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モンゴル8000

青年海外協力隊 2009年、モンゴル・ウランバートル赴任。
モンゴルでの日々の格闘日記です。

現代語訳 福翁自伝 (ちくま新書)/福澤 諭吉
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大学に入学するとき、全入学生に配布される、福翁自伝。

読みたいな、と思いつつ、そのとっつきにくい文体に挫折。


図書館にあったので、しかも現代語訳、斉藤孝さん、ということで、再チャレンジ。



福沢諭吉っていうひとは、自分の正しいと思う道を、突き進んで行った人なんだなぁ、と改めて感じた。

人が決めたルールとか、人が決めたレールとかそういうことにはかかずらず、とにかく、自分のよしとする方向を進んでいった人。



  人の知恵を借りようとも思わず、人の指図を受けようとも思わず、人間万事が運命だと覚悟して、努めることはあくまで根気よく努めて、種々様々のやりかたを工夫し、交際を広くして好き嫌いの年を絶ち、人に勧めたり人の同意を求めるなどということは人並みにやりながら、それでも思うようにならないときは、なおそれ以上に進んで哀願はしない。ただ元に立ち止まってひとり静かに思いとどまるだけです。(P226)



そんな人。彼は自分の性格を「カラリとした」と表現している。

湿気なんかはじけとんじゃうくらいの人だったんだろう。


交際を広くして…とあるが、一方で、「親友を作らない」とも書いている。人は、変わるもの。そのときどきで、同じ思いを抱く人と付き合えばいいではないか。

そのとおりではないか。




彼は言うまでも無く、慶應義塾の創始者であるが、本書の中に塾についても少しあり、



  今日においても慶應義塾の旧生徒が社会の実地に乗り出して、その身分職業にかかわらず物の数理に迂闊でなく、気品高尚にしてよく独立の趣意をまっとうする者ありと聞けば、これが老後の大きな楽しみのひとつです。(P196)




塾にいてよく目にし、耳にした言葉は、「独立自尊」と、「半学半教」。


自分の思う道を進み、そして、常に学ぶものでありたい、と改めて思います。





「自分の道」ってことで、


my way from Def Tech



さいきん、こころが上に行ったり、下に行ったり。

浮き沈みが激しいなぁ、とバカみたいに感じることが多い。


最近読んだ小説じゃないけど、30歳は、「不惑」を目標に生きようか、と思う。


30歳のラインまで、1ヶ月を切った。


いままで、いろんな経験をしてきたからかもしれないけれど、誰かとはなしをしていると、


「ああ、その類のはなしね。」


と思ってしまうことが非常に多い(生活における会話の9割以上を占めているかもしれない)。


コミュニケーションなんてのは、わらってりゃいいじゃないか、と本気で思う。


誰かと話をするときは、リズムを大切に、しっかりステップを踏んでいく。

で、わざと踏み外す。意外性を忘れない。

それで、いいんじゃない?と真剣に思っている。


結局、何を言っても、人は変わらない。

変わることができるのは、自分だけ。


だから、人の話は、ただただ相手の言うことをなぞって、うなずいてあげればいい。

っていうのは、たくさんの方々が言っているけれども、ほんと、聞いてあげればいい。

それが難しいんだけれど。正直。


表面に出てくるものは、笑顔だけでいい。

水面の下でいろんなものを静かに片付けていけばいい。



「不惑」



でいきましょう。


月末からは、わくわくするイベントがたくさんはじまる。


京都・立命館大学で、単独講演会

東京から鹿児島を目指す旅、そして鹿児島・指宿マラソン

沖縄・宮古島100キロマラソン

そしてそして、「世界青年の船」でインド・スリランカ・シンガポールへ。


そのあとは、群馬に移住。

新しい生活が待ってる。


よし


それまであと少し、我慢しようじゃないか。



心地よい、音楽でも聴きながら。



この1年で、大切な人が3人も亡くなった。


まったく、生きずらい世の中ですよね、って笑い飛ばしたいですね。




風が強く吹いている (新潮文庫)/三浦 しをん
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2年位前だったか、小出恵介と林遣都が出演していた映画を見た。


