9月3日(日)開催予定の「(第9回)初秋の野々島・桂島を巡ろう!」は最少催行人数に達しませんでしたので,中止しました。中止は残念ですが,人気が無かったようです。
(写真は松崎神社神輿渡御)
次回で塩竈大好き倶楽部のイベント開催が10回目となりますので,その結果を見て今後のイベント開催について検討するつもりです。次回は「(第10回)紅葉の志波彦神社鹽竈神社とその門前町を散策しよう!」を開催予定です。
(写真は桂島海水浴場)
◇浦戸諸島(宮城県塩竈市)の有人4島のうち野々島及び桂島を巡り,自然や歴史,島の文化に触れてみませんか。
前回のイベントは4月22日(土)の「(第8回)菜の花咲く浦戸諸島を巡ろう!」でしたが,強風の影響で野々島桟橋−石浜桟橋間の無料渡船が運航中止となってしまったため,桂島に渡ることを断念し,コースをかなり変更しました。今回は桂島をメインに巡りたいと思います。
◇日時 令和5年9月3日(日)午前9時15分から午後3時00分頃まで
◇コース マリンゲート塩釜(塩釜港旅客ターミナル,塩竈市港町一丁目,1階待合室(塩竈市営汽船発券機,松尾芭蕉像が目印)集合)→野々島桟橋→熊野神社→長浜(学校浜)→ラベンダー畑→宇内浜→野々島共葬墓地(夜泣き地蔵・六地蔵)→柳浜→観音堂→ブルーセンター(浦戸諸島開発総合センター)→野々島桟橋→(無料渡船)→石浜桟橋→白石廣造邸跡→石濱神社→雨降り石→桂島共葬墓地→桂島ガーデン(浦戸諸島「海と花の物語」)→桂島ステイ・ステーション→桂島海水浴場→観月崎展望台→西の山展望台→二度森展望台→白崎山展望台→松崎神社→桂島桟橋→マリンゲート塩釜(塩竈市営汽船マリンゲート塩釜午前9時30分発,午後2時54分着,歩く距離は7km程度)
◇小雨決行。荒天の場合は中止(別途御連絡します。)。天候その他の状況によりコース変更あり。
◇料金無料 汽船運賃(マリンゲート塩釜→野々島580円,桂島→マリンゲート塩釜520円)は各自負担
◇最少催行人数1人,最大7人まで(先着順)
◇昼食,飲み物は各自準備してください。島内にコンビニはありません。
◇歩きやすい靴・服装で。ハチ(蜂),カ(蚊)などの虫除け対策をお願いします。
◇体調が良くない方は,当日でも参加を御遠慮ください。
◇このイベントによって何らかの損害が発生しても主催者(案内人)は一切の責任を負いません。御了承いただける方のみ御参加ください。
◇お申込みはメールで。①申込者の氏名,②申込者を含む参加人数,③申込者の携帯電話番号をお知らせください。
メールアドレス yashiro_sakana-shiogama@yahoo.co.jp
4月22日(土),「(第8回)菜の花咲く浦戸諸島を巡ろう!」が開催されました。写真で報告します(当日はガイドに集中していましたので,写真撮影はほとんどできていません。大部分の写真は4月14日(金)の下見の際に撮影したものです。御了承願います。)。仙台市から3人の方に参加していただきました。
なお,この日は強風の影響で野々島桟橋−石浜桟橋間の無料渡船が運航中止となってしまったため,コースをかなり変更しました。
マリンゲート塩釜(塩釜港旅客ターミナル,塩竈市港町一丁目)です。午前9時30分発の塩竈市営汽船に乗ります。朴島までの運賃は630円です。
朴島桟橋に到着しました。所要時間は通常は約54分ですが,干潮のため約10分遅れました。
神明社(塩竈市浦戸野々島字朴島鱈)です。主祭神は天照皇大神,豊受姫神です。
「朴島の菜の花畑」として「浦戸諸島 島歩きマップ」にも載っている浦戸諸島で最も有名な菜の花畑です。例年4月中旬から5月上旬に見頃になります。黄色のジュータンとタブノキ(タブ,椨)の緑が美しく,畑からはのどかな海が見渡せます。この菜の花は「仙台白菜」の採種用として栽培されているものです。浦戸諸島に大きな木があり,何の木か判らない場合に「タブノキ」と答えると正解であることが多いようです(笑)。
