Le Mans Ultimateの"GAMEPLAY"設定画面では、難易度やネットワーク環境などを変更することができます。これらの設定の多くはベースとなったrFactor2と同じ、もしくはそれに近いものとなっており、rF2に慣れ親しんだ方には馴染み深いものとなっている一方、レースシムを初めて遊ぶ方には少し耳慣れない単語が並びます。
本稿では設定項目の説明や、おすすめ設定などを掲載します。これからLMUを始められる方のお役に立てば幸いです。
DIFFICULTY
DIFFICULTYでは様々な設定を変更することで、シングルモード(RACE WEEKEND)での難易度をコントロールすることができます。※オフィシャルレースでは、殆どの項目が無効化、もしくは固定されます。- Preset
DIFFICULTY設定にはプリセットが用意されており、自身の腕前に応じた簡易設定が可能です。すぐにスピンをしてしまう場合やどうしてもAIに勝てない場合は、まずはプリセットを活用してゲームを楽しく簡単にしてみましょう。
また、お好みの設定を保存することで、いつでもオリジナル設定を呼び出すことが可能です("Enter preset name"に名前を入れて"Save"をクリック)。 - Racing Line
コース上やピットに入る推奨ドライビングラインを表示させることができます。お好みで使い分けてください。
”Paddock”はセブリングのようなガレージとピットが離れている場合に、ピットロードまでの道標を表示。"Paddock, Pit entry"はパドック表示に加え、ピットインが必要な場合にピットへの侵入ラインを表示します。 - Auto Clutch
スタート及びギアシフト時のクラッチ操作を自動化します。2ペダルハンコンやパッドユーザーには必須設定です。 - Steering Help
AI走行ライン沿ってステアリング操作を手助けします。 - Opposite Lock
自動的にカウンターステアを充て、スピンを未然に防止します。 - Braking Help
AI走行ライン沿ってブレーキを手助けします。 - Stability Control
タイヤの空転を未然に防いで横滑りを防止する機能です。 - Spin Recovery
スピンをした際、自動的に車体を進行方向に戻します。 - Invulnerability
ダメージを完全に無効化します。コースを覚える練習ではとても重宝します。 - Auto Shifting
ギアチェンジを自動化します。 - Anti-lock Brakes
ブレーキロック防止機能(ABS)です。オフィシャルレースの初心者向けクラスでは、使用が認められることがあります。 - Auto Blip
ダウンシフトで自動的にスロットルを開け、シフトショックを和らげる機能です。殆どの現代車両には最初から備わっているため、そのような場合は切替の効果はありません。 - Auto Lift
シフトアップで自動的にスロットルを閉め、オーバーレブを防止する機能です。殆どの現代車両には最初から備わっているため、そのような場合は切替の効果はありません。 - Hold Brakes
スターティンググリッドに並ぶ際、ブレーキを踏まなくても自動的に車体を止めます。ギアシフトで解除されます。 - Hold Clutch
スターティンググリッドに並ぶ際、クラッチ踏まなくても自動的にクラッチを切ります。ギアシフトで解除されます。 - Repeat Shifts
連続入力(チャタリング)防止機能です。設定時間に応じて変速を受け付けなくなります。 - Auto Start Engine
コースイン、グリッド整列時、自動的にエンジンを始動します。 - Auto Windscreen Wipers
雨量に応じてワイパーを自動制御します。 - Auto Headlliths
暗くなると自動的にヘッドライトが点灯します。ヘッドライト無灯火は即座にペナルティ(失格)対象となるため、この機能はOnにしておくことを推奨します。 - Auto pit speed limitter
ピットレーン進入時、自動的にピットリミッターをオンにします。 - Damage Multiplier
ダメージ倍率を変更します。InvulnerabilityがOnの場合、設定値は無効化されます。 - AI Strength
AIの速さを変更します。数値を上げるとAIは速くなります。AIになかなか勝てないときは、まずはこの数値を下げてみましょう。 - AI Agression
AIの攻撃性を変更します。数値を上げると攻撃的になります。コーナーでの飛び込みやブロックが激しすぎる際は数値を下げてみましょう。 - AI Limitter
AIの安定性を変更します。数値が高いほどAIは安定し、AI同士のタイムが拮抗しやすくなります。様々なレベルのドライバーが集うWECでは、この数値は低めのほうがそれっぽくなるような気がします。
INSTANT REPLAY / NETWORK
INSTANT REPLAY及びNETWORKでは下記の設定を行います。基本的にはデフォルトのままで問題は無いはずですが、ネットワークに不調を感じる場合は調整で直ることがあります。
- Instant Replay
インスタントリプレイの巻き戻し時間を設定します。 - Connection Type
回線接続の種類を設定します。 - Upstream
回線の上り速度を設定します。 - Downstream
回線の下り速度を設定します。