こんにちは!
今回の4月24日(水)のMRTラジオ「フレッシュAM!もぎたてラジオ~くらし上手の豆知識」では「マイホームの資金計画」についてお話してきましたよ。
人生最大の買い物といえば「家」だと思います。この数年、住宅価格もすごく高くなってきましたね
ウッドショックや、人件費高騰、原材料高など、更には金利も上昇してきました。
最近ではハウスメーカーも注文住宅ではなく建売に力を入れているようですね。
マイホームの資金計画、とても大切ですね。今回は自己資金・返済期間・金利の選び方についてお伝えします。
■自己資金
家を買う場合、ある程度貯蓄を持っておく必要があります。
例えば、物件価格が3,000万円の場合、それ以外に登記費用や印紙代、火災保険料、引越費用、家具家電といった「諸経費」がかかり、物件価格の約1割(つまり300万円)は諸経費として必要になります。更に頭金を物件価格の1割入れるなら、諸経費と合わせて600万円が必要でこの諸経費と頭金を合わせたものが「自己資金」になります。
土地から手に入れて建物を建てる場合、地盤調査や測量、水道引き込みなどにお金がかかることもありますね。
この自己資金は必ず準備しましょう。頭金を入れないとしても、手元に物件価格の1割程度の貯蓄を持っておくことは緊急予備資金として役割を持つのでとても大切です。
■返済期間
できれば、定年退職時には完済できるように資金計画を立てましょう。例えば、35歳でマイホームを買うならば60歳定年なら25年、65歳定年なら30年ですね。退職金が潤沢にある場合は返済期間を35年にしても退職金で完済させるという計画も立てられますが、住宅ローンのために定年まで縛られてしまうので悩ましいですね。
最近は40年とか50年ローンというのもありますが、年金から住宅ローンを支払うのはかなりきついのであまりお勧めしません。
■金利の選び方(参考(2024年4月現在):変動金利0.25~0.95%、10年固定1~1.6% フラット35 1.82%)
ゼロ金利が解除されて徐々に住宅ローンの金利も上昇してきましたね。上昇局面では固定金利にするのがセオリーですが、そうはいってもまだまだネット銀行の変動金利はかなり低い状況です。今後は上昇基調になるとは思いますが、急激に上昇するわけではないので、変動金利を選ぶ場合は金利が上昇した時にはどう対応するのか対策を持っておきましょう。
例えば…
・金利が上昇したら繰上げ返済をして返済額を軽減させる
・固定金利に借り換え
固定金利のフラット35では、子育て世帯や若年夫婦向けの住宅ローンもあり、子どもの人数やZEH、長期優良住宅といった要件を満たせば、最高1%の金利を引き下げることが可能になるので、1%前後で借入可能ということもおきます。このように条件によっては固定金利でもそこまで金利が高くないので検討の余地は十分あります。
【フラット35】子育てプラス:長期固定金利住宅ローン 【フラット35】 (flat35.com)
資金計画を甘くしてしまうと日々の生活が苦しくなりストレスになるので、すこし厳しめにしておく位が安心ですね。
マイホームの資金計画をお手伝いいたしますので、以下のような不安がある場合にはぜひご相談くださいね。
【安心安全に返済していくには、いくらまで借入ができるんだろう】
【毎月、いくらの返済なら、安心して返済していけるのだろう】
【どんな金利がいいのだろう】
【頭金や自己資金はどうすればいいのだろう】