PB13キャブレターオーバーホール AA01リトルカブ | yasudaspeed日記

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(2021.10.15 本格運用開始しました)

どうも、クリスマスもイブもチキンには縁がないと思っていたyasudaspeedです。

 

が、25日の夕食に食べたくて買ったのは、

 

 

砂肝の塩こしょう焼き…よく考えたらチキンでした(笑)

 

 

会計を済ませてから、「あ、ブログに食べないって書いたのにチキン買っちゃった…。」

 

さて、クリスマスにローストチキン(←違うw)を食べた人はともかく、本題。

 

 

前回、

 

 

キャブレターのオーバーフローでガソリン漏れ、スロージェット詰まりの続き。

 

真鍮のジェットをキャブクリに漬け込んでおいたら、

 

 

透明だった液が何故か青に…表面のサビと反応したのでしょうか。

 

ジェットを取り出すと、

 

 

お~底に何か生まれてる(笑)

 

 

0.3mmのステンレス線でコツコツと貫通。

 

続いてスロージェットの番手と同じ、

 

 

0.35mmでも貫通。

 

 

エアブローしてスロージェット復活!

 

 

23年前のモデルですが、近所のバイク屋さんで普通に部品が手に入りました。

 

同型のキャブレターは草刈り機や発電機など、たぶん今でも使われているんでしょうね。

 

左列がオーバーホールパッキンセット、上段がフロートニードルバルブとインマニOリング(O/Hキットに1つ入っていますが、インシュレーター前後に2つ必要)、右下がエアクリーナー/キャブレターのホース。

 

Amazonで新品のPZ19を買うより高くついていますが、純正古ノーマルの原状を確認したくてPB13をO/Hしていきます。

 

 

開通の儀を済ませたジェットと、新品のニードルバルブを組み付け。

 

これでオーバーフローが止まり、燃調が正常になることを期待。

 

 

見るからにヤバいフロートチャンバーパッキンは、

 

 

横から見ると張り出し(潰れ代)がまったく無い真っ平(笑)

 

 

新品にすると、ちゃんとガソリンをシールしてくれます。

 

 

インシュレーター/インマニのOリングも、

 

 

真っ平から復活。

 

 

キャブを組み付けて、燃料コックのOリングを交換したら、

 

 

燃料フィルターとその蓋のOリングも交換。

 

キャブO/Hとしてはここまでなのですが、

 

 

経年で半硬質プラスチックになっていて、キャブからの脱着が絶望的にしんどいエアクリーナーパイプも交換します。

 

 

内側からマイナスドライバーでチマチマと押し込んでいって、

 

 

古い方を脱。

 

 

外側は1周ぐるっと接着されていたので、古い接着剤を除去。

 

私が右手の人差し指だけ爪を長く伸ばしているのは、工具だから(笑)

 

 

ヒートガンでゴムを柔らかくして、ブローバイ(?)ニップルを新しい方に移植。

 

 

外側からマイナスドライバーで押し込み、

 

 

内側から内張り剥がしで引き込みます。

 

タイヤ組み替えとか、ピストンリング交換とか、そんなイメージ。

 

 

意外と時間がかかりましたが、今後の整備性を考えるといつやるの?今でしょ!

 

なんて言っていたら、

 

 

暗くなってきました。

 

完璧に戻し切っていませんが、細かい所は翌日に回して、

 

 

エンジン始動!

 

キャブO/H前もエンジンは一応かかりましたが、力なく細々とアイドリングしていました。

 

O/H後は音からして力強く、単気筒らしいパルス感があります。

 

 

 

 

軽く吹かしてみると、レスポンスも良好。

 

これ以上は実走でテストするしかありません。

 

 

とりあえず、今日のところはこの辺で。

 

(次回、公道デビュー)