少し前の朝日新聞の
コラム「多事奏論」の
編集委員、高橋純子さんの記事は
面白かった。
まずは
近頃の若者が
「思想強め?」と
発したことに対し、
「……♪坊や、
いったい何を教わってきたの?」
のあの山口百恵の歌の歌詞を
出してきた。[拍手]
そして、
メインとして
取り上げたのが、
私たちの国「日本」は
「ニホン」なのか?
「ニッポン」なのか?
「ニッポン」と発する時というのは、
バレーボールでも
サッカーでも
国際大会において、
私たち日本人が
日本代表を応援する時など、
私たちの国の代表が
外国チームに
[勝ってほしい❗]と
強く願う時である。
私は
戦前、戦中のことを知らないが、
太平洋戦争に向かう時代や
太平洋戦争中も
とにかく
勝つ必要があり、
「ニホン」よりも
力強い発音の
「ニッポン」という言い方の方が
強かったのかもしれない。
気になって
スマホで
いろいろ
チェックしてみると、
昭和9年(1934年)の
文部省臨時国語調査会では
「ニッポン」を決議したそうだが、
政府では採択されず、
その後も
正式決定のないままに
今日に至っているとかで、
基本的に
どちらでも
かまわないという
実に実に
日本的な
日本らしい
日本人らしい
[ファジー]なところに
落ち着いているようだ。
大昔の「ヤマト」、「ヒノモト」が
奈良時代には「ニホム」となり
室町時代には
東国では「ニッポン」、
西国では「ニホン」と
言われることが
多くなった………との
記述もあった。
けれども、
江戸では[ニホンバシ]、
大阪では[ニッポンバシ]で、
えっ?
東国と西国の言い方とは
逆である。[はて?]
ちなみに、
あの毎日目にしている
お札は
[NIPPON]と印刷されてあり、
「ニッポン」だよな………(笑)