● 足を見てほしいと思いますが、どのタイミングで伺うのが良いのでしょう?
東京新宿「靴は売らない靴屋」 西村泰紀です。
今日のブログタイトルは、お客様からいただいたお問い合わせ内容です。
お客様からいただいたメールをそのままご紹介することは失礼ですので、その趣旨をまとめました。
【 お問い合わせの趣旨 】
東京へ出張する機会に足を見ていただきたいと思っています。
一日の予定が終わった午後に伺いたいのですが、たくさん歩いたあとの計測で問題ありませんか?
あまり疲れていないときの計測のほうが良ければ、別日の午前中なども検討いたします。
日程や時間帯はあまり気にしなくても大丈夫でしょうか?
概ねこのような内容のお問い合わせでした。
靴は、足がむくむ午後に買いましょう!という都市伝説的なお話が、いまだに出回っています。
私は、靴屋になる前から、このことを疑問に思っていました。
「足が浮腫んでいない時、その靴はゆるくて、ブカブカ、脱げそうにならないのか?
その時の対策も、一緒に売ってくれないと、浮腫んだ時しか履けない靴になる。
そんなの、おかしい!!」
お客様のお問い合わせの裏側に、この都市伝説が隠れているような気がしました。
そんな私からの回答は、以下のとおりです。
【 返信 】
〇〇 様
お問い合わせありがとうございます。
返信が遅くなりました。
申し訳ありません。
さて、ご来店のタイミングですが、結論から申し上げます。
いつでも大丈夫です。
正直、女性の足は毎日変化しています。
だから、今日ピッタリでも、明日は変わっている事が、
では、どうすれば良いのか?
そのための基準、
このピッタリ感を基準にしていただくことができれば、
一日歩き回った後、午後の時間でも、
その時、浮腫んでいないか?などご心配されるかもしれません。
大丈夫です!
足に合ったパンプスを履けば、その浮腫はスッと取れます。
ご検討いただきますようお願いいたします。
本日お越しいただいたお客様からいただいた、お問い合わせの答えにつながる嬉しい感想です。
「思い切ってきて良かった!
足に合う靴を履くって感覚が初めてわかりました。
身体の感じがこんなに自然になるんですね!
まずは、今日履いた靴を注文してみます。
ファッションも変わると思います。
これからの毎日が楽しみです。」
女性の足は毎日変わります。
だから、これさえ手に入れれば大丈夫!とはいかないのです。
でも、これさえ手に入れば大丈夫、なんとかできるようになる、というのが、「ピッタリの靴を履いた感覚」です。
一度、ピッタリの感覚を経験すると、「合わない、何か足りない、あとチョットなんだけど・・・」という感覚が分かるようになります。
その、何か足りないの感覚が、
なぜなのか?
どうすれば良いのか?
そこまでくれば、あとは解決策は山程あります。
インソールで、靴下で、サイズを変える、厚みを変える、デニールを変える、左右で別にする、両方の組み合わせで。
何が足りないのか、ハッキリとわからないから、対策を打っても解決する可能性が低いのです。
なので、一日歩き回って、疲れた時、どんな状態の足になるのか、その時ピッタリの靴を履くと、どんな感覚になるのか?
それが分かることで、一つの基準が手に入ります。
抜群のコンディションの時の足が再現されるタイミングは少ないと思います。
むしろ、悪い状態の時が多いと思うのです。
その悪い時の状態を把握して、良い状態を想定する、または正しい靴を履くことで良い状態を作る。
身も蓋もない言い方ですが、女性の足は毎日変わるので、足を計測するタイミングに正解は無いのです。
できれば、
変化の幅が大きいのか、小さいのか?
その時の差は、具体的にどのくらいなのか?
そこまで把握すると、組み合わせでなんとかなる可能性は、激増します。
ご自身の足の特徴を知り、変化の大きさを知って、足に合うパンプスで、立って、歩いて、足が、姿勢が、歩きが、身体が変わる感覚を体感してください。
代表取締役 西村克之
<レンタルスペースで営業中>
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