2日目、まず最初に訪ねたのが、六郷満山の33の寺の中で、
数少ない曹洞宗のお寺、泉福寺です。

観音様に導かれ巡礼の旅へ-泉福寺

観音様に導かれ巡礼の旅へ-泉福寺

このお寺は1375年に田原氏能が無著妙融禅師を開山として
創建したと伝えられてます。
一時期はキリシタン大名の大友義鎮(大友宗麟)による焼き討ちに遭い、
開山堂、仏殿(大雄殿)のみを残して講堂等を焼失してしまったのですが、
その後、再興されたとの事。

観音様に導かれ巡礼の旅へ-泉福寺

ここのお寺の境内に入っての第一印象は、とても広く立派なお寺だと感じたのですが、
それもそのはずで、再興された後、江戸時代~明治4年迄は九州曹洞宗の
総本山として栄え、常住の僧侶が500人を越えていたそうです。
今も立派な建物が数棟あり、その建物が屋根つきの渡り廊下で
結ばれているあたりがとても格式の高さを感じさせました。

観音様に導かれ巡礼の旅へ-泉福寺



こちらは重要文化財である大雄殿(仏殿)。
茅葺き屋根は数十年に一度、葺き替えるようですが、
300年ぶりに全解体改修が必要になり、
2008年に3年かけた改修が完了したそうですが
2億円以上かかったようです。
山門など他の修復とあわせ、総額3億5千万だとか。
お寺を守っていくのも大変な事なのですね。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-泉福寺

観音様に導かれ巡礼の旅へ-泉福寺


伺った際は、お寺の方が誰もおらず、境内の奥の方で工事をされている方に
伺ってみると、現在は住職は空港にお客様を迎えに行っているとの事で、
もし拝観されるのであれば、その方が本堂にご案内くださるという事で、
お言葉に甘えて、本堂へ上がらせていただきました。

観音様に導かれ巡礼の旅へ-泉福寺

本堂へは、先ほど外から見た渡り廊下を登っていきます。
廊下といい、登り切ったところに広がった本堂といい、本当に大きく立派なお寺です。
少しお話を伺うと、前々代、前代の住職がお寺の立て直しを図り、七堂伽藍をととのえ
残すところは坐禅堂だけで、その坐禅堂を私が今工事しているのですとの事。
以前のように僧侶の修行の場として多くの僧侶を迎え入れる予定だそうで、
次に伺うときには、きっと賑やかなお寺になっている事でしょう。
また、現在の住職は、こちらの住持ではなく、

神奈川県の鶴見の曹洞宗大本山である總持寺から監寺という形で来られているとの事でした。
ゆっくりと本堂で拝ませていただいていたのですが、まだ戻られるのに時間がかかりそうなので、
他のお寺を廻って、また戻ってきますと伝え、一度お寺を後にしました。


そして神宮寺や行入寺を廻って、また戻ってくると、
最勝孝道(さいしょうこうどう)監寺がいらっしゃいました。
先程お伺いした事や、同じく神奈川県から来たことなどをお話すると、
とても気さくに色々とお話いただきました。
飼ってらっしゃるミニチュアダックスのCIMA(しーま)くんも、とても人懐っこく、
ずっとついてきます。

観音様に導かれ巡礼の旅へ-泉福寺


こちらのお寺にはいくつかの重要文化財がありますが、
その中で開山堂は応永年間(1394-1427)に、開祖である無著禅師の墓の覆屋と礼堂を
兼ねて造られたもので、墓と木像が安置されています。
普段は開いていないこちらの開山堂にある無著禅師墓塔が9月にご開帳との事でした。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-泉福寺

観音様に導かれ巡礼の旅へ-泉福寺
※参考画像

観音様に導かれ巡礼の旅へ-泉福寺

また、六郷満山の妙覚寺もこちらとあわせて
監寺をされているとのお話を伺い、
普段は奥様がそちらにいらっしゃるようですが、
現在、体調を崩されているとの事で、あわせてこちらで
御朱印帳に墨で書いていただき、スタンプは妙覚寺に置いてあるので
そちらで自分で押すよう教えていただきました。

