モンゴル8000

モンゴル8000

青年海外協力隊 2009年、モンゴル・ウランバートル赴任。
モンゴルでの日々の格闘日記です。

青年海外協力隊員として、モンゴルで日本語を教えていたヤスです。


高校を出てから、船乗り→自衛隊→大学生→高校教師→モンゴル→再び高校教師・・・


と、人生を走り続けてきて、思ったことは、


人のつながりこそが、人生、大事だっ!!!!!


ってこと。30歳を迎えた今、「人と人とのつながり」をテーマに、社会活動家として、今後もいろいろと展開をしていきます。


モンゴル8000、第二章!よろしく!!

Amebaでブログを始めよう!

ねぇ、私の腕時計、知らない?


 リビングでコーヒーを淹れていると、キッチンのほうで妻がそう言う声が聞こえる。今日は日曜日の午後で、つまりそろそろ明日に向けた気持ちの準備をしなければいけないんだけれど、でもまだ日曜の夕方から夜というちょっとした祝祭的な時間が残されている、心がどっちつかずになる微妙な時間だ。

 コーヒーは、口に入れたときに、同時に鼻からそのコーヒーらしさともいえるほのかな香りが吸い込まれて、その2つが混ざり合って頭の奥のほうと喉がキュッとしまるような感覚がするときがいちばん心地よい。日曜日の午後のコーヒー。窓の外では太陽がやや疲れた顔を見せてそれでもまだがんばれる、とでもいいたげにせっせと我々にあたたかい光を差し出してくれている。


ねぇ、聞いてる?ほら、むかしあなたが誕生日だかのプレゼントでくれたやつ。これから友人と夕飯を食べに行くの。あれ、わりと気に入ってるんだから。


 コーヒーはきっかり8口で飲み終わる。それ以上でもそれ以下でもない。そして私はゆっくりとソファに身を預けて、日曜の午後的なまどろみの中に入っていく。その世界では、私と時間とはそれほど大きなかかわりを持たない。まぁ、世の中には時間なんていうものも確かにあることはありますね、その程度の距離感をとって、私は時間というものと折り合いをつける。だから私の世界には腕時計は必要ない。なんだって人は時間を私有するようなことになったのだろうか。どちらが主でどちらが従なんだろう。時間が私たちを縛っているのか。それを象徴するのが腕時計なのだろうか。だとしたら腕時計なんて買うんじゃなかった。


やだ、寝ちゃってるの?あなたはいつもこうね。朝から長い距離をランニングして、それで午後は寝ちゃうんだから。ほんと、退屈な人。


 妻が何かを言っている。何を言っているのかまではわからない。私は私のささやかな世界で日曜日の午後を過ごし、そして来る明日に備えているのだ。そしてそこでは時間は大きな意味を持た・・・


もういいわ。いきましょ。腕時計はまたあとで探すわ。


 妻はそういって家を出ていった。外では太陽が行き場を失った猫のように丸くなっている。そういえば太陽も腕時計をしているんだろうか。

こんにちは。ヤスです。

ご無沙汰してます。


まだ、このブログをご覧になっている方がどれくらいいるんでしょう。

いや、もういないかな。


終わり!って書いちゃったからね。


いないでしょう。それもいいでしょう。



再スタートします。

このブログも、また、始めます。



この秋から、

・中央大学法学部に、通信教育、というかたちで、入学しました。

・浅草のシェアハウスに、住みます。


という、2つの大きな変化をしました。

これは、今後に向けた布石です。

この2つのことが、どうやって交わっていくのか。

自分自身、よくわかっていません。

だけど、よーく考えた結果、こういうことになっている、ということは、この2つのことは、必ず、僕の人生のどこかで、交わっていくんだろうと思います。



もし、まだこのブログをご覧になっている皆様がいるとして

今いえることは、一つ。


一度しかない人生


走り続けようぜっ!!!!!



ってこと。


また、ちょこちょこ、いろんなお話をUPしていこうと思います。

よろしく!


1か月くらい書き込みがねーなー、やっさん、どしたんだべ??


