先日の雨の日曜日、
彦根銀座街の「グリルフレーバー」で
昼食を終えた私と妻は、
同じく彦根銀座街にある
平和堂本店
(今や西日本各地にある平和堂の
出発点、原点)
に久しぶりに入ってみた。
この今やもう
古びた
さびしげなビルが
平和堂本店、
平和堂1号店である。
(今、1階のフロアのみの営業)
この1階では、
滋賀県内ではじめてできた
エスカレーターを
止まった状態で
見ることができる。
幼い頃の私は
このエスカレーターを
幾度も
幾度も
うれしくて
乗ったものである。
このエスカレーターの前に置かれた
ポップを読みながら、
そうか、
この平和堂本店、
この彦根銀座街の
ジュニアデパート平和堂は、
昭和38年(1963年)に
オーブンしたんだ❗❗
と、再認識。
そして、
えっ❗❗
ってことは、
今ランチを食べてきた
「グリルフレーバー」さんの創業と
同じ年じゃないか❗❗
と、その偶然に驚いていた。
それで、
スマホを駆使して
いろいろと
調べてみた。
昭和38年(1963年)、
東京オリンピックの前の年である。
私は
保育園に通っていた。(笑)
この同じ昭和38年に、
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの
[近江ちゃんぽん]も
彦根銀座の裏通りにあった
「麺類をかべ」さんから
売り出されている。
さらに
私が実印を作った
彦根の判子屋さんの
[ヒコハン]さんも
創業は昭和38年だ。
さらに
さらに
テレビでは
彦根藩の井伊直弼を
主人公にした
NHKの第1回の大河ドラマ
「花の生涯」(原作は舟橋聖一)が
昭和38年に放送された。
また、
映画では
吉永小百合がヒロインとなり
彦根を舞台に撮影された
「青い山脈」が
昭和38年に公開されている。
……………調べれば
もっと
もっと
彦根と昭和38年のかかわりは
出てくるのかもしれない。
すごい、
彦根の昭和38年(1963年)は
恐るべし❗❗
である。
昭和38年、
ボブ・ディランが「風に吹かれて」を
発表した年。
坂本九の「見上げてごらん夜の星を」も
西田佐知子「アカシアの雨がやむとき」も
ザ・ピーナッツ「恋のバカンス」も
昭和38年。
手塚治虫の「鉄腕アトム」が
テレビで放送をスタートさせたのも
昭和38年である。
彦根がまさに[華]の時……………