今年はハクビシンによって,D氏が大切に育てている菜の花畑の一部が荒らされてしまったとのことです。
弘安10年(1287年)銘供養碑(「弘安の碑」)がある場所へ向かいます。こちらにも菜の花畑があります。
「弘安の碑」です。梵字の碑文が刻まれているのですが,イエス・キリストを抱いたマリアらしきものが描かれているとの説があります。鎌倉時代に隠れキリシタン(切支丹)はいないはずですから,これがマリア像であれば,江戸時代に隠れキリシタンが「弘安の碑」を利用して描いたものと考えられます。
朴島桟橋から寒風沢島桟橋へは渡船に乗ります。電話をかければ迎えに来てくれます。塩竈市の道路扱いですので,運賃は無料です。今日の担当は顔なじみの船長・S氏です。
寒風沢島桟橋に到着しました。
「寒風沢港の歴史」です。
鹽竈ザクラです。
菜の花畑です。令和3年8月に宇宙から帰還した種から育てた白菜を栽培しています。「浦戸宇宙白菜」と言うそうです。
向かって一番左が造艦の碑です。この碑(縦2.3m,横1.2m)は,国防上の必要から仙台藩の命により三浦乾也(けんや)が東北で初めて西洋型軍艦(2本マストのトップスルスケーナー型汽帆船。長さ33m,幅7.6m,高さ5.8m,大砲9門)を建造したことを記念して,その門人たちにより建立されたものです。この軍艦「開成丸」建造に当たり,寒風沢に造船所を造り,小野寺鳳谷の監督の下安政3年(1856年)8月26日着工,翌安政4年(1857年)7月14日第13代藩主・伊達慶邦臨席の下進水し,その後艤装工事を経て11月完成,同年12月から正月明けにかけて寒風沢-気仙沼間の試験航海に成功したとのことです。「島歩きマップ」には「日本初の西洋式軍艦」とありますが,幕府(徳川家定)は鳳凰丸(嘉永7年(1854年)5月10日),薩摩藩(島津斉彬)は昇平丸(嘉永7年(1854年)12月12日)を完成させています(水戸藩(徳川斉昭)も仙台藩よりも早いようです。)ので,「東北初」でしょう。しかし,開成丸の性能では既に時代遅れ(軍艦としての速力不足)で,輸送船に改造してもその構造が適当でなかった関係もあって,進水後2年にしてその姿を消すことになってしまいました。造艦の碑は,昭和62年2月1日塩竈市有形文化財に指定されています。
「世界一周し故郷寒風沢に帰還した漂流民 津太夫と左平」の案内板です。「数奇な運命に翻弄され,日本人として初めて世界一周してしまった男たちの長い長い12年の旅路」(寛政5年11月27日(1793年12月29日)江戸を目指し石巻出港~文化3年(1806年)2月下旬帰郷)は,大槻玄沢・志村弘強の「環海異聞」全15巻にまとめられています。
日和山展望台を目指します。日和山は標高22.2mとのことです。
日和山展望台に到着しました。
天保12年(1841年)8月造立の十二支方角石です。この方角石は,十二支が刻まれた円柱形をなし,直径45cm,高さ82.5cmと他所に類を見ない堂々としたものです。奉献者が一般の船頭,廻船問屋とは異なり,幕府から差遣された役人(木村又兵衛正信)であることも珍しいようです。昭和62年2月1日塩竈市有形文化財に指定されています。
(参考)寒風沢桟橋近くにある十二支方角石の複製です。
日和山展望台から西側の海を望みます。