まだ大分に来るようになってから日が浅いとの事で、
食事などもお店はあまり知らないとの事でしたが、
それでもとても美味しいお蕎麦屋さんがあるとの事で、
お話を伺うと、昨日、我々が食べた両子寺近くの河原座さんでした。
確かに非常に美味しかったというお話をすると、
なかでも鴨汁につけて食べるざる蕎麦が美味しいとの事。
本当にお蕎麦が美味しかった事と、鴨汁につけるざる蕎麦と聞いて、
今日のお昼も河原座に行こうと決めました。

その後、河原座にお昼に伺うと、
しばらくして、住職が来て、ご挨拶することになりました。
人柄ももちろんですが、神奈川から来られてるという事もあり、
とても親近感が沸き、鶴見の總持寺にも、お伺いしなくてはと思いました。
奥様の早い回復を祈っております。

旅先での、こういう親切な出逢い・・・
これが旅の醍醐味だと思いますし、感謝の気持ちと共に
ここ国東に受け入れていただいているような感じがして嬉しく思います。




※ちなみにこちらのお寺は、2004年から2008年まで
 『全国こども電話相談室』の回答者で有名であった無着成恭先生が、
 住職をされていたそうです。

観音様に導かれ巡礼の旅へ-御朱印



泉福寺

【山号】 妙徳山
【宗派】 曹洞宗
【本尊】 釈迦如来
【住所】 国東市国東町横手馬場1913 MAP
【拝観時間】 
【拝観料】 無料
【電話】 0978-72-2035


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そしてこの日、最後に向かったのが、
全国4万以上ある八幡さまの総本宮である宇佐神宮です。

今回、国東六郷満山霊場を廻ろうと決めた時に、
最初にとても不思議に感じたのが33の寺院の番外に宇佐神宮があった事でした。

そして国東六郷満山について調べていくと
古代の宇佐で生まれた八幡信仰は、やがて古代仏教と融合して
「神仏習合」という独自の文化が生まれて全国に広まっていきました。
国東半島にある六つの郷は天台宗と結びつき、山間に多くの寺院を擁立して、
独特の仏教文化を発展させていきました。
これが六郷満山といわれるものです。
神仏習合、これは自然の中に神を見る山岳信仰と、
人間の生き方を求める仏の道が調和されているということ。
神を仏とし、仏を神となす神仏習合文化は、
互いの異文化を認め合い、共存するという独特の思想・理念で
自分は、そういう部分に非常に魅力を感じました。

実際お寺を廻っていても、宇佐神宮の影響力が大きい事を色々と感じる事が出来ました。

この宇佐神宮。
入った途端に、やはり神社独特のピンと張り詰めた空気を感じました。
それと共に非常に強い力で誰かから見られているような、
あちこちからも視線を感じるような感覚。
よく聞く言葉で言えば、非常に強いパワースポットという感じを強く感じます。
やはり総本宮というのもうなずけました。

観音様に導かれ巡礼の旅へ-宇佐神宮

観音様に導かれ巡礼の旅へ-宇佐神宮

観音様に導かれ巡礼の旅へ-宇佐神宮

夕方だったため、人も少なく、落ち着いて御参りすることが出来ました。

観音様に導かれ巡礼の旅へ-宇佐神宮


観音様に導かれ巡礼の旅へ-宇佐神宮

この日はいくつものお寺と宇佐神宮を廻りましたが、
どこのお寺も歴史を感じ、本当に素晴らしいお寺ばかりでした。
そして、この宇佐神宮ももちろん素晴らしい。
今まで大分に来ても、何も考えていなかったのですが、
こんな素晴らしい文化が残る土地・・・そのものに魅力を感じられるようになりました。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-宇佐神宮


