モンゴル8000 -18ページ目

モンゴル8000

青年海外協力隊 2009年、モンゴル・ウランバートル赴任。
モンゴルでの日々の格闘日記です。

「卒業」って、なんだろう。


いままで、私は、卒業式と名のつくもので泣いたことは…


…ああ、あるわ。

「世界青年の船」の最後の日。

世界のあちこちに散らばってしまう友人たちと、絆を確かめつつ、しかしながら、なかなか現実問題、会うのは難しいだろうな、という気持ちも入り、号泣したなぁ。



ま、おいといて。



卒業ってのは、誰かが決めるものじゃないよね。


自分が、決めるもんだ。


格式ばった体育館とかなんとかホールとかで、立派なスーツ着たおえらいさんの長ったらしい話を延々と聞くことが、卒業じゃない。



今日、私は、ひとつ、卒業した。



TOEIC。


「英語の先生続けるなら、TOEIC、900点!」


と、目標を掲げ、早…3年くらい経ったかなぁ。


10月に受けたTOEICの結果が


Listening 460

Reading 450

Total  910



終戦。。。


卒業。。。


ようやく・・・ 終わった。


800台後半になってからは、「いかにミスをなくすか」みたいなところまで来ていたので、正直、やっていてつまらなかった(なんていうと、「910点程度で!」とか言われそうだけれど)


TOEICの悪いところは、ライティングとスピーキングが無いこと。


outputが無いと、なーんか勉強が受身になっちゃって、つまらない。


もうひとつの目標、英検1級を、今後は目指そう。



そして、いや、しかし、というべきか



もうそろそろ、「他人からの判断基準」みたいな勉強は、やめようと思う。


これからは、自分の興味のある書を手にとり、そして、自分なりの世界観を、自分の言葉で、世界へ向けて、発信していきたい、と思う。


30歳。来年からは、群馬。


いいじゃない。なんか、いいじゃない。



楽しそうじゃない。



自分の職業は何か、と聞かれたら


小説家、ランナー


って、村上春樹さんみたいに、言ってみたい。


いまんとこは


教育者、ランナー


だなー。



もいっこ上へ。目指すは、もっともっと高く、ダ!!




高ければ高い壁のほうが~ ってとこが、やっぱ、好きだ!

