伊勢白山道より
以下転載
今年の映画の中にも、元大統領が制作に関わったと言われます映画「終わらない週末」を始めとして、告知映画、国策映画と思われるものが幾つか有るようです。
私は時間が無いので映画を見ていませんが、それぞれの視聴者感想を読んで視えている光景が有ります。
それはまさに、「2024年からの世界」の注意点を示唆していると感じます。
浮かんで来る光景は、
(1)すべては、情報の遮断から始まる。
ということです。長期の停電をするだけで、完全な情報の遮断が発生します。
スマホが機能しない世界での生活に、特に若者たちは戸惑うことでしょう。
そして、全ての仕事と交通機関が、電気が無いために停止します。
人類は何をすれば良いのか? 生活が停止することでしょう。
以上は停電が無くても、ネットが長期で遮断すれば、すべての仕事はまず一時停止に入ります。
人類が、いかに大自然から離れた生活をしていたかの体験が、長期停電、ネット遮断から始まります。
高層マンションに住む場合、停電は死活問題に成ることでしょう。
(2025年までに太陽フレアによる停電を、日本も総務省から注意を出しています)
そして、長期停電から始まる人類に起こることは、
(2)疑心暗鬼による人間関係の破壊です。
電気が止まるだけで、検索も翻訳も出来ない、電話で通訳を頼むことも出来ない環境は、
・ 人種間の言葉の壁を作り、
・ 異国の隣人同士では、誤解が誤解を呼び揉め事が発生する。
・ 何も問題が無くても、言葉が通じない者同士は、戸締まりを強化して何かを準備し始めることを映画は示唆しています。
そして、映画の合間に、自然界の動物たちを映すことによって示唆されますことは、
(3)神様は何度も人間にサインを出していた。それでも人間は気付かなかったから、もう知らない。
ということです。
問題は、(2)の疑心暗鬼です。
【疑心暗鬼】(ぎしん あんき):疑いの心があると、なんでもないことでも怖いと思ったり、疑わしく感じること。
人類が核戦争で滅ぶとすれば、その原因は「ただの疑心暗鬼が始まり」だったというオチを私は感じます。
疑いの深さからあらぬ妄想にとらわれることは、「撃たれる前に撃て」という妄想が原因に成ると私は夢想します。
女性ならば、浮気されるぐらいならば、先に離婚してやる。
という感じに注意でしょうか。 苦笑
そこで、もし核戦争を止めるとすれば、それは日本の意外なことが止めると夢想します。それは、
・ 日本は、攻撃をされない限り、反撃が出来ない憲法の国であること。
・ 日本は、必ず先に被害を受けることが確定している国。
・ 日本には、「撃たれる前に撃て」は有り得ないことが、他国に安心感を与える。
・ だから日本は、無難に進む可能性が高い。
日本の救世主の正体は、意外なものであり、「先制攻撃を放棄していること」かも知れません。
つまり、「撃たれる前に撃て」こそが、悪魔の洗脳であり、悪魔の誘惑の言葉であり、これからの人類のキーワードです。
日本は最初から「撃たれる前に撃て」を放棄していることが、幸いに成ると夢想します。
今年の映画に見られる特徴は、国家内でも疑心暗鬼からの誤解が生じての民間の自己武装と「内戦」が示唆されています。
疑心暗鬼は、自分が住む国さえも破壊してしまう誘導を起こすということです。
これは、個人にも言えることであり、心が病みだすと、
・ 他人を疑い出す。
・ 何でも結び付けて過剰に心配したり、怒り出すことが有る。
こういう気配を自分で感じれば、休むことを参考にしてください。
映画が出すヒント、
・ 停電。
・ 疑心暗鬼。
・ 個人の心も、国家も、内側から壊れる可能性。
来年は、このキーワードに注意して、その中を楽しく生きましょう。