- 現代語訳 福翁自伝 (ちくま新書)/福澤 諭吉
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大学に入学するとき、全入学生に配布される、福翁自伝。
読みたいな、と思いつつ、そのとっつきにくい文体に挫折。
図書館にあったので、しかも現代語訳、斉藤孝さん、ということで、再チャレンジ。
福沢諭吉っていうひとは、自分の正しいと思う道を、突き進んで行った人なんだなぁ、と改めて感じた。
人が決めたルールとか、人が決めたレールとかそういうことにはかかずらず、とにかく、自分のよしとする方向を進んでいった人。
人の知恵を借りようとも思わず、人の指図を受けようとも思わず、人間万事が運命だと覚悟して、努めることはあくまで根気よく努めて、種々様々のやりかたを工夫し、交際を広くして好き嫌いの年を絶ち、人に勧めたり人の同意を求めるなどということは人並みにやりながら、それでも思うようにならないときは、なおそれ以上に進んで哀願はしない。ただ元に立ち止まってひとり静かに思いとどまるだけです。(P226)
そんな人。彼は自分の性格を「カラリとした」と表現している。
湿気なんかはじけとんじゃうくらいの人だったんだろう。
交際を広くして…とあるが、一方で、「親友を作らない」とも書いている。人は、変わるもの。そのときどきで、同じ思いを抱く人と付き合えばいいではないか。
そのとおりではないか。
彼は言うまでも無く、慶應義塾の創始者であるが、本書の中に塾についても少しあり、
今日においても慶應義塾の旧生徒が社会の実地に乗り出して、その身分職業にかかわらず物の数理に迂闊でなく、気品高尚にしてよく独立の趣意をまっとうする者ありと聞けば、これが老後の大きな楽しみのひとつです。(P196)
塾にいてよく目にし、耳にした言葉は、「独立自尊」と、「半学半教」。
自分の思う道を進み、そして、常に学ぶものでありたい、と改めて思います。
「自分の道」ってことで、
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