先週の土曜日、横浜市鶴見区の鶴見図書館で、
私が所属する、NEXUS〜きずな〜の定期朗読会「大人のための朗読サロン」が開催されました
年内のNEXUSの朗読会は、今回が最後
メンバーの「今年の朗読会は、今日が最後です。」という挨拶に、
年末感が一気に襲ってきたのを感じました。
もう今年もあと少しですね。
さて、今回のラインナップは、
「とくべつな早朝」作・江國香織
「蜘蛛の糸」作・芥川龍之介
「飾り窓」作・立原えりか
「炎凍る」作・瀬戸内寂聴
そして、プログラムにはありませんが、
谷川俊太郎・作「生きる」を、メンバー全員で朗読しました。
メンバー５人で読む箇所を割り振って、ポイントポイントは全員で声を揃えて読む、という形で読みました。
一年の締めって感じが出て、結構好評でした
で、私が読んだのは、「とくべつな早朝」です。
前振りは、
ークリスマスを深夜のコンビニのバイトで過ごす事になった青年。
普段なら、何でもない事も、
クリスマスの夜となるとやはり特別で。。。
頭の中に、色々な思いがかけめぐるようですー
と、しました。
全文読んで９分程度、青年の頭の中で繰り広げられる独言で進んでいくお話です。
最後には、恋する若者世代ならではオチ
があります。（←言っている事が、よくわからないと思いますが、気になったら読んでみてください。）
頭の中で、愚痴ったり、考える事がコロコロ変わったり、思い出したり、の変化を、いかにわかりやすく、楽しく読めるかをポイントに読みました。
勧められた作品で、当初あまり乗り気でなかったのですが、読んでみたら工夫のしがいがあって面白かったです
次回は、来年１月港北図書館です。
コロナで開催見合わせから再開され以降、事前予約制で行ってきた鶴見図書館の朗読会、毎回、満席で開催させていただけた事、本当に感謝です。
足を運んでくださった皆様、心より御礼申し上げます。