【駿河の寺社 ④:静岡浅間神社(前半)】パワースポットを巡る夫婦旅 | 徒然なるままに山と歴史を・・・

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2023年7月 静岡県駿河地域のパワースポットを巡ってきました。

その1日目 ④静岡浅間神社(前半) です。

 

 

旅程

 【1日目】

   ①静居寺(14分) [島田市旗指]

   ②智満寺(42分) [島田市千葉]

   ③臨済寺(10分) [葵区大岩町]

   ④静岡浅間神社(60分) [葵区大岩町]

   ⑤伊河麻神社(3分) [駿河区稲川]

   ⑥御穂神社(7分) [清水区三保]

   ⑦三保松原(22分) [清水区三保]

 

    静岡市内 泊

 

   

 

臨済寺を出てから急に降り出した雨は、すぐに土砂降りになりましたが、遅めの昼食をとっているうちに、傘がなくてもいいくらいの小降りになりました。静岡浅間神社から再スタートです。総門の右奥の駐車場にはゲートがありましたが、無料でした。

総門の正面の石鳥居は丁字路の真ん中にあるので、くぐることはできません。

 

総門(国重文)の前には神部神社と浅間神社の社号碑が建っています。

 

神門をくぐるとすぐに、楼門(国重文)があります。隣接する回廊は修復工事中でシートが掛けられていますが、修復を終えた楼門は、文化13(1816)年に建てられた当時の美しい色彩が甦っています。

 

楼門の前に神厩舎(国重文)があります。草鞋を履いた白馬の右側に土間があり、左側には畳敷きの小部屋があります。

 

楼門の随神も色鮮やかです。

 

扁額には「当国総社 富士新宮」と書かれています。総社とは神部神社のことで、冨士新宮は浅間神社のことです。

 

楼門の内部にもきらびやかで細かい彫刻があります。

 

楼門をくぐると拝殿の手前に、文政3(1820)年に建てられた舞殿(国重文)があります。舞殿にも細かい彫刻がありますが、彩色はありません。

 

舞殿の後ろの大拝殿(国重文)は楼閣造り(浅間造り)で、文化11(1814)年に建てられ、神部神社と浅間神社の拝殿を兼ねています。

 

拝殿のすぐ前に舞殿があるので、拝殿は斜めからしか見ることができません。

 

拝殿の側面も彫刻がビッシリです。

 

拝殿の左側が浅間神社です。階段の上に柵があるので、近くへは行けず、天井絵も見えませんでした。

 

右側が駿河国総社の神部神社と、境内社の東照宮の拝殿になっています。

 

回廊の間から北側に抜けると、少彦名神社(国重文)があります。

 

極彩色の少彦名神社の蛙股には干支の彫刻があります。

 

少彦名神社の横の倉庫の奥には玉鉾神社がひっそりと建っています。

 

玉鉾神社から玉垣越しに拝殿の側面や回廊の裏側を見ることができます。

 

拝殿の後ろの本殿(国重文)は、鬱蒼とした樹木に囲まれていて、よく見えませんでした。

 

回廊に沿って南側へ行くと、社務所を抜けた奥に八千戈神社(国重文)があります。天保9(1838)年に建てられたものです。

 

八千戈神社も極彩色の彫刻が見事です。家康との関連が深いこともあって、屋根には三葉葵がついています。社殿の手前の中門も国重文です。

 

向拝の彫刻も細かく、全体的に金ピカな感じです。

 

縁の下にも金ピカの彫刻がありました。

 

 

駿河の寺社 ④⑤:静岡浅間神社(後半)・伊河麻神社 に続く・・・