3月16日、Studio397はLe Mans Ultimateの"Known Issues"を更新しました。これは12日の大型アップデート"Patch#1"に対応するものとなり、#1で修正された項目の削除と新たに判明した不具合の追記が行われています。
下記はKnown issuesの和訳記事です。ご参考になれば幸いです。
※記事内に幾つかの重複がありますが、原文ママとしています。
Very Important & General
- 先に"Common Fixes for temporary solutions ("修正に関する一時的な解決策"、和訳記事はこちら)"を読んでください。
- 幾つかのアンチウィルスソフトにおいて、ゲームexeを監視対象から外す必要があります。Windows Deffenderに関してはこちらのリンク先をご参照ください。
- UIメニューでパフォーマンス低下を感じる場合は、上記Common Fixesをご参照ください。
- 登録したメールアドレスの認証をまだしていない場合、認証を求めるプロンプトが提示され、これが完了しない場合はオンラインレーシングから除外される可能性があります。
- MSI AfterburnerやRivaTuner Statics(及び同様のアプリケーション)が、パフォーマンス問題を引き起こすことが報告されています。現在、これらについては対策を行っていますが、現時点ではこれらのソフトは無効にすることを推奨します
- Nvidia GeforceやXboxツールのようなリプレイツールは問題の原因となります。
- VRヘッドセットが接続されている状態で使用されていない場合、ゲームUIやコース上で深刻なグラフィック問題を起こす可能性があります。これは他のデバイスに起因する可能性もありますが、現時点で原因は分かっていません。
- 稀に、ユーザーはゲームプレイ中の頻繁なスタッター(もたつき・カクつき)がに悩まされることがあります。そのような場合、LMUのインストールフォルダ
\LeMansUltimate\UserData\playerのsettings.jsonを開き、
"Record To Memory"をtrueに設定してみてください(falseから変更)。 - オンラインプラクティスサーバーを終了後、次のレースにログインをすると、イベント間のメモリがリセットされず、頻繁にCTDが発生してしまいます。これはゲームを再起動することで回避が可能です。
- "Failed to allocate a section of memory"-このエラーはWindowsページファイルが小さすぎる、特にRAMが不足するユーザーに発生することがあります。上記Common Fixesをご参照ください。
- オンラインセッションに参加できないユーザーは、Windowsの時間設定が自動になっていることを確認する必要があります。さらに、レースの6分前には参加登録をしておかないと、満員であることをUIが通知しないことがあります。早めの登録でスペースは確保されます。
- プラクティスセッションは満員で入れないことがあります。
- 注:LMUは最小要件以上のWindowsPCをサポートします。Mac、Linux、Steamdeckはサポート対象外です。
- AMDユーザーは複数のグラフィックノイズに見舞われる可能性があります。
- Intel ARCユーザーは複数のグラフィック問題に見舞われ、グラフィック設定を期待値以下に下げる調整が必要になる場合があります。
- Gsyncはボーダレスモードでは動作しません。
UI
- General
- UIメニューでパフォーマンス低下を感じる場合は、上記Common Fixesをご参照ください。
- 一部ユーザーにおいて、アニメーション動作時にページ移行が非常に遅くなることがあります。
- 幾つかのimperial数値はゲーム内のメートル法と異なっています。
- 低解像度設定において、幾つかのテキストにノイズが発生します。
- カスタムグラフィックプリセットが保存されません。
- 500 error-現在調査中ですが、PCスペック不足やHDDを使用し読込みが遅いユーザーに散見されます。これは2回目の読込み、またはAIがおらず(少なく)、小さいサーキットで改善することがあります。
- レースウィークエンド設定
- デフォルトレースウィークエンド設定は、最初のゲームスタート時、もしくはゲームリスタート時に正しくロードされない問題があります(ユーザーによって異なるレースがクリックされると正しくロードされます)。この結果、グリップレベルが不正確になり、セッション距離が反映されなくなることがあります。
- 最短レース長さ(時間)はリアルレースの5%となります。例えばスパの場合、最短は18分です。
- セブリングのレースは周回数ではなく時間で設定されます。
- アドバンスオプションで"RealRoad Wet"(スタート時に路面が濡れる状態)を設定しても、正しく適用されません。
- クイック設定のレースセッションの最短距離は、ユーザーが最後に設定した数値になります(これはアドバンスオプションに移行するか、クリックで数値を増加させることで修復が可能です)。
- レース中
- 稀に、ユーザーはゲームプレイ中の頻繁なカクつき(スタッター)がに悩まされることがあります。そのような場合、LMUのインストールフォルダ
\LeMansUltimate\UserData\playerのsettings.jsonを開き、
"Record To Memory"をtrueに設定してみてください(falseから変更)。 - 失格になった場合、UI内で通知されません。
- スタビリティコントロールは、稀にユーザーが設定しなくても"On"に設定されることがあります。
- 稀に、ユーザーはゲームプレイ中の頻繁なカクつき(スタッター)がに悩まされることがあります。そのような場合、LMUのインストールフォルダ
- オンライン
- オンラインがグレーアウトされる場合、下記の理由が考えられます:
- オンラインアカウントの作成が必要、及び/もしくは利用規約と競技ルールに同意する必要があります-これを変更するにはプロフィールをクリックしてください。
- Steam認証の期限が切れています-Steamを再起動してください(ウィンドウを閉じるだけではなく、確実にシステム自体を終了させてください)。
- セッションをロードする際のUIは、全車両がロードされユーザーがガレージに配置されるまで正しく表示されません。
- チャットがセッション間で持続しクリアされません。
- レースモニター
- タブ切替の際、スタッターが発生することがあります。
- セットアップ
