中国に来て100日が過ぎた。
こっちに来てから、生活様式、文化の違いで戸惑ったり、不思議に思ったりすることがある。
その一つがひまわりである。
なぜ中国人は暇さえあればひまわりを食べるのだろうか?
中国では路上やスパーで安く買うことができ、多く目にする。
日本ではハムスターの餌として認識されているが、中国ではみんなが好んで食べる。
人を待っているときや食事の前、電車の中
ヒマな時にはひまわりという感じだ。
しかもそれを下に落とすため、ひまわりの殻の残骸が・・・
本当にひまわりが好きなんですね。
毛沢東も文化大革命の際に「ひまわりは中国人民のシンボル」と語ったくらいである。
しかし、マナーは守ってほしいかな。
そんなに大量に食べるひまわりにはどんな効能があるのだろうか?
少し調べたので書く。
ひまわりの種はリノール酸を多く含む良質の脂質やたんぱく質、カリウム、ビタミンB1、Eが豊富に含まれており、健康食品といえる。
アメリカでも、生活習慣病の予防や高血圧・貧血予防、脂肪燃焼、若返りなどの効果が期待できると知られているようだ。
カリウムも多く含まれているため、ナトリウムの排出を抑え、塩分を抑える。
しかし、中国では大量に食べることと食事自体の塩分が多いこともあり、生活習慣病は減っていないようだ。
2億人が生活習慣病にかかっており、1億人が糖尿病にかかっているというデータがあるくらいだ。
まぁひまわりの種自体は健康のためにはいいとされている。
日本でもインターネットや自然食品の店では入手できるので、毎日適量(スプーン1杯程度)を食べてみてはどうだろうか?
私も二年後に日本に帰って中国人のようにひまわりを食べてるかもしれない。