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モンゴル8000

青年海外協力隊 2009年、モンゴル・ウランバートル赴任。
モンゴルでの日々の格闘日記です。

知人を訪ねて、浅草、赤坂へ行ってきました田舎者のヤスですこんばんは世界の皆様。


今住んでいるとこは、久喜駅まで徒歩で15分くらい。

春の陽気の中、たらたら歩いて、そんで電車に揺られてうとうとしてたら、あっというまに


浅草。


人だらけ。

桜まつり、ということもあるけれど


それにしても

人だらけ。


群馬に慣れてしまっていた私は、少しの間、言葉を失っていました。



5分くらい、ぼーっとしながら考えたんだけど



群馬の、僕が住んでいた地域では、すれ違う時に、見知らぬ人でも、「こんにちはー」って、言ってた気がする。それに、だんだん僕も慣れてきていた。



でも、こんなに人が多かったら、挨拶なんてできない。

全員に挨拶していたら、いちにち5000回とか挨拶しなきゃならない。


そりゃ、挨拶しないのが当たり前になりますよ。



でも、それって、幸せじゃない、と思う。


不自然だな、って、思う。



そこで、ふと、ああ、って思ったんだけど



たぶん


人と人とが、すれ違って、


「こんにちは」


って


挨拶できるくらいの間柄が、そのくらいの人口密度が


人間が、おたがいに、幸せに生きていける、最大公約数なんじゃないかな。



久喜の、今住んでるところは、かろうじて、挨拶ができる。


よかった。




もういちど 村上春樹にご用心/アルテスパブリッシング
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内田樹さんが、村上春樹作品について、様々なところで述べたものをまとめた本。


僕にとって、という条件付きだが、樹さんも、村上春樹さんも、すごく読みやすいし、なんていうか、すっと、自分の中に入ってくる感覚がある。


それはたぶん、二人とも、「からだをつかっている」からだと思う。


内田樹さんは、合気道6段、だったか。相当な腕前だと聞く。

合気道は、相手の動きに合わせて、相手の力を殺さずに気を流していく。

私は2年ほどかじっただけなのでまだまだだけれど、奥が深いなー、という印象がある。


春樹さんは、知ってのとおり、ジョギングを続けている。

また、料理や、掃除も得意としている。



なぜ、からだを使っていると、わかりやすい文体になるのか。



本書の中で、樹さんが実におもしろいことを述べている。



村上作品の中には、料理や掃除の描写が多い。また、彼自身、ジョギングをしている。

これらに共通することは、「ありあわせのもので、間に合わせる」ということだ。


良い料理人は、冷蔵庫の中身を見て、あるもので最大限のものを作ることができる。

掃除という作業は、実にむなしい。なぜなら、我々は、生きていく中で、必ず、カオスを作り出し続けるからだ。

その混沌を、一時的であるにせよ、整理していく作業が、掃除。

掃除は、終わることのない作業。そこにあるものを、あるべき状態にしていく作業。

ジョギングといった運動は、自分の体を使う。ほかに、モーターとかジェットとか、取り付けることはできない。いまある、自分の体を使ってやっていくしかない。



ありあわせのもので、最大限のことをやる、というスタンスがあるから、なんていうか、わかりやすい文体になっているんじゃないかな、と思う。

自分の枠をしっかりわかっている、というか。




最近、感謝することが多くなった。


人生、ありあわせのもので、間に合わせていくしかない。そして、そういう、ささやかな世界では、僕らは比較的自由に生活を送ることができる。


しかし、我々は、好むと好まざるとにかかわらず、人とつながって生きていかなければならないわけで、それは、うまくいくこともあるし、うまくいかないこともある。

もちろん、自分の努力によってうまくいかせるようにしようとすることは大事だけれど、残念ながら、世界はそんなに単純に成り立っているわけではなくて。



一昨日、モンゴルで出会った友人と久々に会い、いろんな話をした。


いろんな話をした以上に、僕が心を打ったのは、彼が食事をする時のしぐさだった。


「いただきます」と、彼は目をつぶってしばらく手を合わせていた。




感謝することで、何かが変わるかといったら、それはわからないけれど


でも


こうして生まれてきて


いろんな人と出会って


少しずつ、助け合って


そんな、毎日に


顔も名前も知らないけれど、例えば、今日食べたパンを焼いてくれた、誰かに



ありがとう



と、思うことで、「私」は、少し変われるんじゃないかな、と思う。




いろんなことに、いろんな誰かに、ありがとう、と思う。

そうやって、生きていくと、たぶん、もっと笑えるんじゃないか、と思います。




さて、つかのまの春休みも、もうすぐ終わりです。


何が待ってるのかなー。すっげ楽しみです。




12月以来の書き込みです。


「もうやっさんは、ブログやめちゃったかー」

と思ってる方が大半だと思いますが、原因は、


PCの故障 でございました。


で、タブレット端末でメールチェックはできるから、3か月間、それで済ませていました。


そしたら、PCの前に座る習慣がなくなって、いろんな本が読めましたそれはそれでよかったですほんと。



というわけで、たまーに、たらたら書こうかなと、今は考えてます。



埼玉に帰ってきました。


いろいろ・・・紆余曲折あったんですが、帰ってきました。


さっきまで、NHKの本田圭佑特集番組を見てたんですが



ほんと、いつ死ぬかわからない、一回だけの人生、自分好きにならないんでどうするんだ?

と、思います。

情熱持たないで、本気にならないで、どうするんだ? って。


それとほとんど同じことを、つい3日前に終業式で生徒に言ってたなぁ。。。



別に、たいして頑張らなくても生きていけちゃう時代だからこそ


みんながそこそこ幸せに暮らしていける時代だからこそ



むちゃくちゃ、頑張っていきたいですね。


それで、むちゃくちゃ笑っていたいですね。



まだまだっす。



情熱、持たないと、ね。





臨床とことば (朝日文庫)/朝日新聞出版
¥630
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ようやく、いろんなことがひと段落して、本を読める時間が増えてきた。


臨床心理学、ユング心理学の大御所にして、元・文化庁長官である、個人的にも大好きな河合氏と臨床哲学を謳いだした、鷲田氏の対談。



臨床、というカテゴリから見れば、教師も「臨床教育」の実践者だ。



「話すこと」よりも、「聞くこと」のほうが、難しい。


「ことばをかける」よりも、「ことばをかけない」ことのようが、難しい。


「教えること」よりも、「教えないこと」のほうが、難しい。



それは一般化できない内容であって、だから「臨床」なのだ。


いかにして、相手を、相手が自ら動くように導いていけるか。



んー


だから、臨床の仕事は楽しいんだろうな。答えが無いから。




なんとなく ジブリ



新書 沖縄読本 (講談社現代新書)/講談社
¥945
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先月、沖縄に行ったときに購入。

沖縄って言うと、リゾート、南国、という華やかなイメージがあったかれど、実際は、


全国最低賃金、失業率全国一、基地問題、・・・


なかなか厳しい状況にある。


長くアメリカの統治下にあったことに由来する、食生活の欧米化も、深刻な問題。



沖縄は、なんていうか、やっぱり、少し、異国情緒あふれる感じが、ある。

内地とは違った歴史、文化を持っているから。



ともあれ、沖縄滞在は、楽しかった。現地の友人に遅くまで連れまわされた。



課題も魅力も持つ島、沖縄。

また行きたい。