト更新」ということになる。




レース結果

  • 1着:⑪ドゥラエレーデ
  • 2着:⑧トップナイフ
  • 3着:⑮キングズレイン
  • 4着:①ファントムシーフ
  • 5着:⑱ミッキーカプチーノ

ムルザバエフ騎乗の単勝14番人気のドゥラエレーデが優勝。2着は7番人気のトップナイフ、3着が6番人気だったキングズレイン。


上位人気馬は、ファントムシーフの4着が最先着。三浦皇成騎乗のガストリックは見せ場を作れず16着惨敗。


ホープフルステークスがG1に昇格してから過去5回は上位人気が制していたが、今年は単勝14番人気の超人気薄が優勝。2着と3着も人気薄が入り昨年までとは一転して波乱決着となった。




ドゥラエレーデの単勝は90倍超で今年の平地G1での払戻金が最高額となった。


なお、単勝払戻金は1986年以降の中央競馬G1では歴代10位となった。




 1番人気年間勝率ワースト更新

ホープフルステークスの1番人気だったミッキーカプチーノは5着に終わり1986年以降の「平地G1競走の1番人気馬の年間勝率ワースト」を30年ぶりに更新した(1995年は1992年と同率)。



年間勝率は1割6分7厘。



年間連対率は2割5分で1995年と並びワーストタイ、年間複勝率は3割3分3厘だった。


2022年の中央競馬平地G1の1番人気は、年間勝率が1986年以降ではワーストを更新した。




  最終節のTAREKATSU馬の結果

ボルドグフーシュは2着に終わった。



最終節の結果

  • 日曜・中山11R:2着(ボルドグフーシュ)

  最終節のRAKURAI馬の結果

中山大障害は6着。阪神カップと有馬記念は、見事に1着だった。2022年最終戦だったホープフルステークスは予想がなかったため棄権。



最終節の結果(ホープフルSは予想なし)

  • 土曜・中山10R:6着
  • 土曜・阪神11R:1着
  • 日曜・中山11R:1着

今年のRAKURAI馬の重賞通算成績(確定版)

  • ①着:27
  • ②着:23
  • ③着:24
  • ④着:9
  • ⑤着:10
  • 着外:54
  • 除外:1
  • 中止:0
  • 棄権:6

今年の最終節は、阪神カップと有馬記念の連勝で締めくくったが、相変わらず掲示板に載らない着外が目立つ1年だった。


2022年のRAKURAI馬は、函館競馬場と小倉競馬場で久々に勝利も札幌競馬場と福島競馬場が未勝利だった。


  2023年開幕節の対象レース

今年の全日程が終了。


2023年開幕節は、中山競馬場と中京競馬場で4日間開催となる。中京競馬場で発走合図となる「西日本主場ファンファーレ」が鳴るのは2023年がひとまずラストとなる。


2023年開幕節の重賞競走は、発走時刻の早い順に次の通り。

  • 中山金杯(1/5・中山11R)
  • 京都金杯(1/5・中京11R)
  • シンザン記念(日曜・中京11R)
  • フェアリーS(月曜・中山11R)

2022年最終節は、中山大障害が6着に終わったものの阪神カップと有馬記念が1着になって締めくくったRAKURAI。2023年開幕節は、本命馬が勝って終われるだろうか。