宇佐神宮

【住所】 大分県宇佐市大字南宇佐2859 MAP  
【参拝時間】 4月~9月 5:30~21:00
        10月~3月 6:00~21:00
【電話】 0978-37-0001
【HP】 宇佐神宮



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真木大堂で丁寧に問い合わせをしていただき、
向かったのが岩脇寺。

真木大堂の方でかなり細かく教えていただいたので
わかりましたが、正直近くに来てもわかりにくい場所にありました。



観音様に導かれ巡礼の旅へ-岩脇寺


無住寺のため普段は開いていません。
この日は連絡していただき、待っていてくださった
近くの檀家さんに開けていただき拝ませていただきました。

観音様に導かれ巡礼の旅へ-岩脇寺

観音様に導かれ巡礼の旅へ-岩脇寺


檀家さんも人数が少なく、お寺を守っていくのも大変なようです。
今は定期的に富貴寺の住職さんが来られるようで、
御朱印なども、そちらでいただくようですが、
こちらの檀家さんの方からもいただけると言うことでいただきました。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-御朱印


翌日、富貴寺に再度訪れた際に、そちらでも御朱印を改めていただきました。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-御朱印



岩脇寺

【山号】 日野山
【宗派】 六郷満山本山末寺
【本尊】 阿弥陀如来
【住所】 大分県豊後高田市田染横嶺1130 MAP 
【拝観時間】 無人
【拝観料】 無料
【電話】 0978-26-2414



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次に廻ったのが4番札所である伝乗寺。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-真木大堂


一般的には真木大堂と呼ばれていますが、
伝乗寺は仁聞菩薩によって養老年間(717~23)の開基といわれています。
宇佐神宮の境外寺院として建てられもので、六郷満山中山本寺のひとつで
七堂伽藍を有する最大規模の中心的寺院で36坊の霊場を有した国東最大の寺院だったそうです。
ところが約700年前に火災のため焼失してしまい、現在は江戸時代に再建された
小さな大堂と、2008年に改修した収蔵庫が建っているだけとなっています。

ここのお寺に伺った際に、「ご案内しましょうか?」と声をかけてくださった方がいて
真木大堂の歴史を説明してくださいました。
その話に寄ると、明治時代の神仏分離の影響もあり、
各坊の住職が次々といなくなり、ここ伝乗寺の住職もいなくなったそうです。
その後、地元の人の厚い信仰で守られてきたそうです。

収蔵庫には焼失の難を逃れた藤原時代の九体の仏像が安置されています。

この案内してくださった方は、ここを遊び場として育ったようで、
子供の頃は
大威徳明王像に跨って遊んでいたり、
悪い事をすると、親から怖くて近寄れなかった不動明王像に怒られるぞと
脅されたりしながら、常にこの仏像と共に育ったとの事。
現在は保管の為、空調設備が完備されたガラス張りの中に安置されている
仏像を見ると、保存の為に仕方ないと思いつつも、
遠くなってしまったようで寂しいと仰っていました。
ツアーなどで来られる方もお寺という意識より、まるで美術館などのような感覚で
見られる方が多く、展示物を見るように素通りするだけで手を合わせない方も少なくないとか。
行かれる方はぜひ、手を合わせてください。

写真撮影禁止だったのでパンフレットを・・・
こちらにいらっしゃる大威徳明王像、不動明王像、すごく惹かれました。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-真木大堂


観音様に導かれ巡礼の旅へ-真木大堂


隣にある旧本堂。
元々はこちらに収蔵庫の仏像が祀られていたそうです。
現在は仁王像が祀られていました。

観音様に導かれ巡礼の旅へ-真木大堂

観音様に導かれ巡礼の旅へ-真木大堂


丁寧な説明をしていただき、神奈川から来た事を告げると、
とても喜んでくださり、次に廻ろうとしていた岩脇寺は無人だからと、
近くで管理されている檀家さんに連絡をしてくれたりと、とても親切にしてくださいました。

