職場見直し計画 | 株式会社ヒューマン・ナレッヂ 代表コンサルタントのブログ

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こんにちは!

(株)ヒューマン・ナレッヂの前田です!

 

今回は、

職場見直し計画」についてです。

 

 

5S活動を実践して行く上で、職場環境の整備が重要になります。

 

 

例えば、私の5Sセミナーに参加した人が、

「勉強になった!」と思って頂いても・・・

 

 

会社に戻り職場環境が5Sを行う雰囲気でなければ、その思いも自然と消滅してしまいます。

 

 

悲しいことですが、現状としてはこの様なケースが殆どではないでしょうか?

 

 

私のセミナーに参加していた受講者から、

「会社に戻れば中々実践できない」と

休憩中に相談を受けたことがあります。

 

 

会社として、外部の5Sセミナーに参加させるのであれば、帰社後に5S活動に取り組める環境を作ってほしいものですね。

 

 

 

 

職場環境の整備も5S活動で整わせることが可能です。

 

 

5S活動の計画を立てるとなると、どうしても「整理」「整頓」…から順を追って始めようとしてしまいますよね。

 

 

実は・・・

 

 

整理整頓の前に社内活動として5S活動の計画は会社方針や経営計画に取込む必要があります。

 

そのためにも、以前からお話していますが、

5S活動を十分に理解する必要があるのです。

 

 

 

全社員に活動を伝えて、どう考えて行動していくかを計画に落し込むことが必要です。

 

 

 

 

まずは伝えるために・・・

 

「何故、5S活動を行うのか」

 

 

会社として、5S活動を行う目的を明確にしなければなりません。

 

 

例えば、「会社の業績を向上させたい」「生産性を向上させ利益を残したい」など経営者としては様々な思いがあると思います。

 

 

ただ、言葉を社員に伝えるのであれば、自らの思いだけではなく、働く人たちの心に響き、やる気が出る言葉で伝えなければなりませんよ。

 

 

その後に決意と計画・・・

 

 

「経営者を含め全員で行っていく!」

 

 

「トップは関係ない」「管理職は関係ない」では、本来の5S活動の意味を持ちません。

 

 

まずは、会社の年間計画にある程度の流れを盛り込んで会社としての計画にすることが必要です。

 

 

実践する詳細(項目)の計画は、皆さんで決めなければなりませんが、トップは俺も皆と一緒に行うと宣言をして下さい。

 

 

 

「皆の提案項目が会社をまもる」

 

 

会社として取り組む目的や計画(流れ)の説明が終われば、はじめに全体で行う取組として、5Sの「整理」からで構いません。

 

 

何のために活動するのか?

 

 

 

活動の理解をしていないと整理整頓(片付け)で終了してしまうので注意して下さい!

 

 

会社全体で行う「整理」では、必要なモノと不必要なモノを分けることを実践していきます。

 

 

皆さんで実践するときには、雑談を交えたコミュニケーションを取れるように、役職者は部下に積極的に話しかけるようにしてほしいですね。

 

 

雑談は、部下・上司の距離を縮めるチャンスですので。仕事以外の話も◎ですよ。

 

 

 

活動しながら皆さんに感じて貰いたいこと・・・

 

 

「働きやすい環境にするために楽しく行う」

 

 

次の全体の取組としては、要らないものが無くなってからの「整頓」を部署ごとでも構いませんが全員で行いましょう。

 

 

時間が取れれば、書類やモノの置き方を上司・部下と共に意見を出し合い考える。

 

 

活動は一人作業にさせてはいけません。

 

 

会社全体で一斉に活動するときは、極端かも知れませんが会話する時間と考えて貰った方が良いですね。

 

 

 

「5S活動で得た利益は皆で分配をする」

 

 

自分の身の回りや自分の仕事については、各々が一人で考えさせる時間が必要です。

 

 

自分で考え実践したことに対しては、会社としてちゃんと評価をしてあげて下さい。

 

 

活動が推進していき、グループやチームでの活動となっても評価は必要ですよ。

 

 

評価は出来るだけ褒める方向でお願いします。

 

 

実践はしたが上手くいかなかったとしても、5S活動はOKです。

 

 

新たな考えがあれば修正しても良いし、前のやり方が良ければ戻しても良いのです。

 

 

失敗したことに対し、新たな方法を考えることに意味があります。

 

 

良い考えで効果が出る案件に対しては、金一封などの還元も取り入れてほしいですね。

 

 

金一封は、5S活動で得た利益は自分達にも還元されると思えば「やる気」にもつながります。

 

 

但し、上司からの命令で「やらせる」ことは絶対にしては行けません。

 

 

 

全社的に推進していくためには、社員の理解も大切ですが、楽しめる環境をいかに会社としても取り入れられるか、そして一人ひとりに考えさせられるかが継続していくための重要なポイントなります。

 

 

 

 

最後までお読みいただき有り難うございます。

次回も宜しくお願い致します。

 

独自の視点から行う指導家として、

前田流5S改革を全国の企業へ展開中。

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