こんにちは。さて前回は、皆さんに改めてぜひ話して


おきたいことの、①~③に共通する内容の話の2つ目


として、友人関係の構築についての話をしました。





人間関係の構築は、学内外とも機会が多いだけに、大


学生の時が最もやりやすいと思いますが、これは海外


の友人との関係構築も同じです。





学校によってはホームスティや交換留学の機会はある


と思いますし、修学旅行が海外というところもあるで


しょう。また、社会人になると、海外勤務や海外出張、


らには企業や官庁の方針による留学もあります。もっ



ともこれらにしても、海外での接点はできるため、そ



れをきっかけに友人関係にまで発展する可能性を秘め



ていますが、直接自分の「ふところ」を痛めることが



ない代わりに、何らかの制限があります。





その点、大学生の場合、ホームスティにしても留学に


しても、自由度が高い分、友人関係も広く構築できる


可能性があります。また、海外旅行にしても、高校生


以下や社会人になると、どうしても行動範囲や滞在日


数などに制限がありますが、大学生なら1ヶ月単位で


の貧乏旅行なども可能で、むしろそうした旅行の方が


出会いの機会も豊富です。





大部屋で一緒になった人ともさることながら、現地の


人に若い貧乏旅行者に親切な人が多く、思わぬタイミ


ングで涙が出るほどうれしくなるくらい、良くしてい


ただくことがあるのです。





私も経験しましたが、バックパックをしょって歩いて


いると車に乗せてくれたり、宿泊先で今後の目的地出


身の人に出会い、着いた時に連絡してくれればもてな


してくれると約束してくれて、半信半疑で連絡すると、


車で一通り観光スポットに案内してくれただけでなく、


豪華な食事までご馳走してくれたり・・・。





こういう出会いは、修学旅行やパッケージツアーでは


なかなか味わえないのですが、そんな自由な旅は大学


生にしかできません。近年、日本の若者は、留学を含


めてあまり海外に出たがらないといいます。私は、日


本でも学べることがたくさんあると思うので、必ずし


も留学に両手を上げて賛成というわけではありません。


でも、出不精になったり視野が狭くなったりするのは


残念です。どうか出会いの場を海外にも広げてほしい


と思います。

こんにちは。さて昨日は、皆さんに改めてぜひ話して


おきたいことの、①~③に共通する内容の話として、


くどいながらも、政治に興味を持ち、選挙に行ってほ


しいという話をしました。





昨年末の総選挙に続き、今年の夏には参議院選挙があ


ります。この結果が出るまでは、おそらく安倍首相も


主義主張は一部封印するとは思いますが、ここでも自


民党が過半数を取れば、一気に本領を発揮することは


目に見えています。たとえ取れなくても、自公で、さ


らには今や右翼政党とも言える維新の会まで含めて大


きな数になれば、大変なことになりかねませんし、そ


うなった場合、最も影響するのは皆さんの世代です。


どうか、皆さんの気持ちをこめた一票を、ふさわしい


人に投票してください。





さて今日は、①~③に共通する内容の話の2つ目とし


て、友人関係の構築についての話をしたいと思います。





友人関係で興味深いと思うのは、中学生くらいまでは、


どうしても近所の年齢の近い人同士のつながりになり、


そこから幅が広げるのには限界があります。高校生に


なると多少は広がり、市内の他の中学出身の人や、や


り方によっては他県や他国の人たちとつながることも


可能になるものの、入試で振り分けられるため、分野


こそ違っても、大半が四大、大半が就職など、仲間同


士が似通った進路の人とのつながりになりがちです。





一方で、社会人になると、友人の年代や出身県、学歴・


職歴こそいろいろではあるものの、どうしても仕事上


のつながりが中心になってしまうと思います。しかも、


地元の友人は、幼馴染としてつながっていたり、同窓


会でもない限り、久しぶり会おうにもなかなかきっか


けがないため、声をかける勇気が必要です。





そう考えると、人間関係の構築は、学部・学科、ゼミ、


サークル、アルバイト先など、学内外とも機会が多い


だけに、大学生の時が最もやりやすいと思います。そ


こに、地元の友人と飲むなどしてつながりを維持する


ことができれば、社会人になって仕事のつながりが中


心になっても、幅広いつきあいができると思います。


そういう意味で、友人関係の構築は①~③に共通する


と言えるのです。





皆さんもこれからどんどん人とのつながりを広げ、関


係を深めていってください。

こんにちは。さて昨日で、皆さんに改めてぜひ話して


おきたいことの①~③までを一通り紹介してきました。





それは、私は大学生の時最優先してきたことでもあり、



①今まで(大学生になるまで)できなかったこと。


②大学生だからできること。


③社会人になったらなかなかできないこと。



をぜひ大学生活を通じてやってほしいと思います。


そして今日は、①~③に共通する内容の話をしてみた


いと思います。1つ目は、くどいようですが、政治に


味を持ち、選挙に行くことです。





当然ながら選挙権がないので、今まではできなかった


と思いますし、自由に勉強できる大学生だからこそ、


所属学部・学科に関係なく、政治について・・・とい


うより、日本の将来についても真剣に考えてほしいの


です。さらに、本来なら社会人の方が、政治とのかか


わりが密になるはずなのですが、実際には組織票の票


田となる一部の業界に所属する人以外はほとんど接点


がないのが現状です。だからこそ、大学生のうちに興


味関心を持つことで、社会人になっても継続して意識


するきっかけにしてほしいのです。





というわけで、政治については①~③に共通する内容


だと思います。別に「将来政治家になれ」とか「社会


運動を起こせ」などと言いたいのではありませんが、


せめて投票には行ってほしいですし、選挙結果が出て


から文句を言っても遅いのです。





与党というのは、選挙に勝った以上、自分たちの主張


は正しいと評価され、何をやっても許されると本音で


は思っているので、追い風が吹いている党や、訴える


の大きい方に投票したり、「民主党はうそつきだ」


「細かい政策はよくわからないけど、橋下さんなら何


かやってくれそう」などといった、その場の感情だけ


で投票したりするのは危険なのです。





実は、私が大学生の皆さんに政治に興味を持ってほし


い理由はもう1つあります。それは、政治家に若い人


向けの政策を行わせるためです。自民党が農協やゼネ


コン、高齢者寄りの政策を行うのは、その人たちが支


持者だからで、彼らを喜ばせる方が当選できるからで


す。つまり、若い人向けの政策を行わせるには、政治


家に若い層を「票田」だと思わせるしかないのです。