とても歴史あるお寺と共に、親切な方ばかりに出逢う国東のお寺巡り。
ますます楽しくなりました。



観音様に導かれ巡礼の旅へ-御朱印



伝乗寺

【山号】 馬城山
【宗派】 六郷満山本山本寺
【本尊】 阿弥陀如来
【住所】 豊後高田市田染真木1796 MAP
【拝観時間】 5~10月 8:30~17:30
         11~4月 8:30~17:00
【拝観料】 大人 200円
       小人(高校生以下)100円
【電話】 0978-26-2075
【HP】 真木大堂




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次に巡ったのは富貴寺。
両子寺に続き、国東では有名なお寺です。

観音様に導かれ巡礼の旅へ-富貴寺

観音様に導かれ巡礼の旅へ-富貴寺

ここ富貴寺は、平安時代に宇佐神宮大宮司の氏寺として開かれたそうです。

観音様に導かれ巡礼の旅へ-富貴寺

中でも富貴寺大堂は、日本三阿弥陀堂のひとつに数えられているようで
(他のふたつは宇治平等院鳳凰堂、平泉中尊寺金色堂)
現存する九州最古の木造建築物で、国宝にも指定されているとの事。
この大堂と本尊の本尊の阿弥陀如来像は
一本の榧の木から仁聞菩薩の手によって造られたと伝えられています。
大堂内の壁にはあちこちに極楽浄土の世界が描かれています。
かなり風化してしまってますが、逆に時代を感じられました。

観音様に導かれ巡礼の旅へ-富貴寺

この大堂、何か子供時代に、お寺の軒の下で遊んでいたり、
緑がいっぱいの境内の中で走り回っていたような・・・
そんな光景が頭の中にリアルに浮かぶような不思議な空間でした。

観音様に導かれ巡礼の旅へ-富貴寺

本堂にも立ち寄って御参りをして、次のお寺へ向かいました。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-御朱印


富貴寺

【山号】 蓮華山
【宗派】 六郷満山本山末寺
【本尊】 阿弥陀如来
【住所】 大分県豊後高田市田染蕗2395 MAP 
【拝観時間】 8:30~16:30
【拝観料】 200円
【電話】 0978-26-3189


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続いて、廻ったのが長安寺。
屋山の中腹にある、平安朝以来の天台宗の古刹です。
開基は718年、仁聞菩薩と伝えられています。
鎌倉時代には六郷山の惣山として満山百余ケ寺を統持し、
学頭職として満山約一千の僧侶を統率し鎮護国家の祈願の任に当たっていた
由緒ある霊場との事です。
別名しゃくなげ寺とも呼ばれ、その名の通り春には5000本のしゃくなげが
咲き誇るそうで、連れて廻ってくれた義父もよく見に来るそうです。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-長安寺

天気に恵まれた夏の日も緑が映え、
とても雰囲気が良かったです。

観音様に導かれ巡礼の旅へ-長安寺


観音様に導かれ巡礼の旅へ-長安寺


観音様に導かれ巡礼の旅へ-長安寺


こちらの霊場では、9番札所の天念寺の管理もされているようで、
天念寺の御朱印もいただきました。



観音様に導かれ巡礼の旅へ-御朱印



観音様に導かれ巡礼の旅へ-御朱印




長安寺

【山号】 金剛山
【宗派】 六郷満山中山本寺
【本尊】 千手観世音菩薩
【住所】 豊後高田市加礼川635 MAP
【拝観時間】 8:00-日没
【拝観料】 無料 宝物拝観料200円
【電話】 0978-27-3842
【HP】 長安寺



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夏休みに家内の実家である大分県国東市に里帰りすることになりました。

