日本の市区町村は消滅していく……[No.3692] | 近江の物語を君に捧ぐ

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近江を舞台に、近江に生きる人を主人公にした小説をひたすら書き続けている近江人、木村泰崇のブログ。

先日、

あのいわゆる将来の「消滅都市」の

数字が発表された。







2050年までに

20代、30代の女性人口が

50パーセント以上消滅するであろう

市区町村の割合の

都道府県別の

グラフが

朝日新聞の一面には

載っていた。


秋田県、青森県、山形県、岩手県、和歌山県

がそのワースト5であり、

減少率が低いところに、

沖縄県、東京都に次いで

わが滋賀県が

奇跡的にも

入っている。(笑)


それにしても

日本の市区町村の4割が

消滅してしまう可能性がある

という恐ろしい数字である。



京阪神のベッドタウンである

わが滋賀県は

大津、草津、守山、栗東などの

いわゆる湖南エリアの

がんばりだけで

なんとか

沖縄県とか東京都に

続いているだけで、

私なんかが暮らす

湖東、湖北、湖西のエリアは

人口は

確実に

減っている。



しかし、

その同じ日の朝日新聞の

滋賀版には、

滋賀県の

市町村別のグラフが

載っていて、

ちょっと

驚いたことに

湖東に位置する

私のふるさとが

20代、30代の女性人口の

減少率では低レベルながら

けっこう健闘している。(笑)







わがふるさとは

県内で唯一

自然増減の数字では

マイナスじゃなくて

プラスである。(笑)



私には

信じられない❗

まったく

信じられない❗


私のふるさとの「町」は

私が小学生の頃は

軽く1万人を超えていた。

それが

今や

7千人余りである。

私の母校の中学校は

私の頃は

1学年4クラス、5クラスあったのに

今では1学年2クラスである。


ホントに

ホントに

わがふるさとは

人口の面では

優等生なのだろうか?


わがふるさとで

家が人が

増えているのは

いわゆる

新しくできた

ニュータウンだけ、

昔ながらの「自治会」のない

ニュータウンだけである。


一昔前の

香港のような

自治会なしの特別区のみで

人口は増えていて、

旧市街の

人口減少は

もう

確実に

現在進行形で進んでいる。

[というか、旧市街には

トシヨリだけが住んでいる❗]



………………



朝日新聞には

少し前、

こんな記事も

大きく出ていた。







2120年、

今から

ざっと100年後には、

日本の人口は

3千万人位になって

江戸時代と同じ位になると。


そして、

東京と福岡の

2都市に

その人口は集中すると。



…………………



私は

滋賀県の湖東地方の町に住み暮らしていて、

人がどんどん減っていくことを

本当に

肌で感じている。


家も店も

どんどん

なくなっていく。

人は

いなくなっていく…………