と感じていた(かもしれない)みなさま、どうもご無沙汰しております。


ヤスです。



ええと、結論から言うと、当ブログは、これにて終わりにすることにいたしました。




もともとは、青年海外協力隊員としてモンゴル行きが決まった2008年の夏ころから、モンゴルでの生活、そこで私が感じたことや見たことを多くの方々とシェアしたい、そういう気持ちから、都合5年間の長きにわたり、書いてきましたが、まぁ、なんというか、あれですよね。


日本に帰国してからしばらくは、様々な場所でモンゴルでの活動に関する講演会なんかもやらせていただき、タイトルに沿った内容をなんとか保持することができましたが、帰国してもうすぐ2年、昨年の夏にちょこっとモンゴルにいったとはいえ、もう、大きな舞台で講演会をすることもないし(まぁ、折に触れて話題として話すことが多々あるのですが)、なんというか、



役目を、終えた



という、感じがしております。



また、私自身、いいかげんブックレビューなんて暗いことをしていないで、どんどん、外に出ていこう、というパワーみたいなものがふつふつと湧いてきました。



私が現在学校で教師をやっているのは、あるひとつの信念からです。

それは



「人が集まることで、なにかおもしろいことが始まる」



というものです。

結局、歴史は我々人間が作ってきたものであり、人と人との有機的な結びつきが、新たなものごとを形作り、それが大きなパワーとなって時代をうごかしていきました。



人が集まれば、そこに、パワーが生まれる。なにか、楽しいことがうまれる。



そんな場を、ずっと求めて、それなりに楽しく暮らしてきたつもりです。

で、そのコンセプトを、今後はもっともっともっともっと突き詰めていきたいと思う。

ひとりじゃできないけれど、仲間がいれば、何かができそうな気がする。



これからは、そういう、



人が集まる場所



というのを、自分たちで作っていきたいと思います。

物理的な、空間を、プロデュースしたい。

何年かかるかわからないけれど、

そういう空間を、本気で、自分たちの手で、作りたい。


そして、毎日ゲラゲラ笑っていたい。

いろんな人と歌でも歌っていたい。

人と人をつなげたい。




まだまだ漠然としていますが、そういう作業に入っていきます。


というわけで、中野靖之・モンゴル奮闘編は終了です。


今後は、まずは、手始めにこんなことをやります。



「ゲストハウスぶらり」

http://ghburali.blogspot.jp/

わくわくするような記事を書いていきます。

今度はそちらで、よろしくお願いします。



今年で32歳になるにもかかわらず、いつまでも考えは子供のまんまのヤスを、今後も


「あいつ、いつまでバカやってんだ?」


と、笑ってやってください。



5年間、ありがとうございました!!!!!!!!!

押忍!!





最後を飾りますのは

ケツメイシ

 バラード から、アホなMCを経て、出会いは成長の種 のメドレー。


思えばこれまで生きてきて 俺は何人の人に出会えたろう

出会いに、感謝!


http://www.youtube.com/watch?v=x_iLhDSoBZM
うらなり (文春文庫)/文藝春秋
¥540
Amazon.co.jp


ご存じ、夏目漱石「坊ちゃん」に登場した、英語教師「うらなり」。


坊ちゃんを、うらなりの視点から語った、異色作。現代風にいうと、スピン・オフ。



昭和初期の雰囲気の作品、久々に読んだけど、いつの時代も、人々の関心ごとは、


恋愛ごとと、権力欲。


めんどくせ。



ただ、学校の物語、という視点で読むと、昔の先生は豪快だったんだなー、と思う。




いまは、あんまり豪快なことやってると、すぐ文句言われるからね。

生きずらい世の中です。




アレルギーの特効薬。まさやん&民世。さいこー。



沈む日本を愛せますか?/ロッキングオン
¥1,575
Amazon.co.jp


図書館で借りた。


そうだったのか! と驚くと同時に、


いや、言われてみれば、そうだよなぁ。 と、納得する。



自民党が大敗して民主党になり、その民主党もどんどん求心力を失っていった、えーと、2008年から2010年くらいのあいだの対談集。




どうして米軍基地は沖縄から動かせなかったのか


どうして小沢一郎は「壊し屋」でありつづけるのか


小泉純一郎がやった「本当のこと」とは?


日本は、実はどんな国なのか


そして、この国が初めて経験する「ダウンサイジング」を、国民はどううけとめ、政治家はどうしていくのだろうか。



そーっすよね。

人口、減ってるんだし、いつまでも経済成長とかバカなこと言ってないで


畑でも耕してたほうが、ずっといい。



目が覚める一冊でした。



まさやん。爆風スランプの曲。