国東と言えば、奈良時代から平安時代にかけ、六郷満山呼ばれる仏教文化が栄えました。
六郷満山とは、この国東に開かれた天台宗寺院全体を総称した呼び名です。
奈良、平安・鎌倉時代より、宇佐八幡の庇護と影響の下に
神仏習合の独特の文化が形成されてきました。
半島一帯には多くの寺院や大小の堂、石仏・石塔が点在していて
「ほとけの里」と呼ばれています。
仏教に興味を持ち始めた我々には、とても魅力的な場所です。
今回の里帰り、お寺を巡ろうとワクワクする心を抑えきれませんでした。

数多くのお寺がある中で、テーマを持って廻りたいと思い、
六郷満山の三十三霊場と宇佐神宮を廻る事にしました。




一番最初に訪ねたのは六郷満山の総持院でもある両子寺です。
国東半島のほぼ中心にある両子山の中腹にあるこのお寺は
緑豊かでとても美しいお寺でした。

まずは、参道を守っている仁王像。
この風景だけで、一気に引きこまれました。

観音様に導かれ巡礼の旅へ-両子寺


そして境内に登ると、書院と護摩堂。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-両子寺


観音様に導かれ巡礼の旅へ-両子寺

護摩堂には、本尊である不動尊をはじめ、観音菩薩、阿弥陀如来、毘沙門天など
多くの仏が祀られています。

観音様に導かれ巡礼の旅へ-両子寺

護摩堂から山に沿って歩いて行くと、
千徳坊という力持ちのお坊さんが一枚の大石を山から引きろして
橋にしたと伝えられている鬼橋があります。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-両子寺

観音様に導かれ巡礼の旅へ-両子寺

どこを見回しても、素晴らしい風景が広がります。
奥には新しい大講堂があり、そこには釈迦三尊像
四天王が祀られています。

観音様に導かれ巡礼の旅へ-両子寺2


来る前から一番楽しみにしていたお寺なのですが、
本当に雰囲気といい流れている空気といい素晴らしいお寺でした。



観音様に導かれ巡礼の旅へ-御朱印



両子寺

【山号】  足曳山
【宗派】 六郷満山中山本寺
【本尊】 千手観世音菩薩
【住所】 国東市安岐町両子1548 MAP  
【拝観時間】 8:00-17:00
【拝観料】 200円
【電話】 0978-65-0253
【HP】
 


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鎌倉三十三観音巡礼をスタートした数日後、
もう一つの三十三観音巡礼をスタートさせました。

「昭和新撰江戸三十三観音巡礼」

東京に生まれ育ち、現在も湘南に引越しつつも、
毎日仕事に通っている東京。
思い起こしても仕事についてからは時間に追われる生活も多く、
都内でゆっくりお寺にお参りした事などなかった。
そんな東京を三十三観音を巡る事で、今までと違った視点で
見れるのではないかと思い、江戸三十三観音巡礼を決意しました。
この巡礼は家族ではなく、一人で時間を見つけては一つ一つゆっくり廻りたいと思います。

そして、今日から廻りなさいと背中を押されたような気がした
この日に1番札所である浅草を目指しました。

浅草寺は都内で最古であるお寺で、
元は天台宗のお寺でしたが、その後、聖観音宗の総本山となっています。
坂東三十三観音の13番札所にもなっています。

浅草には撮影など仕事では何度も訪れていましたが
プライベートで浅草に来ることはほとんどありませんでした。
いつ来ても賑やかで人がいっぱいの雷門前も、
こうしてプライベートで来ると、ワクワク楽しい気持ちになります。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-浅草寺


仲見世通りも、今までは興味もなく通りすぎてましたが、
一軒一軒、覗きながら歩くと、とても楽しく時間が過ぎていきます。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-浅草寺

