こんにちは!
(株)ヒューマン・ナレッヂの前田です!
今回は、
「気付かぬうちに」についてです。
今や業種、職種、部署、年代層などに分かれ、数えきれないほどの技法や手法が次々と出てきていますね。
仕事の場面に合わせ、会社は社員の育成や技法の習得のためにセミナーや研修に参加させます。
皆さんの会社も参加していますか?
(させられていますか?)
参加する方のモチベーションにもよりますが、役に立っているものもあれば、参加して終了になってしまっていることもあるのではないでしょうか。
5S活動もまた、そんな数ある手法・技術・ノウハウの中から選択をして頂き、導入されているのだと思います。
会社全体での取り組みとなると、自社で何が必要で、何が足りないのかを真剣に考え、大半は社長や管理職の方が先に勉強することが多いと思いますが・・・
しかし、仕事が忙しい中にありながら、会社の都合で強制的に「勉強してこい」と言われる社員研修やセミナー。
または、「俺、忙しいからお前代わりに行け」との更なる強制の代理研修など、言われた方は面倒なだけですよね。
それこそ、参加しただけで終了となりがちです。
会社側としては、「お金をかけているのだから勉強してこい」という声が聞こえてきそうですね。
私も経験がありますが、通常の仕事をしながら全く違う勉強をするとなると、本当に難しいですよ。
難しいというよりは、「面倒」という気持ちの方が強いですかね。
私の5S活動の指導では、なるべく技法・手法という言葉は使いません。
使った所で面倒がられてしまっては、話もろくに聞いてもらえませんからね。
だからこそ、「何気なく」「知らないうちに」勝手に手法を身に着けてもらうようにしています。
PDCAもその一つですね。
PDCAは、経営の手法として、または計画実行のサイクルとしても良く使われています。
なんとなくでも、一度は耳にしたことがあるという人も多いのではないですか?
私がなんとなく、指導先の皆さんに伝えているPDCAは、単なるP(計画)・D(実施)・C(検討)・A(処置)だけではありません。
TとIを取り入れたTIPDCA(チップディーシーエー)より改革をアプローチしています。
Tとは目標(ターゲット)を決め、Iとは本来あるべき姿(イメージ)を描き、それからPDCAと展開します。
5S活動の研修では多少説明していますが、手法自体を明確に理解している人は少ないと思います。
経営の手法だと強く説明しても、言われる人達にとってプレッシャーになってもしょうがありません。
知らなくても良い事を頭ごなしに覚えさせる必要はありません。
実践し、成果が出てから伝えたとしても、決して遅くはありませんので。
PDCAだけではなく、5S活動を進めて行くと、知らないうちに多くの手法・技法が身に付きます。
指導先でも、私が教えたことではない技法を、知らないうちに使っていることもあります。
人は、自分に良かれと思えば積極的に学ぼうとしますが、「これをやれ」「あれをやれ」ではやる気が起こらないのが普通だと思います。
活動しているうちに、勝手に身についたと言えれば、知識は増して苦労は低減されますからね。
最後までお読みいただき有り難うございます。
次回も宜しくお願い致します。
独自の視点から行う指導家として、
前田流5S改革を全国の企業へ展開中。
その経験・実績のもとに記載しています!
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