ナイキ厚底シューズ禁止………? | 近江の物語を君に捧ぐ

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近江を舞台に、近江に生きる人を主人公にした小説をひたすら書き続けている近江人、木村泰崇のブログ。

箱根駅伝で
注目されたナイキの
厚底シューズ。



箱根駅伝の
8割超の選手が
ナイキの厚底シューズを
履いていたとのこと………






スポーツと
その用具の問題は
昔からある。

私が
中学校の野球部にいた頃、
二年生の時だったか、
監督さんが
「これ使ってみいひんか?」
と、金属製のバットを二本
持ってグランドに現れた。

私たちは、
それまで
バットといえば
当然のことながら木製であり
金属のバットなど
ありえないものだった。

なんかバランスが悪い………というのが
私がはじめて金属のバットを
振った時の感想で、
私は、中学校の野球部を
引退するまで
ずっと頑固に
練習試合も公式試合も
木製バットを使っていた。

今から思えば、
どうしてより飛距離の出る
金属バットを
使わなかったのだろう?
と、後悔しきりである(笑)。


あれから時代は流れ
いつのまにやら、
金属バットは定着した。
(高校野球ではもう
欠かせないものとなっている)


息子が
小学校の時、
学童野球をやっていた頃、
同じ金属バットでも
ビヨンドとかいう
より飛距離の出る
バットが出回っていた。
(息子といっしょに
ビヨンドのバットを
買いに行ったことが
思い出される)

…………バットひとつとっても、
時代とともに
科学技術の進歩とともに
もう
どんどん
いろんなものが
出てくる。


陸上のシューズが
どんどん
進歩して
新しいシューズが
次から次へと
出てくることは
これはもう
仕方のないことだ。

というより
当たり前のことで、
止めようがなく、
それに
ストップをかけることの方が
不自然な気がする。


もし
厚底シューズが禁止となっても、
今度は
また違った進化を遂げた
まったく新しいシューズが
登場してくる気がする。


すると、
また
そのシューズも
禁止となるのか………?