そして仲見世を抜けていくと大きな宝蔵門が・・・・


観音様に導かれ巡礼の旅へ-浅草寺

左手には立派な五重塔。

観音様に導かれ巡礼の旅へ-浅草寺

そして宝蔵門をくぐると、本堂です。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-浅草寺


本当にどこも多くの人で賑わっています。
境内の中にはあちこちにたくさんの仏像が祀られていて、
一つ一つ拝んでいるとあっという間に時間が過ぎていきます。

本堂の向かって左奥にある影向堂で
聖観世音菩薩、そしてその両脇に干支の守り本尊八躰が祀られていて、
そちらでも読経させていただき、御朱印をいただきました。
他にも薬師堂、淡島堂と見たいところがたくさんあったのですが、
時間切れになってしまいました。
また、家族を連れてゆっくり御参りに来たいと思ってます。
きっと坂東三十三観音巡礼の札所でもあるので、
来る機会があるでしょう。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-浅草寺

本堂の脇を通った時、スカイツリーが見えました。
歴史ある場所と最新の東京の象徴。
風景は変わっていっても、伝統ある素晴らしい慣習などは
守っていきたいと感じました。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-浅草寺



浅草寺

【山号】  金龍山
【宗派】 聖観音宗 (総本山)
【本尊】 聖観世音菩薩
【札所本尊】 聖観世音菩薩 
【住所】 東京都台東区浅草2-3-1 MAP
【拝観時間】 24時間拝観自由
        各諸堂 6:00(10月-3月は6:30)-17:00のみ開扉
【拝観料】 無料
【電話】 03-3842-0181
【HP】




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この日、最後に訪れたのは、
ブログでも最初に触れましたが自分が観音様に惹かれるきっかけに
なったお寺・・・長谷寺です。
今までにも何度となく家族でも足を運んでいるお寺です。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-長谷寺4


この鎌倉の長谷寺は、736年に創建と言われていますが、そのきっかけと
なったのは、15年前の721年に徳道上人が楠の大木から
2体の十一面観音を造り、その1体を大和の長谷寺が本尊とし、
もう1体を祈祷し海に流したところ、15年かけて三浦半島に流れ着き、
鎌倉に安置して開いたそうです。
当初は真言宗だったそうです。
また大和の長谷寺に対し、こちらの長谷寺は新長谷寺と言われたいたとか・・・。
歴代の権力者が伽藍や本尊の修造を行っていたようで、
足利尊氏が十一面観音に金箔を施し、義満が光背を修復し納めている。
また1607年、徳川家康が伽藍修復し、それを機に浄土宗に改宗しているそうです。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-長谷寺5


山門脇から下境内に入ると、妙智池と放生池の2つの池が配され、
敷地の中にあらゆる木々が植えられ四季を通じて楽しめる庭園となっています。
この日は、綺麗に蓮の花が咲いていて目を惹かれました。

階段をあがっていくと、中段には地蔵堂があり、
その周りには水子地蔵がたくさん並んでいます。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-長谷寺6


観音様に導かれ巡礼の旅へ-長谷寺7

そこからさらに階段をあがっていくと、上境内が広がります。
あがってすぐの右側には阿弥陀堂があり、
坐高2.8mの阿弥陀如来が祀られています。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-長谷寺8

普段は入り口から拝んでおしまいなのですが、
この日は中に上がらせていただき、ゆっくりと拝ませていただきました。
中に入る事で、今までは気がつかなかった、中に祀られている観音様や
勢至菩薩などにも、一つ一つゆっくりと拝ませていただく事ができました。

そしてその隣には観音堂が・・・


観音様に導かれ巡礼の旅へ-長谷寺1

こちらの観音様への思いはひときわ強く、
時間をかけてゆっくりと拝ませていただきました。
こうして、三十三観音を廻る縁をいただいた事、
様々なものへの感謝を込めて・・・。

境内には鎌倉・江ノ島七福神巡りの一つでもある大黒天様が祀られている大黒堂や
宝物館、経典がぎっしり詰まっている輪蔵など、見どころが満載です。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-長谷寺2

また、見晴台からは長谷の街や材木座、逗子、葉山までが一望できます。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-長谷寺9


