失敗を失敗と思わせない | 株式会社ヒューマン・ナレッヂ 代表コンサルタントのブログ

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こんにちは!

(株)ヒューマン・ナレッヂの前田です!

 

 

今回は、

失敗を失敗と思わせない」についてです。

 

 

 

会社内で意見を出させる、提案をさせることは意外に難しいものです。

 

 

「意見を出してくれ」

 

 

「提案書に書いて提出して」

 

 

などと言っても、強制でない限り部下から上司に対し意見を言える人は少ないと思います。

 

 

言えないような人間関係や会社組織に問題があるとも考えられますが・・・

 

 

5S活動や社内活動なども

 

 

「自分自身が理解をして実践しているのか?」

 

 

「自信の無さなのか?」

 

 

なかなか言葉を発してくれない人が多くないですか。

 

 

意外と意見を持っていても、内に秘める方が多いように思います。

 

 

今や様々な業種で5S活動に取組んでいます。

 

 

5S活動(改革)の専門家と謳っている弊社にも、様々な業種の方が相談に訪れて頂くようになりましたが、まだまだ業種としては製造業が多いですね。

 

 

5S活動が、いつからどのような形で広まったかは特定されていませんが、製造業や建設現場から始まっていると思います。

 

 

現に大抵の建設現場や工場には5Sに関わる垂幕やポスターが貼られています。

 

 

弊社の指導実績では、数年前より異業種も増えては来ているものの製造業が多いですね。

 

 

製造業や建設現場の方々は、無口で内に秘める方が殆どで、いわば職人気質の方が多いからなのかも知れません。

 

 

私がお伺いした指導先でも、初めの数回は静かに話を聞いている場面が多いです。

 

 

私も一方的に話すだけではなく、会話重視の指導をさせて頂いています。

 

 

そのためか、回を重ねるごとに内に秘めた思いと本音が少しずつ聞こえてきます。

 

 

これも私と現場(社員)の人との信頼関係から、お互いに本音で話が出来るようになるのです。

 

 

5S活動の醍醐味は、自分達の職場環境は自分達の手で形成していくことです。

 

 

「明るく楽しい」と書くと誤解を招きやすいが、まさに自分達が働きやすい環境にすることで仕事の効率は必ず上がります。

 

 

そうはいっても、自分達がイメージを描いた通りに会社が直ぐ対応できるかというと・・・

 

 

「予算の都合で直ぐには実践できない。」

 

 

「または会社運営上それはちょっと難しい。」

 

 

など様々な問題にぶつかる可能性もあります。

 

自分達のイメージを描くことは、とても大切な事であり、会社の未来にも繋がります。

 

 

会社として、大損失に値するような案件は、きちんと説明し方向転換させるなどの対策は必要になりますが、怪我や危険を伴うこと以外の失敗は、なるべく経験させてあげて欲しいと思います。

 

 

失敗を失敗と叱るのではなく、失敗をした考え方でも、それぞれが考えたことに評価して下さい。

 

 

昨今の人々は、失敗の経験があまりにもなさすぎる。

 

 

失敗の経験を積まずに、管理職、役員へと昇進してしまうと、いざという時の対応が取れず、会社をも衰退や倒産に追い込んでしまう可能性を大きくしてしまいます。

 

 

そうならないためにも、出来れば若いうちに失敗の経験を大いに積ませてあげて下さい。

 

 

5S活動での失敗は、単なる失敗で終わるのではなく、失敗から次に何をすれば良いのかを考えさせることが重要です。

 

 

失敗した人を追い詰める場にはしないで下さいね。

 

 

失敗の経験を積み、その失敗を修正させる力を養う場でもあることをご理解いただきたいと思います。

 

 

 

最後までお読みいただき有り難うございます。

次回も宜しくお願い致します。

 

独自の視点から行う指導家として、

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