引きこもりだった頃の話 | 統合失調症とつきあいながら生きていく

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統合失調症当事者。日々の出来事や考えていることを書きます

こんにちは。

無職なので時間はあります。

朝一でバッティングセンターに行ってきました。

最近の日課になりつつあります。

「またこいつ来たな」と店員さんに思われてるかもしれません。

でも年をとっても野球は見るのもやるのも楽しいです。

バット作りの仕事とか面白そうだな。

楽しく仕事して楽しく人生を生きたいですね。

 

さて今日は引きこもりの頃の話を書きたいと思います。

僕は20代の半分くらい引きこもっていました。

原因はどれも仕事が続かなくて自信を失ってしまったことが大きいと感じます。

とりあえず昼夜逆転の生活。

普通の人が仕事している間に寝てる方が気が楽なんですよね。

6時~15時くらいまで寝る。

起きてる間は部屋でひたすら野球ゲームしていました。

食事は父母と食べることもありましたが、一人で食べることの方が多かった気がします。

とにかく人と会うのが怖くなってしまって、近くのコンビニに行くくらいしかできませんでした。

今考えると25歳くらいなんてまだまだ若いし何でもできる年齢なのに、当時は悲観的にしか物事を考えることしができませんでした。

もう人生終わったな...

俺は何をやっても駄目だ...

そんなふうに自分で自分を責めて心を閉ざしてしまっていました。

何回死にたいと思ったことだろう。

実際、カーテンのレールにベルトをかけて首を吊ったらレールが折れて未遂に終わったこともありました。

兄夫婦が実家に来るときはすれ違うのが怖くてトイレにも行けませんでした。

 

引きこもりでも楽しく生活できる人は引きこもりでいいと感じます。

僕は根が真面目な方なので(笑)、当時は働いていない自分はダメだと感じてしまいどんどん心が荒んでいきました。

 

そんな僕が引きこもりから抜け出せたのは母が癌になったからでした。

まだまだずっと生きていると思っていた母がステージ4の癌になった。

それがきっかけになって僕は派遣社員としてまた働きだしました。

抗がん剤と放射線治療で奇跡的に癌が消えて、今でも母は生きています。

社会に出たい気持ちがあるのに長期間引きこもってしまうのは、抜け出すきっかけがなくなってしまっているからだと感じます。

僕の場合は母の癌でしたが、きっかけは人それぞれだと感じます。

 

2月に退職して、今無職であることは25歳の頃と変わっていません。

でも、人生が有限であることを感じるようになった今は時間を浪費しないように生活しています。

せっかく日本という豊かな国に生まれ、優しい両親のもとに生まれ、恩師に恵まれて、友達に恵まれたこの命は無駄にしてはいけないと感じます。

 

ブログでも何回も言っていますが、どうせなら楽しく!ENJOY MY LIFE!!!

 

読んで頂きありがとうございました。

明日もファイティン!!!