昨日の師匠宅の茶稽古(諸説ある筒茶碗の持ち方) | 茶の湯放浪記

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田舎に住む、普通のサラリーマン茶人のおろかな日々を綴っています。
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筆者は坊主頭ですが毛髪の事情によるもので、寺とは関係ありません。

筒茶碗の持ち方には諸説あるんやで、
自分の師匠の言う事やテキストに書いてある事だけが正しいなんて思うたら、つまらんし^ ^


筒茶碗は口が小さくて、胴が長いやん。

せやから、基本的には上から口を持って動かすやん。

茶杓が乗ってる時は、右手だけ上下を持つけど。


ほんで茶筅とうじの時は茶碗を少し斜めに倒したり、湯を棄てる時は茶碗の底を持って茶碗をひっくり返すし、茶巾で拭く時は底から先に拭いて、胴の内外を拭いた後、茶巾で茶碗を挟んだまま畳に置くやん。



ウチの師匠は「拭いた後でも、飲み口以外は上から持って良い派」

「拭いた後は、絶対に茶碗の口を触らない派」の先生もおられるけど、薄茶の入った茶碗の胴を持って出すのは、、、指が熱いわ💢

「茶碗の口の前後を持って出しても、回して飲まはるから大丈夫ですよ。ウチでは、そうして下さい。」

と微笑む師匠が好きやー。

(湯を棄てる時の底持ちは熱いけど🥵)


では、また。