こんにちは。さて昨日は、皆さんに改めてぜひ話して
おきたいことの、①~③に共通する内容の話として、
くどいながらも、政治に興味を持ち、選挙に行ってほ
しいという話をしました。
昨年末の総選挙に続き、今年の夏には参議院選挙があ
ります。この結果が出るまでは、おそらく安倍首相も
主義主張は一部封印するとは思いますが、ここでも自
民党が過半数を取れば、一気に本領を発揮することは
目に見えています。たとえ取れなくても、自公で、さ
らには今や右翼政党とも言える維新の会まで含めて大
きな数になれば、大変なことになりかねませんし、そ
うなった場合、最も影響するのは皆さんの世代です。
どうか、皆さんの気持ちをこめた一票を、ふさわしい
人に投票してください。
さて今日は、①~③に共通する内容の話の2つ目とし
て、友人関係の構築についての話をしたいと思います。
友人関係で興味深いと思うのは、中学生くらいまでは、
どうしても近所の年齢の近い人同士のつながりになり、
そこから幅が広げるのには限界があります。高校生に
なると多少は広がり、市内の他の中学出身の人や、や
り方によっては他県や他国の人たちとつながることも
可能になるものの、入試で振り分けられるため、分野
こそ違っても、大半が四大、大半が就職など、仲間同
士が似通った進路の人とのつながりになりがちです。
一方で、社会人になると、友人の年代や出身県、学歴・
職歴こそいろいろではあるものの、どうしても仕事上
のつながりが中心になってしまうと思います。しかも、
地元の友人は、幼馴染としてつながっていたり、同窓
会でもない限り、久しぶり会おうにもなかなかきっか
けがないため、声をかける勇気が必要です。
そう考えると、人間関係の構築は、学部・学科、ゼミ、
サークル、アルバイト先など、学内外とも機会が多い
だけに、大学生の時が最もやりやすいと思います。そ
こに、地元の友人と飲むなどしてつながりを維持する
ことができれば、社会人になって仕事のつながりが中
心になっても、幅広いつきあいができると思います。
そういう意味で、友人関係の構築は①~③に共通する
と言えるのです。
皆さんもこれからどんどん人とのつながりを広げ、関
係を深めていってください。