東京新宿「靴は売らない靴屋」 西村泰紀です。
足のトラブルは「生活習慣病に似ている」と言われます。
足は体重を支え、衝撃を受け止め、分散し、推進する。
その仕組みをうまく使うために、足を本来の使い方で使う必要があります。
それを支えるのが靴の仕事です。
だから、カラダの不調と靴の問題を結び付けるは、実に正しいことだと思います。
そんな疑問を解き明かしたくて、お越しいただいたお客様から、とても嬉しい感想をいただきました。
お役に立てたならば、こんなに嬉しいことはありません。
私自身、脚の可動域が問題の発生源と思われる、背骨のトラブルに煩わされてきました。
頸椎1回、腰椎2回の手術を受けました。
だから、合わない靴で、正しくない動きが、積もり積もって体に影響出てくる怖さを知っています。
右のアキレス腱を切り、リハビリをきちんとしなかったため、右足首の可動域が小さくなったのが問題の発端です。
それを教えてくれたのは、整形外科のドクターではありませんでした。
プロ選手もみるトレーナーの方に指摘され、一気に目が覚めるように気がつきました。
脚が正しく使えないことで、これほどの左右差を生んできたのか!と我がことながら驚きました。
靴のことを学び、カラダのことを学んでみると、「半商半医」という言葉に行きつきます。
直立歩行700万年の進化の歴史の中で、人間は脚の効果的で効率的な使い方を手に入れました。
人間の身体は、二足歩行のためには、まだまだ進化の途中だと言われています。
それでも、とてもうまくできているのです。
とてもうまくできている仕組を活かすために、絶対に外せない動作があります。
その動作ができない靴を履いていたのでは、せっかく手にした二足歩行の効果が出ません。
その動作は、カカトを上げること。
だから、カカトを上げられる靴の履き感が絶対に必要なのです。
靴が脱げそうと感じたり、カカトがカパカパしたのではダメなのです。
足にピッタリ!という履き感を、ぜひ体験してみてください。
貴女の世界が変わります^^