- 角度記号(°)が"??"と表示されてしまいます。
- 車両のワイヤフレームがユーザーがプレイする車両を反映していません(修正済)。
- セットアップ保存画面では、誤ったコース名のリストが表示されます。
- オンラインがグレーアウトされる場合、下記の理由が考えられます:
- ローカリゼーション
- UIの翻訳では、テキストの位置がずれたり、クリッピングが発生することがあります。
- 一部のフレーズは翻訳の再検討が必要です。
- 一部の単語やフレーズは誤った翻訳となっています。
On-track and AI
- On-track
- この間にダメージを負った場合、その後もダメージが残ります(筆者注:以前のファストローリング中の移動に関する文言が残留、おそらく誤記載)。
- Ultra設定は非常に重く、期待するフレームレートを下回る可能性があります。
- コース上の低グリップ-"Real Road"のラバー設定をチェックしてください(advanced設定)。WECではタイヤウォーマーは使用されません(ルマンを思い出してください)。そして路面温度をチェックしてください、これは気温とは異なります。
- サーバー移動時にウォッチモードになっている場合、ウォッチモードでスタックしてしまいます。
- AI
- プラクティスセッションと予選では、AIがピットにおいて間隔を保てず他車に衝突することがあります。
- ウェットコンディションでは、AIのグリップが弱すぎます。
- レーススタート時、AIドライバーがスタート/フィニッシュラインでスピンすることがあります。
- 時間倍率を変更したレースでのAIは、ピットインが多くなることがあります。
Circuits
- コース上のスコアボードは現在正しく表示されません。
Vehicles
- General
- 車両別FFB設定が保存されません。
- “headlight pulse”(パッシング)を使用するとフロントとリアライトの両方がフラッシュします。
- BoPはこれが最終ではなく、アプリケーション、コース毎にアップデートされます。
- HUDのバーチャルエネルギー消費量計算は、ミスリードを招く可能性があります。
- セッションスタート時、フロントガラスが既に汚れていることがあります。
- コクピットシート調整は他のカメラ視点に影響を与えることがあります。
- TCSを最高値に設定するとトップスピードが大幅に下がります(常にスロットルが全開にならなくなります)。
- LMDh車両はピットストップ時に電気エネルギーを必要とし、不足する場合はピットから再スタートできません。
- Hypercars
- Cadillac V-LMdH
- 注:この車両のサスペンションジオメトリにより、ステアリングが舵角方向に引っ張られることがあります。
- Ferrari 499P LMH
- 注:この車両のサスペンションジオメトリにより、ステアリングが舵角方向に引っ張られることがあります。
- Porsche 963 LMdH
- ステアリングホイール内のテキストが重なることがあります。
- 20分以上経過後、ウィンドスクリーンが不透明になります。
- Toyota GR010 LMH
- 雨天時にウィンドスクリーンが濡れません(修正済?)。
- Vanwall Vandervell LMH
- ヘッドライトグローが表示されません。
- エレクトロニクスメニューのブレーキマップ表示が誤っています(動作しません)。
- Cadillac V-LMdH
- GTE
- ウェットタイヤグラフィックに問題があります。
- ギアチェンジを防護するギアボックスプロテクションの欠落により、車両速度が速すぎる場合でも、ニュートラルからリバース、もしくは1速へのギアチェンジが発生します(修正済?)。
- Corvette C8.R GTE
- センターミラーが調整できません。
- Ferrari 488 GTE
- フラッグディスプレイが正常動作しません。
- リアビューミラーの夜間表示に問題があります。
Input Devices
- コントローラでは、スクリーン停止時を含むメニュー操作ができません。
- コントローラ(パッド)ユーザはタイヤデグラデーションが大きくなる可能性があります。
- コントローラの振動を加減するには、"Force Feedback"を調整する必要があります。
- 複数メーカーのSDKsはディスプレイやLEDとの互換を持たせるため、開発チームによるアップデートが必要となる可能性があります。
- 一部コントローラはゲームによってピックアップされず、そのような場合は報告をください。対策までの間、ユーザーは自身でコントローラをアサインすることができます。
- Fanatec GT DD Pro-"Brake migration Forward"と"Brake Bias Forward"に任意のボタンをアサインすると、ボタンが繰り返し押される状態になります。
- ステアリングが片側に寄ってしまうLogitechユーザーは、設定画面の"constant steering force”を有効にする必要があります。
Online
- UI
- セッションをロードする際のUIは、全車両がロードされユーザーがガレージに配置されるまで正しく表示されません。
- Profile
- 次のレースに既に登録している場合、ユーザーフラッグはすぐに更新されません。
- ユーザーは3ヶ月に一度のみ名前を変更できますが、警告には表示されません。
- 複数の同名ユーザーが発生した場合、ユーザーには4桁の数値がランダムに割り当てられます(例:Joe Bloggs#1234)。
- レース結果
- 失格となった場合、レースリザルトではDNFと表示されます。
- Contacts
- 接触レポートにおいて他者名を記載しなければならない際、自分自身も報告に含まれることがあります。
- On-track
- プラクティス及び予選セッション時、ユーザーが後からログインするとTemporary carが表示されます。これは現在、どのカテゴリでもポルシェ911GTEが表示されます。セットアップ画面に戻るとこれは解決します。または、ユーザーは“load vehicles”ボタンを割り当てることで、車両を読み込むこともできます。重要:画面がフリーズすることがあるため、運転中には使用しないでください。
- チェッカーフラッグ後にベストタイムを更新した場合、リザルトファイルにタイムが残らないことから、レースでは正しい位置からスタートしたにも関わらず、レース後のフィードバックが誤って表示されることがあります。
- サーバー移動時にウォッチモードになっている場合、ウォッチモードでスタックしてしまいます。