庚申塔です。旧暦では60日に一度庚申(かのえさる)の日が巡って来ますが,この夜眠ってしまうと人間の体内にすんでいる三尸(さんし)という虫が体内から抜け出し天帝にその宿主(人間)の罪悪を告げ,その人間の寿命を縮めると言い伝えられ、そこから庚申の日の夜は眠らずに過ごすという風習が行われました。一人では夜明かしをして過ごすことは難しいことから,庚申講(庚申待ち)が行われました。つまり,60日ごとに皆が集まり,夜明かしで酒を飲もうというわけです(笑)。庚申塔の特徴は,邪鬼を踏ん付けていることです。庚申講を3年18回続けた記念に建立されることが多いとのことです。
聖観世音菩薩のようです。
しばり地蔵です。寒風沢港が繁栄していた頃島内には遊郭があり,船出しようとする男達を引き止めようと,お地蔵様を荒縄で縛り逆風祈願したと伝わっています。ただし,地蔵菩薩ではなく,毘廬舎那仏(毘廬遮那仏)のようです。
砲台場跡です。慶應3年(1867年),仙台藩は寒風沢港を海防上最も重要な地点として寒風沢-石浜水道がよく俯瞰できるこの地に砲台を築造しました。「加農砲」(カノン砲,Canon砲)3門を据え,弾薬庫,見張所を備え,また沖砲台として船入島には鉄の大巨砲2門を置き,別に石浜崎黒森に1門を据え,仙台藩から大砲方士卒(たいほうかた・しそつ)50人余りが霊亀山松林寺に駐屯して警備に当たったとのことです。
砲台場跡から西側の海を望みます。
鳥居があります。
向かって右から大根神社,船入島弁財天大神社,船入島龍神大権現社です。
船入島を望みます。
神明社(寒風沢神明社,塩竈市浦戸寒風沢字日和山)です。主祭神は天照皇大神,豊受大神です。建築年代を直接的に証するものは無く,恐らくは江戸中期の社殿建造で,千木・鰹木を乗せた「流れ造り」としては珍しい様式を有しているとのことです。応仁年間(1467年~9年)に楠木氏の遺臣が寒風沢に来島し,定住して稲荷神を敬神して「洲の崎稲荷」又は「宇南明神」と称していたが,後年神宮(伊勢神宮)と合祀して神明社と改めたという由緒があるようです。
集落のはずれに佇む六地蔵です。古代インドでは生類は六道(天道(天上道とも)・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道)を輪廻転生する(つまり,永遠に死なない。)とされ,これは苦痛であると捉えていました。釈迦(ガーダマ・シッダールタ)はこの世のことはすべて無常と悟ることによって,この輪廻の輪から抜け出る(解脱する)ことができると考えました。解脱すると仏陀(如来)となりますが,一歩手前の存在が菩薩です。お地蔵さまも菩薩です(地蔵菩薩)。六地蔵は,六道のそれぞれを6種の地蔵が救うとする説から生まれたものであると言われています。私は,六地蔵の六道への配当(どれが天道の地蔵で,……どれが地獄道の地蔵なのか,ということ)を考えて,これまで印相(いんぞう,手の指の形)又は持物(じもつ,手に持つ物)を観察して来たのですが,最早ほとんど諦め気味です(苦笑)。
霊亀山松林寺(臨済宗妙心寺派,塩竈市浦戸寒風沢字愛宕)です。
坂本玄順先生墓です。寛政2年(1790年)寒澤寺に寺子屋が置かれ,玄順が指導したとのことです。
化粧地蔵です。白い粉を塗って祈願すると,美しい子が授かると言われているそうです。
本堂です。伊達氏の家紋・竪三引両(たてみつひきりょう)が見えます。松林寺が伊達氏所縁(ゆかり)の寺院であることが判ります。竪三引両は,伊達氏第1世・朝宗が文治5年(1189年)源頼朝から拝領した幕紋二引両(まくもんふたつひきりょう)を後代竪三引両に改め輪郭に入れ図案化し定紋としたもので,伊達氏の家紋では最も古いものです(伊達家伯記念會「伊達家の家紋」から引用)。
延命地蔵です。この石仏は元観音堂参道にあったものを明治37年聖観世音菩薩像(行基作)と同時にこの地に遷座されたものであるとのことです。この地蔵像は享保年間(1716年~36年)江戸で作られ,千石船によってこの地へ搬送されましたが,この船は順風に恵まれ1日1夜で到着したと言われ,そのことから一夜地蔵の別名もあるそうです。
