2024年 長良川サツキマス釣行記 ③ | サツキマス                      

12日(日)早朝、前日の余韻が残る釣り場へ入る。

辺りには誰も居ない、一番乗り、気持ちも高揚する。

 

Yさんが来た、何時もより早い、やる気満々だな。

 

明るくなるのをただ、待つ、焦りは禁物、はやる心を押さえる。

Yさんが釣り始めた、よし、俺も!

 

昨日と全く同じポジション、ルアーも同じツインクルスプーン。

ダウンクロス気味にキャストを繰り返す。

 

水中に隠れた岩があり、その真後ろで昨日はヒットした。

今日もねらいはそこ、この水位がベスト、深いと攻めきれない。

これより浅いと、岩にルアーが引っ掛かる危険もある。

 

昨日と全く同じラインをトレースしていると、同じ場所で、強い引き込み!

 

「来たぁ!」

 

完全に狙い撃ち、気分も最高だ!

 

昨日の40近いサツキは、物凄い引きが強く、壮絶なファイトになった。

今日は、それに比べると、大したことないが、油断は禁物。

流れは強い、フルダウンでのファイトは、流れの力を借りた相手に優位に働く。

バレてしまうことも多い、何度かやられてしまった事もあった。

 

流れの中でウェ=ディングしていて、こちらには逃げ場や、暖流帯はない。

少々強引なランディング、寄ってきた、相手はギンギンのサツキマス!

インスタネットを引き抜く、足元でドラグを鳴らし、大暴れ!

緊張が走る、膝がガクガク震える、ヤバイ!

左手で強引にリフトアップ、右手でネットを極限まで伸ばし、サツキを追う。

 

「入った!」

 

 

「よっしゃぁ~!」

 

思わず大声で叫んでしまった、サイズは38、昨日の奴よりひと回り小さいが、満足。

これで今年三本目、ここ数年、厳しい長良川であったが、多くのアングラーも手にしてる。

後にYさんに、小言を言われて、恐縮する、突然大声出したので、相当驚いたようだ。

まだ5時前の出来事だった、次回は叫ばないよう、魂を押さえなくては。

 

もう目的を果たし、釣ったサツキを、会長からもらった穴の開いたビニール袋に入れてみる。

通常は、生け簀を作って入れるか、ストリンガーに掛けておくのだけど。

魚体に何も抵抗がないので、写真を撮った後、リリースするにはいいかもね。

暫く、色々なミノーを投げたり、アイを調整したりして遊んでいた。

その後、今期話題の、ティモンの流芯ノッカーカギロイに強い当たり、しかしフックオフ。

油断していたのが悪かった、残念。

写真や動画の撮影は生け簀に入れてから、今回も有難く刺身で頂くことに、合掌。

連夜のグレンファークラスは、【スナックさつき】にて。

グレンファーに芳香あれ、サツキには成仏あれ、乾杯!

 

 

タックル

 

ロッド : ウエダTSSー77ti

リール : 05イグジスト2508R

ライン : ナイロン8lb

ルアー : ツインクルスプーン9.5g

フック : オーナーサクラマスSP