GW遠征釣行、午前中はルアーで攻め、夕刻はフライマン、リアル二刀流(笑)
シングルハンド・シューティングヘッドのセッティング。
去年、九州から、フライマンM氏が来て、美濃のフライマンF氏と三人で釣りをした。
俺はルアーマンだが、次回は、フライロッドを持って三人で並んで釣りをしようと約束した。
M氏は、スペイのフライマン、シングルロッドは、もう使わないと、俺に譲ってくれた。
そして、初春、私は、フライキャスティング練習開始した、三人並んで釣るために。
シューティングヘッドを使ったキャスティングは未経験だが、源流や、渓流で、ドライの釣りは経験していたので、全くの初心者ではないのが幸いだった。
で、本日ウェットフライ・シューティングヘッドで、フライデビューなんです!
午前中ルアーで、十分楽しんで、温泉、ビールで乾杯!
その後、キャンプ地でテントも張り終え、準備完了。
夕刻、F氏と二人ポイントに入ります、いい雰囲気です、手にしているのは、フライロッド。
ここまで来るのにキャス練二度、F氏の指導を受け、何とか形になりました。
三人並んで釣るため、実戦の予行演習はF氏の提案、そして今回の釣行です。
キャス練と違い、フィールドでのキャストは、中々思うように行きませんねぇ~
流れで沈むシューティングヘッド、流れで負荷がかかるバッキングライン、バックキャストでラインを綺麗に持ち上げられません。
腕力で強引に竿を振ってもダメです、力むと尚更ラインが伸びません、初心者の陥る所業。
でも、徐々にキャス練を思い出し、ラインがシュート出来るようになってきました。
なるだけ少ないフォルスキャストで、ラインを放す、また、ダブルフォールも重要な作業。
後ろから見ていたF氏から指導、メインディングと、ラインの流し方を修正。
ドライだと、ライン回収、ウェットだと、ラインをたぐりながら誘う、ルアーに近い感覚。
釣れる予感、案の定、ウーリーバガーを流し切ったところで、強い魚芯!
「ヒットぉ~」
何度もジャンプして楽しませてくれのは、レインボー、引きも強い、何よりも楽しい。
笑いながらネットイン、F氏とガッチリ握手、ありがとう!
大昔、源流で、ドライ専門、イワナ、アマゴを釣っていた自分、でも、目が悪くなり、フライが見えなくなり、更に足腰がへたり、沢で転ぶことも多くなり、行く事もなくなった。
完全にルアーオンリーになり、サツキや、レインボー主体に狙い、相当な年月が経つ。
まさかこの年で、フライを、それもパワーウェットで、シューティングヘッドで復活するとは。
その後、放流物のチビがヒット!
続けて、レインボーがヒット!
これも良く飛んで、十分楽しませてくれた。
ルアーより、フライの方が、ロッドが長く柔らかい分、魚の引きは堪能できるものだ。
ただ、ウェットの流し方、立ち位置、ラインの操作は、ルアーに通じることも多い。
F氏は、キャスティング能力の違いは、釣果に直結すると言うが、まさにその通り。
フライラインを遠くに確実にシュート出来なきゃ、釣りが成立しない、自ら経験して分かった。
大淵の上流からは、フライを流し込んで、フルダウン方法も試す、今度はウグイがヒット。
流し込みもアリだなぁ、状況に応じた攻め方も覚えなきゃ、やはり実戦じゃないとダメだな。
薄暗くなってきた、気になる場所があるので一人移動、F氏は浅場へ。
夕刻、何度もライズしている光景を見ているので、攻めてみるが、流れが薄く渦巻いている。
ウェットよりも、やはりドライでの方がいいポイント、次回はドライで攻めてみるか。
まぁ、今日はこれ以上欲張る必要もない、もう暗い、楽しみは次回にとっておこう。
本日、ウェットフライデビューを果たした、充実した一日だった。
その後、テントで、二人乾杯したビールは格別だ、次回は三人。
遠方より来るM氏と、美濃のF氏、そして俄かフライマンの俺、三人並んで釣る日は近い。
昔、WF6番ロッドで、本流や、ダム湖のBWで、ウェットや、ストリーマーで釣るべく準備していた、過去の遺産がここで生きてきた。
ロッドは処分してしまったが、オービスバテンキルと、当時巻いたフライは残っていたのだ。
今回用意したのはシューティングヘッドの7Fと、タイプⅡだが、7Fを使った。
ウェッドフライは、今ではドロッパーが主体らしいが、トラブル回避で一本針で。
リールは、M氏から頂いたCFOⅣと、バテンキルだが、CFOはⅣ本番用、次回だ。
タックル
ロッド : セージ790DS
リール : バテンキル5/6
ライン : STー7F
リーダー : 0X12ft
フライ : ウーリーバガー