強風のため待合室で食事休憩した後,寒風沢桟橋から野々島学校下桟橋へは無料渡船に乗ります。
野々島学校下桟橋に到着しました。
宇内浜(うねはま)です。「ゆるりと過ごす 大人の島じかん」,爽やかな晴れの日は最高です。
野々島共葬墓地に夜泣き地蔵,六地蔵があります。向かって一番右が夜泣き地蔵,一つ置いて六地蔵です。夜泣き地蔵は子供の夜泣きが治ると言い伝えられ,各家々ではこのお地蔵様にお願いしたそうです。
椿のトンネルです。
これも庚申塔です。
野々島には野仏や祠が点在しています。
菜の花畑です。東日本大震災年から仙台大学附属明成高等学校食文化創志科の生徒たちが白菜の採種文化の保存活動を行っているとのことです。
浦戸諸島開発総合センター(ブルーセンター,塩竈市浦戸野々島字河岸)です。「研修目的の宿泊や貸室も行っている。市役所支所や診療所,コミュニティスペースを兼ねる。」(塩竈市観光振興ビジョン推進委員会「島歩きマップ【補足版】 浦戸諸島の歩き方」)とのことです。
待合所兼コミュニティスペース「うらとラウンジ~菜の花~」です。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【参考】残念ながら桂島を巡ることはできませんでしたが,下見の際の写真の一部を掲載しておきます。
小さいですが,菜の花畑があります。
「菜の花畑跡」の説明板です。白菜を含むアブラナ科の植物は容易に交配し,雑種になってしまうため,必要な量以外は作らないようにするそうです。
「浦戸諸島「海と花の物語」」の桂島ガーデンです。チューリップなどが咲き誇っています。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
野々島桟橋です。マリンゲート塩釜(塩釜港旅客ターミナル,塩竈市港町一丁目)行き午後2時23分発の塩竈市営汽船に乗ります。マリンゲート塩釜までの運賃は580円です。
午後3時04分頃マリンゲート塩釜に到着しました。所要時間は約23分ですが,野々島桟橋を約10分遅れて出発しましたので,その分遅れました。
浦戸諸島には1年間に5,6回は行っていますが,島歩きをしながら,自然,歴史,文化に触れることができ,毎回感動します。また,浦戸諸島巡りのイベントを企画したいと思っています。
塩竈大好き倶楽部(案内人)は,志波彦神社鹽竈神社(宮城県塩竈市一森山)とその門前町を巡るまち歩きガイドをしています。ガイド時間は1時間30分から2時間程度,集合場所はJR仙石線・本塩釜駅(塩竈市海岸通)神社参道口前。
また,志波彦神社鹽竈神社境内のみのガイドもしています。ガイド時間は45分から1時間程度。集合場所は鹽竈神社博物館前。
料金はいずれも無料です。ただし,何らかの損害が発生しても案内人は一切の責任を負いません。御了承いただける方のみガイドをお受けしています。
御希望の方(1人から最大7人程度まで)は,メールで①申込者の氏名,②申込者を含む参加人数,③申込者の携帯電話番号,④希望日時・所要時間,⑤「まち歩きガイド」か「神社ガイド」かの別を,希望日時の7日(168時間)前までにお知らせください。案内人の都合等により,お断りする場合があります。ガイドをお受けした場合には,メールで案内人の携帯電話番号をお知らせします。
メールアドレス sea-and-shrine@ymail.ne.jp
(注)令和5年11月15日(水),メールアドレスをsea-and-shrine@ymail.ne.jp に変更しました。
(志波彦神社拝殿)
(鹽竈神社別宮拝殿)
(鹽竈神社左右宮拝殿)
