2024年4月 福島県三春町のパワースポットをレンタサイクルで巡ってきました。
その ①八雲神社 ②華正院(馬頭観音堂) です。
JR三春駅には、ばんとうプラザという食堂兼土産物店が併設されています。売店の方に聞いたら、駅の反対側の駐車場が空いていれば止められる、ということで、行き方を教えてもらって止めてきました。土日だとダメだったかもしれません。
車を止めに行っている間に妻がレンタサイクルの手続きを済ませ、チャリで三春駅をスタートです。
駅から県道で市街地へ行くと、途中に陸橋があるので、一旦市街地とは反対側へ行って、踏切を渡って八島川沿いの道を、のんびりサイクリングしていきます。川向かいの桜はそろそろ見頃です。
県道28号に出て橋を渡った先に八雲神社があります。牛頭天王を祀っている神社なので、寄ってみることにします。
鳥居の脇に鉄棒とベンチがあるだけの小さな公園があり、チャリはそこに止めていきます。
石段を登っていくと小さなお社がありました。中は簡素で、祭壇に御幣が祀られていて両脇にキツネ。お稲荷さんのようですが、大黒様もいました。
お稲荷さんと向かい合うように八雲神社の拝殿が建っています。
本殿・幣殿には両側に窓があって、光が差し込んでいました。
本殿も拝殿も造りは非常に質素な感じです。
拝殿の左奥にも社殿がありました。中はお稲荷さんと同じような造りで、奥には御幣が見えましたが、手前には祭礼で使うボンボリやら何やらが雑多に置かれていました。
石段を下ってチャリに戻ります。
県道28号の坂道を上っていくと、馬頭観音の看板が見えてきます。県道から入ってすぐのところで突き当たり、民家の玄関先に華正院(馬頭観音堂)への参道の石段がありました。駐輪場がないので、参道の端っこにチャリを止めていきます。
石段を登っていくと、少し斜めを向いて馬頭観音堂が建っていました。現在の観音堂は文政5(1822)年に再建されたものです。坂上田村麻呂の愛馬を祀る為に創建されたお寺ですが、田村麻呂の苦境を救ったのが100体の小さな木馬で、これが三春駒の元になったと言われています。
観音堂のてっぺんには、馬頭観音を表す梵字「カン」が見えます。
このお堂は向拝虹梁が二段あって、その間に馬の彫刻がありました。
唐破風の下では、梁を支えている方がいました。
お堂の内部は、外陣と内陣の間に格子がはめられ、よく見えませんでした。
観音堂の前の桜は咲き始めでしたが、裏の枝垂れ桜は五分以上咲いていました。
馬頭観音堂のすぐ先の大きな屋根は光善寺で、そちらの桜は満開のようです。
【春の三春 ③④⑤:龍穏院・光善寺・高乾院】城下町のパワースポットをチャリで巡る夫婦旅 に続く・・・