📜補遺
説明書を読まないのにレビューを書く人々
私は時々思う。
人間という生き物は、
実に不思議である。
説明書を読まない。
使い方も調べない。
メーカーの推奨方法も無視する。
しかしレビューは書く。
しかも自信満々に書く。
星一つです
例えばこんなレビューを見かける。
「全然動きません。」
「壊れていました。」
「使いにくいです。」
「買わない方がいいです。」
星一つ。
ところが後になって調べると、
電源が入っていなかった。
設定が終わっていなかった。
説明書の一ページ目に書いてあった。
そんな話も珍しくない。
自分流
人は言う。
「説明書なんか読まなくても分かる。」
「俺流でやる。」
「自由に使わせろ。」
しかしその結果、
本来の性能を発揮できない。
そして不満を持つ。
これは少し滑稽でもある。
人生も似ている
私は時々思う。
神様から見た人間も、
案外これと似ているのかもしれない。
人は聖書を読まない。
神の言葉を聞かない。
創造主の意図を知らない。
しかし人生については語る。
幸福について語る。
正義について語る。
善悪について語る。
そして最後には、
創造主へ文句を言う。
なぜ苦しみがあるのか
「なぜこんな世界なんだ。」
「なぜこんな人生なんだ。」
「神がいるならなぜ。」
もちろん、
苦しみそのものを軽く扱うつもりはない。
しかし私は時々思う。
もし本当に創造主がおられるなら、
その方の言葉を一度も聞こうとせずに、
評価だけ下していることはないだろうか。
作者の視点
ゲームを作った人には意図がある。
車を作った人にも意図がある。
スマホを作った人にも意図がある。
だから本当に理解したいなら、
まず作者の話を聞く必要がある。
それなのに説明書を開かず、
勝手な想像だけで結論を出す。
それは少しもったいない。
最後に
私は思う。
人生には分からないことが沢山ある。
聖書を読んだからといって、
全ての謎が解けるわけでもない。
しかし少なくとも、
説明書を一度も開かずに、
製造者へ星一つを付けるのは、
少し早いのかもしれない。
もし人間に創造主がおられるなら、
その方の言葉を読んでからレビューを書いても、
遅くはないのである。
★★★★★
「説明書を読んでから人生が変わりました。」