4月15日(土)開催予定の「(第7回)桜咲く志波彦神社鹽竈神社とその門前町を散策しよう!」は最少催行人数に達しませんでしたので,中止しました。今年はサクラ(桜)の開花が記録的に早かったため,志波彦神社鹽竈神社(宮城県塩竈市一森山)境内の桜は,ソメイヨシノ(染井吉野)は散ってしまったものの,国指定天然記念物「鹽竈神社の鹽竈ザクラ」(立入禁止区域にあるものを含めて27本と言われています。)を含む「鹽竈ザクラ」(同じく68本と言われています。)が見頃になっており,中止は残念ですが,人気が無かったようです。前日(14日(金))午後に撮影した鹽竈ザクラの写真を御覧ください。
鹽竈神社左右宮拝殿と別宮拝殿の間にある境内で最も見事であると思われる鹽竈ザクラ(ただし,「天然記念物」の看板は立っているものの,国指定天然記念物ではありません。志波彦神社鹽竈神社社務所発行の「しおがまさま お花見案内」を見れば明らかですが,指定木外です。)です。
志波彦神社東側の国指定天然記念物「鹽竈神社の鹽竈ザクラ」(タグ番号36,標準木)です。
(写真は朴島の菜の花畑)
◇浦戸諸島(宮城県塩竈市)の菜の花は4月中旬から5月上旬に見頃を迎えます。海を眺めながら菜の花咲く浦戸諸島を巡り,自然や歴史,島の文化に触れてみませんか。
◇日時 令和5年4月22日(土)午前9時15分から午後3時00分頃まで
◇コース マリンゲート塩釜(塩釜港旅客ターミナル,塩竈市港町一丁目,1階待合室(塩竈市営汽船発券機,松尾芭蕉像が目印)集合)→朴島桟橋→神明社→菜の花畑→弘安十年銘供養碑→(無料渡船)→寒風沢桟橋→菜の花畑→「開成丸」造艦の碑→日和山展望台(十二支方角石・しばり地蔵)→六地蔵→松林寺(化粧地蔵・延命地蔵)→寒澤寺(百万遍供養碑)→寒風沢桟橋→(無料渡船)→野々島学校下桟橋→宇内浜→野々島共葬墓地(夜泣き地蔵・六地蔵)→菜の花畑→柳浜→ブルーセンター(浦戸諸島開発総合センター)→野々島桟橋→(無料渡船)→石浜桟橋→石濱神社→桂島ガーデン(浦戸諸島「海と花の物語」)→桂島海水浴場→桂島桟橋→マリンゲート塩釜(塩竈市営汽船マリンゲート塩釜午前9時30分発,午後2時54分着,歩く距離は8km程度)
◇小雨決行。荒天の場合は4月23日(日)にスライドして開催予定(別途御連絡します。)。いずれも荒天の場合は中止(別途御連絡します。)
◇料金無料 汽船運賃(マリンゲート塩釜→朴島630円,桂島→マリンゲート塩釜520円)は各自負担
◇最少催行人数1人,最大7人まで(先着順)
◇昼食,飲み物は各自準備してください。島内にコンビニはありません。
◇歩きやすい靴・服装で。ハチ(蜂)などの虫除け対策をお願いします。
◇体調が良くない方は,当日でも参加を御遠慮ください。
◇このイベントによって何らかの損害が発生しても主催者は一切の責任を負いません。御了承いただける方のみ御参加ください。
◇お申込みはメールで。①申込者の氏名,②申込者を含む参加人数,③申込者の携帯電話番号をお知らせください。
メールアドレス yashiro_sakana-shiogama@yahoo.co.jp
【4月14日(金)追記】
Facebook,Twitterで,朴島の菜の花について,「獣害によりほとんど咲いていない,残っていない。」との一部情報が流れました(その後訂正あり。)。菜の花の一部がハクビシンに荒らされた事実はありますが,ちゃんと咲いています。22日(土)頃には見頃を迎えるでしょう。
2月25日(土),「(第6回)塩竈の雛人形を巡ろう!」が開催されました。写真で報告します。山形県から2人の方に参加していただきました。すずらん本塩釜駅前店(宮城県塩竈市海岸通14-1),太田與八郎商店(宮町2-42),丹六園(宮町3-12),旧亀井邸(宮町5-5),荻原醸造(西町3-12),熊久商店(本町11-5),浦霞酒ギャラリー(本町2-19),市川紙店(本町2-15),栄太楼本店(本町4-5),すずらん本町店(本町4-3),塩竈市民図書館(本町1-1),矢部園(海岸通1-20-B)を巡りました。御協力ありがとうございました。
