以前導入したIntel N-100 ミニPCをゲームのサーバーにしてクライアント側PCから遊ぶ | やすのブログ

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以前導入したIntel N-100 ミニPCでゲームを動かしてサーバにして、別PCからリモート画面でゲームPADも使って遊んでみる。

 

さて以前導入したIntel N-100 ミニPCをサーバーにして利用しているとゲームもミニPCで動かしたくなりますよね。

 

リモート画面で操作するミニPCでゲームをするとなると、リモートデスクトップのミニPCの画面と音だけのリモート表示では物足りなくなり、手元のクライアントPC側に接続しているゲームPADでもミニPCのゲームを操りたくなりますよね。

 

個人利用でなんとかフリーなリモートデスクトップソフトを使って画面も音もジョイパッドもリモートで使いたいというそんなあなたには「インプレスさんのこの記事を参考にしましょう(フリーのリモートデスクトップソフト「Verethragna」がゲームパッドをサポート)

 

どういうことかというと現在個人利用ならばフリーで利用が許可されている「フリーのリモートデスクトップソフト「Verethragna」」でリモート接続のPCの画面表示・サウンド再生・ゲームパッド入力の転送ができてしまうという物です。

 

ただしサーバになるPCが「グラフィックドライバーでWINDOWS11用のミラードライバー」をサポートしている必要がありますが「以前導入したIntel N-100 ミニPC」だと正常に動作することを確認しました。

 

導入手順はこんな感じの概要になります。

 

手元のPC(クライアント側PC)での準備:

・「フリーのリモートデスクトップソフト「Verethragna」」を任意のディレクトリに解凍(マイドキュメント以下には配置しないようにとの事だそうです)

・「フリーのリモートデスクトップソフト「Verethragna」」のHPの画面下部分「Gamepad Plugin mk42 ( Verethragna Ver 0.10.6 - )」の所の「Ver 0.1.0」の部分から「mk42」プラグインをダウンロード

・「mk42」プラグインを解凍、解凍した「mk42.dll」を解凍した「verethragna」ディレクトリ以下にコピー

 

・「クライアントPC」側で「verethragna」を動かす際は解凍した「verethragna」ディレクトリ以下の「verethragna.exe」を開いて「Mode:Client」にして「IP:」に「サーバ側のIPアドレス」を入力して「OK」ボタンを押す

 

注:セキュリティソフトによっては「クライアント側PC」の「ゲームパッド入力」を盗んで「ネットワーク越しに送信する」という動作を怪しい動きとして検出されて「ブロックされてしまう」ことがあるのでその際は「該当プロセスの除外操作」で「ブロックされない」用にする必要があります。

 

 

サーバー側のミニPC(サーバー側PC)での準備:

・「クライアントPC」側で「verethragna」に解凍した物(一応「mk42.dll」も含む物)をコピーして任意のディレクトリに解凍(マイドキュメント以下には配置しないようにとの事だそうです)

・仮想ゲームパッドドライバーの「vJoy」をインストール(場合によっては再起動が必要)、インストールしたディレクトリ「C;\Program Files\vJoy\x86」以下のDLLファイル「vJoyInterface.dll」と「vJoyInterfaceWrap.dll」を「verethragna」にコピーしたディレクトリ以下にコピーする。(「x64」と「x86」の2つのディレクトリがあるが「x86」側の物をコピーする)

 

・「サーバー側PC」側で「verethragna」を動かす(サーバとして待機させる)際は解凍した「verethragna」ディレクトリ以下の「verethragna.exe」を開いて「Mode:Server」にして「OK」ボタンを押すか以下の「サービスモード」設定で「常駐待機」させる

・「verethragna」の「サービスモード」設定は「verethragna.exe」を開いて「Mode:Server」、「Service:Install」にして「OK」ボタンを押す。次回のWINDOWS起動時にサービスとして自動的に起動している。

 

 

サーバー側も手元のPC(クライアント側PC)側も準備が整ってからの動作確認方法:

・クライアント側PCでサウンドの再生準備とゲームパッドの接続をしておく

・「クライアントPC」側で「verethragna」を動かす際は解凍した「verethragna」ディレクトリ以下の「verethragna.exe」を開いて「Mode:Client」にして「IP:」に「サーバ側のIPアドレス」を入力して「OK」ボタンを押す

・画面のリモートデスクトップ表示とサーバー側でサウンドの再生を行い動作を確認する

・リモートデスクトップで「スタート」→「すべてのアプリ」→「vJoy」→「vJoy Device List」を実行して表示画面の「#1」の「Owner PID」に「数字」が表示されていることを確認する。(「タスクマネージャー」の「詳細」のリストを「PID」でソートさせた時に「Owner PID」の数字のPIDが「verethragna.exe」になっているはず)

・リモートデスクトップで「スタート」→「すべてのアプリ」→「vJoy」→「Monitor vJoy」を実行した画面に「クライアントPC」に接続したゲームパッドの操作が表示されればほぼ確認は完了

 

・ここまで動作が確認できれば「サーバ側PC」で「ゲームパッド」対応のゲームなどを動作させて「クライアントPC」側からリモート操作できるはずです

 

実際のソフトのダウンロード先など詳細なリンクは「インプレスさんのこの記事を参考にしましょう(フリーのリモートデスクトップソフト「Verethragna」がゲームパッドをサポート)

 

今までは「サーバ側PC」でゲームを動かす際には「ワイヤレス接続のゲームパッド」を使っていましたがこれからは「クライアント側PC」に接続した「有線接続のゲームパッド」でも遊べて便利ですね。