最近のUSB PD(Type-C端子で)入出力モバイルバッテリーで放電(出力)?充電(入力)? | やすのブログ

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さて最近になってUSB PD(Type-C端子で)で入出力できるモバイルバッテリーを購入しました。

 

しかし出力専門の端子は分かりやすいのですが、同じType-C端子で充電(入力)と放電(出力)があり、便利なのですが自動的に充電(入力)と放電(出力)が切り替わるためにちょっとややこしい場合があります。

 

それはモバイルバッテリーの充電(入力)と放電(出力)の自動切り替わりの端子どうしを接続するとどちらのモバイルバッテリーが出力(放電)になってどちらがが入力(充電)になるのかという事です。

 

そもそも入出力する端子通しを接続しなければいいのですが、USB PD出力のモバイルバッテリーですと高出力が可能なType-C端子は充電する端子の事が多く高出力で放電(出力)したいときはどうしても充電(入力)する際の端子を使う事になってしまいます。

 

次の突っ込みどころは「モバイルバッテリー」通しでの放電と充電は電力が無駄になるだけだからやめたほうがいいんじゃないか?ですが無駄になる電力は覚悟の上で複数のモバイルバッテリーにばらばらにたまった電力を一つのモバイルバッテリーに集めたい(充電してまとめたい)という場合があります。

 

とうわけでモバイルバッテリーが残り0%ですと放電(出力)されないので比較的充電の向きは問題にならないのですが、両方ともに残り充電の%がある場合はこちらのモバイルバッテリーからそちらのモバイルバッテリーに充電されてほしいという状況があるのですが両方ともに充電か放電かが自動判定ですので何とかしてこっちの方向に行ってほしいという願望を実現するために以下のような方法を考えてみました。充電の方向がうまくいくかどうかは接続するモバイルバッテリーに依存するようですが。

 

ちなみに充電用としてType-C端子同士を接続した場合は充電時の方向や充電の電圧・電流を通信しあって両端子で安全に実現できる方法を選択してから充電が始まるそうです。その際に両方ともに充電・放電ができる時にどちらの方向にするかの法則が分かればいいのですが、通信時に親側と子側があるそうなのでどちらかに強制的に切り替わればいいなぁと思い以下の方法を考えてみました。

以下の方法は組み合わせてパターン化するとうまく行くかもしれません。

 

・Type-C端子のケーブルを接続する順番を変えてみる

 Type-C端子のケーブルを接続しても電力は通信されるまで供給しないそうですので先にケーブルを接続するか後に接続するかで親子が変わればいいなぁと思い考えてみました。全く同じ種類のモバイルバッテリー同士の場合に効果があるようです。

 

・Type-C端子のケーブルを接続する端子の表裏を片方だけ逆にしてみる

 Type-C端子は表で接続しても裏でも動作するように設計されていますが信号の線の配置は表と裏で微妙に異なるようになっています。Type-C端子は大抵どちらが表か分かるようにマークや印刷がありますので片方は表に・もう一方は裏にして接続する方法です。

 この方法は前記の接続する端子の順番を変えるでダメな場合に組み合わせると有効なようです。

 

なお通常は充電の方向を意識することがないような充電器からのモバイルバッテリーへの充電などの場合で端子の表裏で片方の面では充電がうまくいかない場合は端子の中が汚れているかケーブルの一部が断線している可能性が高いのだそうです。

 

追記:ちなみにうちにあるモバイルバッテリーで頑固に充電方向が変わらないものもありましたが、放電したい方(どうしても充電されてしまう方)のモバイルバッテリーで電源ボタンを押しながらケーブルを刺すとうまく放電されるというような事例もありました。

↑正直にはこれが一番効果ありました

 

いかがでしょうか?Type-C端子は表裏を特に考えなくてもよく、ケーブルの方向も特にこだわらなくてよいことになっていますがモバイルバッテリーの場合のような充電の方向の場合に念力を使いたい場合があったりもします。

みなさんもType-C端子を便利に使ってくださいませ。