午前10時,JR仙石線・本塩釜駅(海岸通15-1)神社参道口前出発です。
すずらん本塩釜駅前店です。「塩竈deひなめぐり」の参加店ではありませんが,特別に手作りの雛人形などを見学させていただきました。
太田與八郎商店です。弘化2年(1845年)創業の老舗味噌醤油醸造元で,古き佇まいを守り続けています。曾祖母の愛した雛人形(江戸文化感じる雛,豪華御殿飾り雛)を展示しています。
丹六園です。国の登録有形文化財の商家で,塩竈銘菓「志ほかま」製造元,お茶,茶器,お雛様も販売しています。享保雛,古今雛,芥子雛などを展示しています。
旧亀井邸です。東北を代表する商社であるカメイ株式会社の初代社長・亀井文平氏が大正13年に建てた別荘兼迎賓館で,伝統的な日本建築に西洋建築が増築された和洋併置式住宅です。ここで,雛人形の由来や一般的な七段15人飾りの飾り方について説明させていただきました。
荻原醸造です。明治21年創業で,無添加味噌・きあげ醤油などを醸造しています。建物自体は約170年前の江戸時代後期に建てられたものです。癒しのつるし雛,大正雛などを展示しています。ここで,名物「玉こんにゃく」のサービスがありました。
熊久商店です。案内人は日本酒をしばしばここで買っています。代々伝わる享保雛などを展示しています。
浦霞酒ギャラリーです。浦霞醸造元・株式会社佐浦は享保9年(1724年)創業の老舗造り酒屋です。親王飾りなどを展示しています。
市川紙店です。創業明治35年,約120年続く老舗の紙屋です。和紙で作ったお雛様のつるし飾りなどを展示しています。季節の折り紙体験実施中です。
栄太楼本店です。創業明治42年,110年以上続くお菓子の銘店です。平成23年3月11日の東日本大震災で津波を被った被災雛を展示しています。この辺りでは,3月10日に斎行される鹽竈神社帆手祭頃まで雛人形を飾っておく家・店が少なくないようです。
すずらん本町店です。孫娘の成長を願う七段飾りを展示しています。
壱番館です。欄干(柵)があり,俗称「左大臣」・「右大臣」が宮殿の外にいることがはっきりわかります。つまり,「左大臣」・「右大臣」は歴史で学習する左大臣・右大臣(現代の内閣総理大臣・副総理・重要閣僚クラス)ではありません。左近衛中将・右近衛少将クラスではないかと言われています。
矢部園です。サクラ色のお雛様が展示されています。ここで,抹茶のサービスがありました。
正午少し過ぎ,JR仙石線・本塩釜駅構内の塩竈市観光案内所前で解散です。
(画像は,鹽竈神社のソメイヨシノ(標準木))
◇志波彦神社鹽竈神社(宮城県塩竈市一森山)境内には37種類合計300本超のサクラ(桜)があると言われています。桜咲く志波彦神社鹽竈神社境内及びその門前町(鳥居前町)を散策し,歴史探訪します。
◇日時 令和5年4月15日(土)午後1時30分から3時30分頃まで
◇コース JR仙石線・本塩釜駅(塩竈市海岸通)神社参道口→本町(もとまち)→西町→鹽竈神社七曲坂→志波彦神社鹽竈神社→鹽竈神社東参道(裏坂)→宮町→本塩釜駅(歩く距離は3km程度)
◇小雨決行。荒天の場合は4月16日(日)にスライドして開催予定(別途御連絡します。) いずれも荒天の場合は中止(別途御連絡します。)
◇料金無料 御朱印料(志波彦神社鹽竈神社は500円,御釜神社は300円)などは各自負担
◇最少催行人数1人,最大7人まで(先着順)
◇歩きやすい靴・服装で。体調が良くない方は,当日でも参加を御遠慮ください。
