どうも、今日は雨なので休みにしたyasudaspeedです。
青空製材所が止まると、その後が全部止まります…。
さて、家の中で掃除に明け暮れていた人はともかく、本題。
前回、
リアのブレーキシューを交換した続き。
マフラーや駆動系がない分、
フロントは簡単。
フロントから始めて「楽勝♪」と思ってリアに取り掛かると大変に思いますが、リアから始めてフロントに移ると「工具を出したついで」になります(笑)
まず着地状態で各部を緩めておきます。
24歳のプラスネジには勝てないのが最初からわかっていたので、あまり戦わずショックドライバーで一撃。
…では済まず3度目の正直でようやく緩みました。
エンジンでジャッキアップします。
カブはセンタースタンドを支点としたシーソー状態で、リアキャリアを手で押すとフロントが浮くバランス。
リアに比べるとフロントドラムは綺麗なモノでした。
前ユーザーはおそらくボトムリンクのジャッキアップを嫌って、フロントを握らずリアだけで止まっていたと思われます。
ただしハブベアリングが左右とも重くて、
応急処置でシールの隙間から添加剤&硬化したグリスの溶剤としてLSベルハンマーを入れ、
ラジペンでこねていたら少し軽くはなったのですが、今度はゴロゴロ言い出しました(←オイw)
デイトナのプロブレーキシューを組み付け、スピードメータードライブギアを戻して、
スピードメーターケーブル、ブレーキワイヤー(画像はまだ)を組みます。
着地させて本締めしたら、完成♪
動作確認とレバーとペダルの遊び調整で近所を回った程度ですが、まだ当たりも付いていないのにそれまでの純正より効きます。
翌日以降しばらく走ってみて、効き過ぎることもなく嫌なフィーリングは一切ないです。
コントロール性も含めいい意味で普通で、鳴きもありません。
ブレーキシステムとしてあるべき水準にようやく達したけど、なんで純正でこの位じゃないの?という感じ。
ちなみに、
足車兼貨物として使われているこの車にも、ブレーキバッドはディクセルのMタイプ、フルードは普通のDOT4が入っています。
信号待ちでブレーキペダルに足を乗せていて、エアコンのマグネットクラッチが入ってアイドルアップすると純正パッドでは停まっている前車に向かって発進するので、必要最小限です…。
よく「日本車はブレーキがダメだ」という人がいますが、鳴かない減らない低ダストを求めるユーザー層がアレな訳でして…。
ブログでもこういう機会がないと書かないし、リアルでも限られた人(そもそこういう話が出来る友達少ないw)にしか言ってないのですが、チューニングの第一歩はブレーキからです。
タイヤがまともなことが大前提ですが、まずはきちんと止まれるのが最優先。
そこから足回りのブッシュの1G締め付けやアライメントの見直し。
その後サスセッティングで意のままにコントロールできる方向(再度1G締め付けやアライメント含む)に持っていきます。
マフラー?ホイール?まずは普通に止まる曲がる走る土台に立ってから、どうぞご自由に好きにすればいいのです。
一般的には「走る曲がる止まる」の順番ですが、あえて変えて書きました!
おっと、久しぶりに車ブログみたいになってしまいました←設定ジャンルはクルマ・自動車w
とりあえず、今日のところはこの辺で。
(次回、明日晴れるかな)