下境内に降りてくると、左側には弁天様を祀った弁天窟があったり
写経所があったりと、時間がいくらあっても足りません。

この日は、4ヶ所廻った後だったため、なごみ地蔵にご挨拶をして失礼しました。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-長谷寺3


家族でこうして鎌倉三十三観音霊場を巡り始めた事で、
たった1日でも、観音様へ向かって手を合わせながら
自分自身の心へ向かい合う事で、
家族への感謝を感じ、家族の絆がまた強くなっていった気がします。
こうして家族で楽しめ、自分自身を成長させられる巡礼。
これから、仏教の事やそれぞれのお寺の事などもしっかり学びつつ、
廻っていきたいと思います。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-長谷寺


慈照院 長谷寺

【山号】 海光山
【宗派】 浄土宗単立
【本尊】 十一面観世音菩薩
【札所本尊】 十一面観世音菩薩 
【住所】 鎌倉市長谷3-11-2 MAP
【拝観時間】 夏時間(3月~9月) 8:00-17:00(閉山17:30)
         冬時間(10月~2月) 8:00-16:30(閉山17:00)
【拝観料】 大人300円 子供(小学生)100円
【電話】 0467-22-6300
【HP】





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報国寺に続いて、訪れたのは道を挟んで斜め向かいにある
9番札所 浄妙寺。
1188年創建、足利義兼が源義康の菩提を弔うために建立したとされています。
創建当時は、極楽寺という真言宗のお寺だったようですが、
その後、建長寺開山 蘭渓道隆の弟子、月峯了然が住職となり、
臨済宗に改められ、浄妙寺となったそうです。

観音様に導かれ巡礼の旅へ-浄妙寺1

少しづつ、お寺を廻るペースを掴みながら、
山門をくぐり、拝観料100円を納め、歩を進めると、
さすが鎌倉五山に列せられているお寺です。
とにかく第一印象として、美しいの一言でした。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-浄妙寺2

葉っぱ一つ落ちていない境内・・・
しかし、そこにのんびりと昼寝している猫に心が和みます。


観音様に導かれ巡礼の旅へ-浄妙寺4


観音様に導かれ巡礼の旅へ-浄妙寺3

拝ませていただいた後、敷地の奥へ足を運びますが、
このあたりから、子供が眠くなり、抱っこをするようになり・・・厳しい状況に(笑)

こちらのお寺は、喜泉庵という茶堂でお抹茶をいただけるのですが、
事前に調べていた際に、そこが素晴らしい雰囲気だったので楽しみにしていましたが、
報国寺でも抹茶はいただいたばかりで、さらに子供も限界という事で
残念ながら、次回の楽しみにして、御朱印をもらって失礼することに。


※参考映像

ところが探しても、御朱印をどこでいただけるのかわからずにオロオロ。
とりあえず入り口の拝観受付で聞いて見ることにして、戻ってみると・・・
御朱印の案内がかいてありました。
先程は舞い上がっていて、目に入らなかったようです・・・。
御朱印を書いていただいている横では、さっきとはまた別の猫が
横たわっており、なんともほのぼのした気持ちにさせていただきました。

家族みんなで廻ると決めたこの鎌倉三十三観音霊場巡礼。
4歳の娘が我々と一緒になって、お寺を廻ってくれるだけでもありがたい事です。
途中で疲れてしまった娘を抱っこしながら、先を急ぐのではなく、無理のない範囲で、
のんびりと廻って行こうと思いました。



観音様に導かれ巡礼の旅へ-浄妙寺

浄妙寺

【山号】 稲荷山
【宗派】 臨済宗建長寺派
【本尊】 釈迦牟尼佛
【札所本尊】 聖観世音菩薩 
【住所】 鎌倉市浄明寺3-8-31 MAP
【拝観時間】 9:00-16:00
【拝観料】 100円
【電話】 0467-22-2818


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