◇このイベントによって何らかの損害が発生しても主催者は一切の責任を負いません。御了承いただける方のみ御参加ください。
◇お申込みはメールで。①申込者の氏名,②申込者を含む参加人数,③申込者の携帯電話番号をお知らせください。
メールアドレス yashiro_sakana-shiogama@yahoo.co.jp
【3月8日(水)追記】
「マスク着用をお願いします。」を削除しました。
【3月28日(火)追記】
3月28日(火)午前,志波彦神社鹽竈神社でソメイヨシノ(染井吉野)の標準木の開花が宣言されました(志波彦神社鹽竈神社神職(禰宜)・O氏に確認済み。)。昨年よりも12日早い開花です。このままのペースで行くと,第7回イベントが開催される4月15日(土)は国指定天然記念物「鹽竈神社の鹽竈ザクラ」(立入禁止区域内にあるものを含め27本あると言われています。)を含む鹽竈ザクラ(同じく,68本)がまさに見頃になっているでしょう。
(※写真はイメージです。)
令和5年の「塩竈deひなめぐり」の開催については,未だ公式の情報は確認できていません(ちなみに,令和4年の「塩竈deひなめぐり」は2月19日(土)から3月6日(日)まで開催されました。)。フライングなのですが,皆さんの御都合もあるでしょうから,令和4年とほぼ同様に開催されるであろうことを前提に,塩竈の雛人形を巡るイベントを企画しました。
◇日時 令和5年2月25日(土)午前10時から正午頃まで
◇コース JR仙石線・本塩釜駅(宮城県塩竈市海岸通)神社参道口→市内連携会場(商店など)のうち8会場程度の雛人形を見学→本塩釜駅(歩く距離は2km程度)。
◇小雨・小雪決行。荒天の場合は2月26日(日)にスライドして開催予定(別途御連絡します。)。いずれも荒天の場合は中止(別途御連絡します。)
◇料金無料
◇最少催行人数1人,最大7人まで(先着順)
◇歩きやすい靴・服装で。会場内では陳列中の商品を落下させたりしないよう特段の注意をお願いします。
◇マスク着用をお願いします。体調が良くない方は,当日でも参加を御遠慮ください。
◇このイベントによって何らかの損害が発生しても主催者は一切の責任を負いません。御了承いただける方のみ御参加ください。
◇お申込みはメールで。①申込者の氏名,②申込者を含む参加人数,③申込者の携帯電話番号をお知らせください。
メールアドレス yashiro_sakana-shiogama@yahoo.co.jp
【令和5.1.30(月)追記】
「塩竈deひなめぐり2023」は,2月18日(土)から3月5日(日)までの間開催されることが発表されました。
塩竈大好き倶楽部の今後のイベント予定についてお知らせします。あくまで計画中のものであり,変更があり得ます。また,現時点で参加者の募集はしていません。イベント開催が決定した後,概ね2箇月前を目処に(遅くとも1箇月前までに)このBLOGその他の方法で参加者を募集します。御了承ください。
なお,いずれもガイド料金は無料です(資料代として100円程度頂く場合があります。)。
1 (第6回)塩竈の雛人形を巡ろう!
令和5年2月25日(土)午前10時から正午頃まで
JR仙石線・本塩釜駅(宮城県塩竈市海岸通)集合・解散
荒天の場合の予備日2月26日(日)
(※写真はイメージです。)
2 (第7回)桜咲く志波彦神社鹽竈神社とその門前町を散策しよう!
令和5年4月15日(土)午後1時30分から3時30分頃まで
JR仙石線・本塩釜駅集合・解散
荒天の場合の予備日4月16日(日)
3 (第8回)菜の花咲く浦戸諸島を巡ろう!
令和5年4月22日(土)午前9時15分から午後3時頃まで
マリンゲート塩釜(塩釜港旅客ターミナル,塩竈市港町一丁目)集合・解散
荒天の場合の予備日4月23日(日)