一昨日(5月23日)の居合稽古(前回と大して変わらん^ ^) | 茶の湯放浪記

茶の湯放浪記

田舎に住む、普通のサラリーマン茶人のおろかな日々を綴っています。
ご一笑頂ければ幸いです。
筆者は坊主頭ですが毛髪の事情によるもので、寺とは関係ありません。

今回頂いたアドバイスは、こんなん。
【刀法 四方切】
①右の敵の右肩口に片手で斬り付け、水月で止めるやいなや、刀はその位置で左の敵をしっかりと見て、振りかぶり、右足を踏み込んで両手で斬り下ろすんや。
②踏み込んだ右足はそのままに、刀の鍔を口元に引き付けつつ、正面の敵をしっかりと見るんや。
③まだ斬り付ける時、敵に対して爪先が真っ直ぐに向いてへんで。
(敵への「目付け」と斬り付け時の爪先は、癖と言うか、全ての業に共通の課題やなあ。)

【附込】
①残心の中段の手が前に伸びすぎや。鍔が左膝の少し前になっとかなアカン。それと踏み込む時の歩幅がせまい。残心の時の左膝の角度は90度やのに、大分狭いやろ^ ^

【浮曇】
①片手袈裟斬りの際、もっと重心を下げる。その時、右膝を左膝の裏に密着させて固定すること。

【瀧落】
立ち上がった時は、刀はそのままやで。敵が刀の鐺を掴んだ瞬間、柄を左に捻りながら下げて鐺を上げるんや。ほんで敵が鐺を握り直した瞬間、柄を右に捻りながら右胸元に引き寄せ、鞘を左足で隠すんや。

【棚下】
①棚から出た瞬間(前に伸ばした右足の踵に左膝が触れた瞬間)、上に向かって刀を抜き上げて振りかぶるんや。
②次の瞬間、右足でしっかりと踏み込んで斬り下ろすんや。


【惣留】

一刀目と二刀目は納刀しながら左足を右足に引き寄せるんやけど、その時の左足は右足より、ちょっと前に出ても、後ろに下がっててもエエで。ワシはちょっと前に出とるけど、やり易い方でやったらエエわ。


【行違】

前の敵の鼻柱を柄頭で上からどつく時に、手が前に伸び過ぎや。ほんで鞘を下げながら一旦右の爪先ごと横を向こか。ほんで後ろを向いた瞬間に左足の爪先も後ろの敵に向けて抜き切って、左足の爪先も後ろの敵に向けて振りかぶり、斬り下ろすんや。

(これを流れるようにスムーズやるのが、なんと難しいことか^ ^)