国語 論説文と記述問題の解答の計画 後編 | 僕の日々の徒然と、リクレンの中高一貫校生活(2019/2023)

僕の日々の徒然と、リクレンの中高一貫校生活(2019/2023)

僕の日々と、逆算の中学受験を経て、首都圏中高一貫校に通う子ども達のことを徒然に綴ります。

ようやく、本題であるが、今回のテーマは記述問題の見過ごしがちなキーとして、

 

読解力が実は大事

 

ということを取り上げたかった。

 

記述問題の解答の計画

 

というややこしいタイトルだが、つまり、

 

本文中のどこを解答に組み込むのかしっかり見極めること

 

即ち、

 

解答の計画(どの部分を組み込むか)が本当に大切である。それには設問として何を問いとして訊かれているのかを的確に捉えることが必要である。つまり、

 

訊かれている要素を漏れなく、重複することなく拾い上げる

 

必要があるということである。論理的思考(Logical Thinking)をビジネス研修で学んだことがある人はあるキーワードを思い出すかもしれない。そう、

 

MECE

 

である。MECEとは

 

Mutually Exclusive Collectively Exhaustive(相互に漏れなく、全体に重複なく)

 

例えば、

 

未成年と成年の区分けであれば、MECEである。

 

でも、

 

受験生、小学生、中学生、高校生、大学生

 

では重複が生まれる。

 

小中高大、それぞれの立場で受験生でもあるからだ。

 

あるいは、料理を

 

中華、和食、洋食

 

という括りだと、例えば、エスニックが抜けているなど、色々な抜けがあるだろう。

 

国語試験の本文では同じことを繰り返し書いていることもあるので表現を変えただけの重複がないかを確認することは大切であるし、そして、読み取りとして同列の異なる内容をすべて拾い上げられているかを読み取る、もしくは読み切ることも大切である。

 

徒(いたずら)に長く書くのもよくないので、

 

キーワードになる部分に線を引く、若しくは番号を振るなどをする

 

のが良いと思う。

 

実は今回のテーマである、そうした部品集めを「解答の計画」と今回書いた。

 

計画ができたら、

 

後はその部品を筋が通るように組み上げ、制限字数に収まるように記述していけば良い。

 

ここまでは一般論で書いてきたが、ここからは個別具体的な我が子のこと。

 

我が子は書き上げる力は十分にあると思う。そのため、記述力講習関係は履修していない。兄は読解力も記述力にも課題があったため、記述力演習をずっと受けていた。逆に、算数はよくできていたので算数演習は受けず、弟は兄のように算数力が備わっていないので、算数演習を受けてもらっている。まあ、兄弟でも違うということだ。

 

弟が記述力で足りないものは、やはり、

 

読み取り

 

である。それは、

 

本文の読み取りもあるが、恐らく、設問の読み取りが圧倒的に不足している。

 

それが正答率が高いものの誤答に繋がっているのではないかと思って、実は本人に公開模試前に指摘した。

 

「途中まで読んで、以前解いた問題に似た問題だと途中で読むのを止めてないか?もし、そうじゃなければ、あの問題を落とすのは考えられない。」

 

どうも思い当たる節があるようだった。

 

今回の公開模試は直前に指摘したこともあり、流石にそれはなかったようだし、粘り強く問題文と格闘していたことが分かる問題用紙になっていた。

 

そう問題用紙である、答案用紙ではない。

 

問題と格闘していればその跡が問題用紙に残る筈である。社会で惜しい1問は大まかにでもちゃんと計算していれば正答できたものを、計算を手抜きしていることが分かった(苦笑)が、それ以外はしっかり設問の表などに書き込みをして、問われていることを丁寧に読み切る努力をしていたことがよく分かるものだった。

 

設問をしっかり読み、本文に辺り、どの部分を解答に盛り込むかを吟味し、盛り込む内容に線を引く。そして記述文を構成する。

 

それが、記述の解答の計画である。

 

おわり

 

やっと終わったよ。ぶつぶつ(~_~;)

 

期間限定公開

 

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