10年経っても、なんも変わらない



マリアビートル/伊坂 幸太郎
¥1,680
Amazon.co.jp


通勤電車だったり、休日のコーヒーショップだったり、寝る前のほんの数十分だったり、本を読む時間がある、っていうのは、人生におけるひとつの大きな幸福であり


そこでさまざまに展開する人々を眺めることで、人生の奥深さを知ることができる。


東京から盛岡までの新幹線の車中のお話。


展開がダッシュで、スリリング。そこに、深層心理みたいなのが見え隠れして。

善と悪とかはすっかり超越しちゃっていて

読むごとに、引き込まれた。



小説には、死と、セックスがつきものだ。

村上春樹さんは、彼の処女作である「風の歌を聴け」で書いているけれども、

人間は、ほうっておいても死ぬし、ほうっておいても勝手にセックスする。


だから彼は、その2つは、小説に書きたくない、と。これは作中の登場人物の言葉だけど。


そういえば、伊坂作品には、セックスの記述はあまりない。

ただ、まぁ、たくさん人が死ぬ。


この作品では、中学生が「なぜ人を殺してはいけないの?」と問いかける。

そしてこの中学生が、なんというか、まったく中学生らしくない、読者をイライラさせるような設定なのだが。


本作で語られる「なぜ人を殺してはいけないか」の解答は、まったく爽快で、豪快な答え。

気になる方は、是非お読みください。




ある、インディアンの教えに


「あなたが生まれてきたとき、

あなたは泣いていて

周りの人たちは、笑っていた。

だから

あなたが死ぬとき

周りの人たちが泣いて

あなたが笑っているような

そんな、人生を、送りなさい」


というのがあるけれど



うーん

できれば、周りにも泣いて欲しくないんだけど


死ぬときは、笑って、死ねるように


もっともっとダッシュしなきゃな、と思う。



マネー崩壊―新しいコミュニティ通貨の誕生/ベルナルド リエター
¥2,415
Amazon.co.jp


先日、「ピースボート林間学校」に参加したときに、講師の太さんが講義してくれた”おカネ”の話の、もとねた的な本。


お金って、なんでしょうね。


お金って、誰が作ってるんでしょうね。



実は、われわれ一人ひとりが、お金を勝手に作っちゃってる、といってもいい時代がやってきているんですよね。

なかなか、うまくいえないけれども。


野田総理は、消費税率の引き上げを各国首脳に公言した、という。

税率を上げることが、税収増になるのか。


むしろ、人々の消費活動は停滞し、世に出回るお金が減り、なし崩し的になるのではないか。



銀行の金利があるかぎり

クレジット制度がある限り

経済成長を止めることはできない。



どうしたら、いいか。


それを解決する鍵として、コミュニティ通貨、について、説明してある。


お金は、持っていれば、どんどん増える。

だから、人々は、お金を欲しがる。

貯金したがる。他の人からお金を取りたくなる。

すると、経済は停滞する。というスパイラル。



あるコミュニティ通貨は、期限内に使わないと、逆に価値が減る。

だから人々は、お金を使う。

お金がまわることで、経済は活性化する。

雇用創出にもつながる。




できるだけ、金のことなんて考えずに暮らして生きたいけれど、そのためには、お金って何なのか、考えるべきだと思うんですよね。



ちょっと難しくてなかなか消化し切れてない感が出ている文章で申し訳ございません。。。


さて、週末。たくさん走ろう。




以前、新モンゴル高校で1ヶ月間、サマースクールの講師をしたお話を載せました。

http://ameblo.jp/yasu31/archive1-201108.html


それが、私が日本に帰るきっかけとなったことも、書きました。


この感動を、実際に、皆様の顔が見える位置から、伝えたい。

今年度、サマースクールを一緒に作った仲間たちと、報告会を、開催します。



「新モンゴル高校サマースクール報告会」


日時: 11月13日 日曜日

     9時半開場、10時開演、12時終了予定


場所: 代々木オリンピックセンター

     センター棟 4階 403号室


アクセス: 新宿から小田急線、参宮橋駅下車、徒歩10分(駅からオリセンまで、案内の看板が出ています)


プログラム:

□(開始前) モンゴルの写真とビデオの上映

■モンゴル概要、協力隊員としてモンゴルにいた自分が、新モンゴル高校と出会った理由

   (青年海外協力隊OB 中野靖之)

□サマースクール概要、歴史、今後の展望について

   (サマースクール運営母体NGOアクア職員、サマースクールプログラムコーディネーター 村上徹也氏)

■講師としてサマースクールに派遣された感想

   (サマースクール講師 東洋大学 葉計翔平氏)

□生徒としてサマースクールに参加し、現在日本の大学で学ぶ留学生より

  サマースクールを終えての感想 (桜美林大学 ルハムザヤ)

  馬頭琴の演奏 (桜美林大学 アリウンザヤ)

■新モンゴル高校日本語教師より、現在のモンゴルの状況など

  (新モンゴル高校日本語教師 増田匠氏)

□質疑応答、グループセッション



このほか、モンゴル国旗展示、モンゴルの民謡独唱、民族衣装展示などございます。

お気軽にお越しください。


なお、興味をもたれた方は、お手数ですが、私、中野

y64754アットyahoo.co.jp

へ、連絡いただければ幸いです(アットのところは@になおしてお使いください。)



多数の皆様のご来場を、お待ちしています。

なお、不特定多数の方々を対象にしてモンゴルの話を行うのは、これが最初で最後になるかもしれません。


是非是非、お越しください!!



新モンゴル高校サマースクール報告会 幹事

中野靖之




陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)/伊坂 幸太郎
¥660
Amazon.co.jp

大学院のスクーリングで、名古屋に行ってきた。

開発学領域の専門家である教授の話を聞くたびにノックアウトされ失神寸前…おっと。


大阪の同和地区のまちづくり事例を見学したが、やっぱり、日本を見ずして世界は語れない、ですよね。


宿泊先は、オーストラリア人が受付をしているゲストハウス。

海外のゲストハウスのようにみんなでわいわい…とまではいかなかったが、リビングで何人かの人たちとお話をすることができた。

いいですよね。ゲストハウス。


ゲストハウス的な空間を作りたい、といつも考えている。

誰でも気軽に訪れることができて、そこでいろんな話ができる場所。

でもそういう理想を持っている人ってたぶん日本中にたくさんいて、なかなか実現できていないのが現状。


まずは、学校というスペースの中でそういう実験を、やってみようかなぁと考えている。

ま、とりあえず、来年の話ですね。



さて、伊坂作品。

最近は伊坂作品に凝っている。

彼は、作品の最後に、参考文献を載せている。

ちなみにこの作品の参考文献として一番に挙げられていたのが、


「フェルマーの最終定理」新潮社


・・・やはり、これだから伊坂作品は哲学に満ちている。



彼の作品のいいところは、善悪の区別なんておかまいなしなところ。

この作品は、銀行強盗グループが主役であるが、これが非常にリズミカルで、哲学に満ちている。

美しき銀行強盗グループ。そこに悪は存在していない。


ゲストハウスにいるあいだに読み終わったので、リビングの本棚にそっと置いてきたのは言うまでもない。



そこに、ロマンはあるのか。




ロマンと笑いと哲学に満ちた人生を楽しもうぜ。



伊坂幸太郎を読むと、やっぱ、斉藤和義なんだよなぁ。


ちょっと増えすぎた荷物は、置いていこうぜ。