†殺戮少女伝第三月†
†*~~*~~*~~*†
「秋人になにしたんですか…!」
秋裏の隣のベットには寝かせつけられた秋人がいる。すぴすぴと寝息を立てる。
「2人して…同じだな」
そっとカルテを出す。表紙は『栗橋秋人』となっている。
「心因的なモノにより兄:秋裏にて引き取り」
たまたま起きた秋人と瞳が合うが、どんより濁り何も写さない…。
「秋人になにしたんですか…!」
秋裏の隣のベットには寝かせつけられた秋人がいる。すぴすぴと寝息を立てる。
「2人して…同じだな」
そっとカルテを出す。表紙は『栗橋秋人』となっている。
「心因的なモノにより兄:秋裏にて引き取り」
たまたま起きた秋人と瞳が合うが、どんより濁り何も写さない…。
†殺戮少女伝第二月4†
「秋人…心理カウンセリングしてやろう」
そっと、隣のベットに抱き上げて寝かせる。軽く上から、押さえて瞳を合わせる。
「に…兄さん…?」
恐怖を隠せない秋人を写す瞳は、冷たい瞳。
軽く頭を結いて抱きしめて、一言呟く。
「っ……あああぁぁぁ」
大人びていてもまだ、10代後半の秋人を壊すのには簡単な言葉だが。
そっと、隣のベットに抱き上げて寝かせる。軽く上から、押さえて瞳を合わせる。
「に…兄さん…?」
恐怖を隠せない秋人を写す瞳は、冷たい瞳。
軽く頭を結いて抱きしめて、一言呟く。
「っ……あああぁぁぁ」
大人びていてもまだ、10代後半の秋人を壊すのには簡単な言葉だが。
†殺戮少女伝第二月3†
「兄さん…。何したの?」
めったにいない『心理カウンセリング室』に秋人がいる。
だが、部屋の持ち主…嫌、秋人の兄・秋裏は、知らぬぞんぜをしている。
バシンッ
「言いなさい」
秋裏が足を乗せている机をぶっ叩く。それを軍医らしからぬ瞳で見つめる。その瞳は、まるでエリート軍人のようだった。
めったにいない『心理カウンセリング室』に秋人がいる。
だが、部屋の持ち主…嫌、秋人の兄・秋裏は、知らぬぞんぜをしている。
バシンッ
「言いなさい」
秋裏が足を乗せている机をぶっ叩く。それを軍医らしからぬ瞳で見つめる。その瞳は、まるでエリート軍人のようだった。