その、原作。



ひとつのおんぼろアパートに住んでいる10人が、箱根駅伝を目指す物語。



若い、って、いいなぁ。

そんなふうに感じてしまう自分が、恨めしい。


すべてをささげて何かに打ち込める時間がある。

そして、そういう仲間が、周りにたくさんいる。


今、僕は、毎日走っている。月間250キロほど走っている。

もちろん、そんなレベルでは、トップの人たちのレベルにはぜんぜんかなわないし、いや、この年でバカみたいに毎日毎日走っている理由がそもそもない。


駅伝。

航空自衛隊にいたときに、選手に選ばれ、2ヶ月間訓練し、自衛隊内の大会に出場し、1区を走った。


区間では3位だったが、その後の健闘あって、見事優勝した。

楽しかった。

それまで必死に練習したものどおしが、ひとつの襷をつなぐ、っていうのが、すごくすごく楽しかった。




「長距離ランナーへの最大のほめ言葉は、「速い」じゃなくて、「強い」だと思うんだ。」



主将でありみんなのまとめ役の、清瀬灰二のセリフ。



強くなりたい。

そして、そういう、「強くなりたい」って思っている人たちと、残りの人生を送りたい。





SOSの猿/伊坂 幸太郎
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伊坂作品は、読みやすい。文体が、現代人の言葉遣いだからだと思う。

で、そういう観点で本屋に積まれている小説を見渡すと、見事に、そういう、読みやすい小説が売れていることがわかる。


うーん


たしかに、読みやすい。仕事で少し疲れた体にも、心地いい。


けど、村上春樹さんは彼の小説の登場人物に言わせているけれど


「誰もが知っていることを話にして、何が面白い?」


と、正直、思います。

だから私は、そういう小説を書いたことはないし、これからも書かないと思う。



さて

SOSの猿。

いろんな物語がひとつにつながっていく、伊坂さんの得意分野。


引きこもりの子供を持つ母親に、主人公の遠藤二郎氏は、言う。


「母親がうろたえてたら、子供だってうろたえます。自分の人生を楽しんでいるくらいが、母親としてちょうどいいんじゃないですか?」



そのとおりなんですよね。


子供のためー!

とか

生徒のためー!

とか言って、一生懸命がんばっているふりをして自分を満足させてしまう人間が、すごく多い。


「お前は、相手に対してそうやってえらそうに言うけれど、じゃあ、お前はどうなの?」


と、僕はいつも思う。えらそうにしてんじゃねえぞ、と。



だから、他の先生たちと仲良くできないんだろうなぁ、と反省しつつ。




まずは、自分。


自分を、しっかり、つくる。


そのあとで、


他人のことを、考える。




自分に余裕が無かったら、他人のこと、政治のこと、世界のことは、考えられない。


だから


常に、世界のことを考えて生きて生きたいから


自分のことは、しっかりやって、常に余裕を持っていきたい、と思う。



しばらく、伊坂作品は休みまーす。


いまは、違う方の作品を読んでいます。



読書の秋、ですね。もうすぐ冬か。


たまには、インスト。



魔王/伊坂 幸太郎
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週末にアキレス腱を痛めたので、今日はソールの厚いシューズを履いた。

10キロくらいで駄目かな、と思って慎重に走ったけれど、思いのほか痛みを感じなかったので


22キロ走ってしまった。。。


今日は、LSDのつもりで。

Long

Slow

Distance

ゆっくり、長く走ることで、細かい血脈に血が流れるようになり、抹消細胞まで血液がいきわたるようになり、代謝が活性化される。


来週あたり、40キロ、50キロレベルの「ドカ走り」をやらなきゃな、と思っている。

100キロ走るためには、太ももをしっかりいじめておかなければならない。

100キロレースまで、2ヶ月を切った。アキレス腱の具合を確かめながら、いまできるトレーニングを、ゆっくりと、しかし着実に、重ねていかなければならない。



さて、伊坂作品。

ちょっと風変わりな作品。

9条問題だったり、集団心理による暴走の危険性だったり、特殊能力による自制心だったり、いろいろテーマがちりばめられていたが、たぶん、この作品のテーマは


「自分の頭で、考えろ」


ってことじゃないかな、と思う。


学部時代の学部長が言っていたけれど

「学ぶ」の語源は、「真似ぶ」から来ている。


どこまでいっても、模倣にすぎないのではないか、と、ふと、思う。

自分の考え って、いったい、何だ。


なかなか難しい議論ではあるけれど、まぁ、そこまで難しく考えずに


ちょっと言い回しを変えて、本書のテーマは、



「流されるな」



ってところじゃないかな、と、いま書きながら思った。




考えろ、考えろ。


でも、行動するときは、それまでずっと考えていたことが嘘みたいに、鳥のように、スパッと飛べ。



音を出さなければ、音楽は始まらない、よね。



I don't know why I'll live the place far from the sea next year though I like the sea...

but i know it's my choice and I'm satisfied with my decision. even i don't know why kkkk