どうも、クリスマスもイブもチキンには縁がないと思っていたyasudaspeedです。
が、25日の夕食に食べたくて買ったのは、
砂肝の塩こしょう焼き…よく考えたらチキンでした(笑)
会計を済ませてから、「あ、ブログに食べないって書いたのにチキン買っちゃった…。」
さて、クリスマスにローストチキン(←違うw)を食べた人はともかく、本題。
前回、
キャブレターのオーバーフローでガソリン漏れ、スロージェット詰まりの続き。
真鍮のジェットをキャブクリに漬け込んでおいたら、
透明だった液が何故か青に…表面のサビと反応したのでしょうか。
ジェットを取り出すと、
お~底に何か生まれてる(笑)
0.3mmのステンレス線でコツコツと貫通。
続いてスロージェットの番手と同じ、
0.35mmでも貫通。
エアブローしてスロージェット復活!
23年前のモデルですが、近所のバイク屋さんで普通に部品が手に入りました。
同型のキャブレターは草刈り機や発電機など、たぶん今でも使われているんでしょうね。
左列がオーバーホールパッキンセット、上段がフロートニードルバルブとインマニOリング(O/Hキットに1つ入っていますが、インシュレーター前後に2つ必要)、右下がエアクリーナー/キャブレターのホース。
Amazonで新品のPZ19を買うより高くついていますが、純正古ノーマルの原状を確認したくてPB13をO/Hしていきます。
開通の儀を済ませたジェットと、新品のニードルバルブを組み付け。
これでオーバーフローが止まり、燃調が正常になることを期待。
見るからにヤバいフロートチャンバーパッキンは、
横から見ると張り出し(潰れ代)がまったく無い真っ平(笑)
新品にすると、ちゃんとガソリンをシールしてくれます。
インシュレーター/インマニのOリングも、
真っ平から復活。
キャブを組み付けて、燃料コックのOリングを交換したら、
燃料フィルターとその蓋のOリングも交換。
キャブO/Hとしてはここまでなのですが、
経年で半硬質プラスチックになっていて、キャブからの脱着が絶望的にしんどいエアクリーナーパイプも交換します。
内側からマイナスドライバーでチマチマと押し込んでいって、
古い方を脱。
外側は1周ぐるっと接着されていたので、古い接着剤を除去。
私が右手の人差し指だけ爪を長く伸ばしているのは、工具だから(笑)
ヒートガンでゴムを柔らかくして、ブローバイ(?)ニップルを新しい方に移植。
外側からマイナスドライバーで押し込み、
内側から内張り剥がしで引き込みます。
タイヤ組み替えとか、ピストンリング交換とか、そんなイメージ。
意外と時間がかかりましたが、今後の整備性を考えるといつやるの?今でしょ!
なんて言っていたら、
暗くなってきました。
完璧に戻し切っていませんが、細かい所は翌日に回して、
エンジン始動!
キャブO/H前もエンジンは一応かかりましたが、力なく細々とアイドリングしていました。
O/H後は音からして力強く、単気筒らしいパルス感があります。
軽く吹かしてみると、レスポンスも良好。
これ以上は実走でテストするしかありません。
とりあえず、今日のところはこの辺で。
(次回、公道デビュー)