オードリーの恋、フランチェスカの恋。[No.3725] | 近江の物語を君に捧ぐ

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近江を舞台に、近江に生きる人を主人公にした小説をひたすら書き続けている近江人、木村泰崇のブログ。

ここのところ、

毎朝、再放送の

「オードリー」を見ていると、

なんとも言えない気持ちになる。


それは

とても

心地よい。


ヒロイン(岡本綾)、

18歳のオードリーの

まっすぐな恋が

眩しくてかなわない。(笑)


好きになった男に対して

何事も恐れず

誰をも恐れず

少しも揺らぐことなく

突き進んでいく……



若い人の恋は

だから

文句無しに

素敵だ。



そんなオードリーの恋に

魅せられている日々の中で

いわゆる

ミドルエイジの

男と女の

わずか

4日間の恋を描いた

「マディソン郡の橋」を見た。


「マディソン郡の橋」を

見るのは

おそらく

4度目か5度目になる。


「マディソン郡の橋」は

まずは

ロバート・ジェームズ・ウォラーの

小説が出た時に

(私が三十代の頃だ)

読んだ。



それから

しばらくして

クリント・イーストウッドが

メガホンをとって

映画化された。


小説で

まず泣いた。(笑)


それから

映画をはじめて見た時も

二度目に見た時も

恥ずかしながら

泣いてしまった。(笑)



私も

年を取ったのか、

4度目か5度目となる

今回は

泣くこともなく、

けっこう

冷静に

見ていた。(笑)



カメラマンの男が

フランチェスカ

(メリル・ストリープ)

が夫と2人の子どもと住み暮らす

アイオワ州の田舎の村に 

やって来て、

男とはじめて会い、

じっと男を見ている

その出会いの場面の

フランチェスカの顔が

たまらなく

いい❗❗















心引かれ出す

ざわざわした思い、

好きになりはじめた

喜びが

ナチュラルに

ほのかに

そこはかとなく

顔に

出ている❗❗








その

恋しはじめた

メリル・ストリープが

最高に

たまらなく

可愛いこと❗❗


ミドルエイジも

恋をすると

18歳のあのオードリーに

戻るんだ。(笑)


この辺りの

メリル・ストリープの表情、

素晴らしい。


やっぱり

メリル・ストリープは

いい女優である。




私は

この頃、

人が人を好きになり

そして

人が人に「好きだ」「好きです」と

ありったけの勇気を

振り絞って

告白する場面を

目にすると、

涙が

溢れてくる。


告白という

この実に

シンプルきわまりない

人間の言動に

なぜ

感動するのだろうか?


そして、

人が人を好きになるのを

目にすると、

美しく

美しく

美しく

感じられるのは

どうしてなのだろう?


「生きる喜び」

………そんな言葉が

連想される。




恋は

最高に

素敵だ。



オードリーの恋。


フランチェスカの恋。



あなたは

今、

恋をしていますか?