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モンゴル8000

青年海外協力隊 2009年、モンゴル・ウランバートル赴任。
モンゴルでの日々の格闘日記です。

ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)/辻村 深月
¥1,019
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友達がぜひ、と貸してくれた本。


結末はどうなるんだろう、とはらはらさせられるが、同時に、深く深く考えさせられる内容。


大切な大切なともだちから笑顔を奪った事件の加害者を反省させるために、「ぼく」ができること


「ぼく」はだれのために戦うのか。


大切な人か


自分自身か


何が正しいのか


なにが、間違っているのか。


命の重さとは、エゴとは、無関心とは、なにか。



答えのない問題について考えるのは、すごくすごく楽しい。


なんていうか、心が降りてくる。



一歩外を出ればあふれている情報に浮き足立ってしまっている、あるいは、情報の波に飲まれて疲れ果てている心を、静かに下ろしてくれる。


波を、たいらにしてくれる。



いいじゃないか、と思う。


めんどくさいこともあるし、「なんで?」と思うこともある。

やってらんねぇ、自分は、もっともっと高みを目指せる、と、周りに目が行くことも多い。


けど、いいじゃないか、と思う。


ひとつでも、自分の前に笑顔があれば、それでいいじゃないか、と思う。




また小説、書き出そうか、そう思わせてくれる作品でした。



youtubeがうまく貼れない。なんでだっ!


斉藤和義 月光

http://www.youtube.com/watch?v=eppFVZ45p5s



砂漠 (新潮文庫)/伊坂 幸太郎
¥780
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大学生特有の、イノセントなモラトリアムを描いた物語り。

もちろんありふれた話じゃなくって、伊坂作品特有のダッシュな展開・・・の10分の1くらいの出来事があるわけだけれども。



「仲間」って、いいなぁ、と、改めて感じられる作品だった。

いつでも行き来できる距離にいて、いつでも一緒にバカができる仲間。


そういう仲間にめぐり合って、共にすごしていくことは人生の一番の幸せなんじゃないか、と思う。ほんと。


なかなか、そういう仲間にめぐり合っても、いろいろなことがあって離れていく。なかなかに難しいことが多い。



それぞれが、自分の居場所といえるようなコミュニティを持って、それがどんどん拡がっていけたら、と思う。



そうしたら、自殺する人間なんて、いなくなるんじゃないかな。



back number 花束



先月に走った、熊谷さくらマラソンは、いつものとおり



モンゴル8000

あほな格好で走ったので、記録は、まぁ、1時間40分をぎりぎり切るくらいだったけれど(でも正直、このかぶりものは息がしずらいうえに視界がほとんどなくなるので、この1回でもうやらないと心に誓った)、


今回の前橋シティは、ちょっと真剣に走って、今の自分の位置を把握してみようか、と思った。


19歳のときに初めてハーフマラソンを走り、そのときの記録が、1時間26分55秒。


以来、1時間29分台がなんどか。あとは、30分と40分の間をいったりきたり。

ま、仮装にはしった、という理由もあるんだけど。


その後、フルマラソンや100キロマラソンにも何度も挑戦し。



さて、いま、僕は、どれくらいで走れるんだろう。


ということで、でもしかし、久しぶりなのでちょっと甘めに、キロ4分半で入る。


5~6キロくらいで「まだまだいける」という実感があったので、キロ4分15くらいに上げて、ラスト5キロくらいはキロ4分まで上げた。


最後のダッシュもできたし、もう少しやれたかなぁ、という印象。疲れもそれほどない。


で、記録は、1時間27分42秒。


自己ベストまで、あと1分弱。



なーんだ。いけるじゃん、俺。という感想。


ちょっと、真剣に、ハーフ自己ベスト、キロ4分を狙ってみようか、と思えたレースでした。

そしたら、フルマラソンサブスリーに挑戦してみようか。



マラソンほど、「自分」を良く知らないとできない競技はない。

速く走ることは、誰だってできる。


しかし、それを20キロ、40キロ、はたまた、100キロと、キープさせられるか。


このスピードで大丈夫か。途中でつぶれないか。


自分と相談しながら、駆け抜けていく。



うーん、今回、久々に仮装を解いたことで、タイム狙いに火がついてしまった。


とりあえず、毎日走れるように、ちゃんと時間を作って、早く帰れるようにさっさと仕事しちゃいましょうか。



新生活。みんな、元気にやってるんかな。




「歌を贈る」


って、僕はけっこう好きで、誕生日のトモダチやなんかにyoutubeのURLつきのメールを送ったりなんか、たまにするんだけど、


自分がもらうと、すごくうれしいですね。



やらなきゃいけないこととか


しちゃいけないこととか


義務とか


責任とか




そういう、めんどくせーものが、どうでもよくなっちゃうような生活をしたいなぁといつもいつも思って、生きているんだけれど



不安とか


迷いとか


義理とか



そういう、またまたどうでもいいことが邪魔して、ポンっ!て飛べない。


というわけで、まだ日本社会になんとかすがって生きている自分がいる。




そういう自分の境遇をしってかしらずか、友達が、歌を贈ってくれた。


「ささえる人の歌」 back number



ん、やっぱ、だめだな。いろいろ迷いがあるときにコトバを残すと、どうしてもこういう文になってしまう。


30代は「不惑」を決め込んだのに、迷ってばっかです。

しあわせのパン (ポプラ文庫)/三島有紀子
¥630
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この4月から新生活が始まり、まぁ、一応、9月に帰国してから、2つほどの場所で働いてはいたんだけど、本格的に日本社会復帰、ということになった。

30歳。いちど離れた日本社会になんとか順応して、なんとか生きていかなきゃいけないなぁ、と思いつつも、

「べつに、もう、いいんじゃない?」

と感じることも多いこのごろ。

いろいろ考えながらも、それでも時間は確実に過ぎていくので、目の前のものごとをとにかく、右から左へもっていく作業に、少し創造性を加えながらやっていく。

もう、ブログはいいかなー…と思っていたんだけど、何人かに「書いてください!」と言われたので、読んだ本のレビューから、またはじめようかな、と思う。

映画化されて話題になった作品。

ひとつのパン屋を中心に、いくつかの短編が展開していく。

人生を、もがいてもがいて、それでも、生きてきた人。

年を取るってのは、いろんな、つらい事や、苦しいことを、背中に背負っていくことなのかなぁ。

生きる、っていうのは、だから、それだけで、すごいことなのかもしれないなぁ、と、ふと、作中の登場人物と自分を重ね合わせてしまった。

もがいてもがいて、それでも、前へ。

たぶん、もっと簡単な道は、たくさんあったんだろう。

でも、僕は、こういう道でしか生きていけないんだろう。

自分がいままで選んできた道を、否定することなく、すべて受け止めて、それでも、前へ、前へ、って、生きていける強さが欲しいな、と思う。

もがきつづけてきた人ほど、強い。

もがきつづけてきた人ほど、楽しい。

もがきつづけてきた人ほど、笑顔が、素敵だ、と思う。

走れ。

ドラゴンアッシュ「静かな日々の階段を」

あー マイノリティになりてぇ