〈池田先生と共に 新たな広布の勝利山へ〉 前進! “感激の同志”と共に2023年4月14日
私の宝――それは、広宣流布そして立正安国のため、不退の信心で戦い続けてくれる“感激の同志”である。
御本仏は、多年の功労の門下が苦難の中でいよいよ強盛に奮闘する姿を讃え、「今度はいかにもすぐれて御心ざし見えさせ給うよし、人々も申し候」(新2055・全1463)と記されている。
とともに、貢献の一つ一つを日天など諸天にも申し上げていると仰せである。
率先垂範の行動で勇気の波動を広げゆく、尊き創価の父母たちへの御賞讃と、私には拝されてならない。
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立宗満700年を飾る、1953年(昭和28年)の4月、私は文京支部長代理として、同志たちに呼びかけた。
――人柄の良さプラス、「前進」の魂を断固と燃やそう! 戦えば魔は退散する。必ず勝利するのだとの一念の連帯で呼吸を合わせ、楽しく朗らかに拡大をしよう!と。
そして、皆が胸を張り、人材を育て、功徳に輝きながら、第一級の支部へ大発展を遂げたのである。
一緒に戦ってくれた友に感謝を込めて、私は日記に留めた。
「その顔、その人、その功績をば、妙法は、永久に照らすことだろう」
以来70年。本陣・東京の人間革命そして三変土田の凱歌は、日本はもとより、世界の希望となって光を増している。
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文京支部の飛躍から3年、新たな険路を勝ち越えた「大阪の戦い」の直後、戸田先生は、未来の幾山河を遠望しつつ、一首の和歌を詠まれた。
いやまして
険しき山に
かかりけり
広布の旅に
心してゆけ
私は先生に申し上げた。「何も、心配いりません。私がいます! 私が戦います!」と。
先生は、「そうか。そうだな。大作がいるから、安心だな。ありがとう!」と、にっこり微笑まれた。
そして今、私には、同じ心で険しき山にも怯まず、「広布の旅」に挑んでくれる不二の愛弟子たちがいる。
「仏法即社会」「仏法勝負」の峻厳なる連戦の中で、常勝の「世雄」と伸びゆく後継の陣列を、何より頼もしく見守る日々である。
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日蓮大聖人は、混迷の時代相を「今の日本国の、小児は魄をうしない、女人は血をはく」(新1899・全1564)と憂慮なされた。
母たち女性たち、そして子どもたちの幸福と平和の笑顔が晴れ渡る社会こそ、立正安国の実像である。
「創価学会母の日」の制定から35周年の5月3日へ、“感激の同志”と共に、久遠元初の大生命力を漲らせながら、前進また前進しようではないか!
メジロ