● 合わない上履きの秘密!! ●



東京新宿「靴は売らない靴屋」
西村泰紀です

日本経済新聞社の記者の方から取材を受ける準備として、子供の上履きについて調べる機会がありました。



調べるうちに、とても大変な事態になっていることを知りました。



全国の小学校1年生から、高校3年生、1万人の足と靴の調査が、財団法人日本学校保健会によって行われています。



その調査結果をまとめた冊子の中に、こんな一文があります。



「JIS 規格のすべてのサイズが製造販売されているわけではないので、靴屋さんで足に合った靴を買うことができない人は相当数に上っていると予想されます。」


ものスゴイことが、サラッと書いてあります。


あまりにもサラッと書いてあるので、スルーしそうになりました。


それにしても、この「相当数」ってどのくらいなのか?調べて見る気になりました。



データに当たってみたところ、、なんと大半の子供が足に合う靴を買えないのです。



大人の靴以上に、子供の靴は、ウィズ(足囲=親指と小指の付け根の骨の上を通る足の太さ)が選べるようになっていません。



子供が日常、一番長い時間履く靴は、おそらく学校の上履きだと思います。



イトーヨーカドーやサティといった、スーパーで買える、学校用の上履きはほとんどが、子供サイズのEEです。



中に、マジックテープで調整して、狭い足にも対応できるタイプのものがありますが、ほとんどが、ゴムベルトで足に固定しようとするタイプです。



痛くてはけないオシャレな靴も快適に変身 東京新宿中敷き調整専門店


その場合、ゴムベルトという、足に固定するには余りにも弱い材質では、足にきちっと靴を固定できません。



そのため、足の長さだけでなく、足囲が合っていることが、とても重要になります。


データによれば、EEサイズの足の子供は、11歳以下で約25%です。



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12歳以上になると、男子14%。女子に至ってはわずか8%



(※JIS規格では、子供靴の規格と大人用の靴の規格が二つあるため、12歳を区切りに集計することにしたようです。)



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12歳以上をもう少し見てみると、Eですら、男子21%、女子19%


女子で最も多いのが、D28%、以下、C23%、B14%、A4%、AA以下0.8%


上履き以外の靴も、Eを標準にしているメーカーが多いのですが、それより、足囲が細い足の女子が、約70%になるのです!!



ちなみに女子のEEE2.4%、EEEE0.9%、それ以上はデーターなしです。



つまり、、高校3年生までは、足囲が細い子が圧倒的に多くて、足囲が太い女子はとても少ないのです!!



ここまでで、ハッキリしたことは、スーパーなどで、手軽に買える靴が足に合う子供は、調査対象約1万人の内、2,400人ほどしかいない、ということです。



そのほかの7,600人は、足に合わない靴を履かなければならないのです。



それも、大半が自分の足よりも足囲が太い靴を履くことになるのです!



なぜそうなるのか?



単純に言えば、売っていないからなのですが、それにしても、調査結果と、実際に売っている靴のサイズがこんなに違う原因はどこにあるのでしょうか?



調査結果から、透けて見える原因があるのですが、長くなるので、次回以降に




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