rFactor2 Online Cometition Guidelines 和訳 | rFactor2にゅーす

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本格レースシムソフト、rFactor2のサーバーを運営する谷間鯖です。
こちらの記事では、rFactor2の最新情報、シリーズ戦のレース結果、Le Mans Ultimate情報などを更新します。

2023年末から正式サービスとなったrFactor2のオフィシャルレース"rFactor2 Online"では、登録ページに

I agree with the competition rules (私は競技規則に同意します)

と記載されているのはご存知でしょうか。こちらはアカウント作成時にも表示されチェックを入れた文言となり、リンクをクリックすると画像のようなRFACTOR2 ONLINE COMPETITION GUIDELINESが表示されます。

 

このガイドラインにはrF2 Onlineをプレイする上で必要なレギュレーションが定められています。ドライバー登録や設定、レース中の所作についてはもちろんのこと、個人情報の扱いや個人配信での情報発信についてなど、様々な事柄に対するルールと罰則について細かく記載されています。

 

ただ、このガイドラインは英語な上にコピペしたりすることもできず、S397ウェブサイトのどこにも記載されていないため(ルール内では記載することになっていますが)、私のような英語難読人にはじっくり読まないと分からない部分も多数あるかと思われます。

 

そこで本記事ではこのガイドラインを日本語訳し、その内容をご紹介します。訳文にはどう訳せばいいか悩んだ箇所が多数あり、原文の綴り自体が怪しいころについては正しい意図を汲み取れていないかもしれません。もしそのような部分にお気付きの場合はどうぞ遠慮なくご指摘いただき、修正の糧にさせていただければと存じます。

 


RFACTOR 2 ONLINE COMPETITION GUIDELINES V5.0

概説

rFactor2は多くの異なるレースやイベントを特徴とする、モータースポーツ・レーシングシミュレーション・プラットフォームである。The Online Competition Guidelines (以下Guideline)は、全てのレースの説明、原則、管理をエンドユーザーに示さなければならない。

The Online Competition Guidelinesは時折更新され、最新バージョンは常時Studio397(S397)ウェブサイトにて更新される。

Motor Sport Games(MSG)とrFactor2(rF2)は、rF2プラットフォームを使用した全ての公式及び公認イベントの唯一のオーガナイズ及びスポーティング統括団体である。

 

競技会

rF2のCompetition(競技会)には3種の柱とコアイベントタイプがある。ユーザーのレベル、イベントの頻度、エントリー手順、種類は多種多様である。

 

1. デイリーレース

rF2のデイリーレースはエンドユーザーに対し、通常のスケジュールイベントとして、マルチプレーヤーレースの場を提供する。デイリーレースは毎日開催され、rF2と競技会に要するコンテンツを所有する誰もが参加可能となる。

Onlineはこの文章に含まれるGuidelineに沿って運用される。

 

2. 公式競技会、キャリア

公式競技会はマルチプレーヤーレーシングの最高峰と位置付けられ、それはMSG/S397によって直接的に管理される。

各競技会はrF2と必要とするコンテンツを所有する全エンドユーザーに公開される、もしくは主催者による公式招待を受け取った後で利用可能となる。その他の条件はMSG/S397の裁量によって決定される。

Eスポーツ競技会はGuidelineに沿って運用されるが、イベント毎に補足ルールが適用されることがある。

 

3. 認定、または特別イベント

認定イベントはサードパーティ企業によって開催されるか、MSG/S397がステークホルダーやパートナーの代わりに開催を行う。またはMSG/S397が単独で開催する。

これらのイベントはGuidelineに沿って開催されるが、イベント毎に補足ルールやレギュレーションに置き換えられる場合がある。レギュレーション遵守の責任は、イベントを管理するサードパーティ機関にある。

 


1. 通則

1.1 参加者はあらゆるレースにおいて、名前と名字を使用する義務がある。

1.2 参加者は安定したインターネット接続を維持する義務がある。これは150ms以下のPingが必要であることを意味する(レースサーバー上表示)。

1.3 WIFI、GSM/3G/4G接続はPingが高くなり、ラグが発生しやすくなることが知られている。この種の接続は禁止する。

1.4 自身の機器、性能をチェックするのは参加者の義務である。よってレース前に機器に関するトラブルが発生した場合、それは不幸ではあるが考慮されない。

1.5 参加者はレギュレーションについて、そして使用されるプラットフォームや特別ルールに関して、熟知していることが望まれる。

 

2. トラックリミット

2.1 トラックリミットはゲーム内カット検出システムによって決定される。トラックリミットが多発した場合には警告が発せられ、次いでペナルティが課される。

2.2. 各レースのドライバーは、ゲーム内ペナルティが課される前に、許容トラックリミットポイントを保有する。これはイベントの登録ページに表示される。

2.3 参加者が一度サーバーからペナルティを課された場合、ペナルティポイントは0にリセットされる。

 

3. ピットレーン

3.1 ピットレーンでは接触が発生する。参加者には接触を避ける運転が求められる。

3.2 参加者は、他車のピットもしくはピット付近において、安全な速度でピットレーン、ピットボックスに出入りする義務がある。

3.3 ピット入口/出口レーンは、コース上のレーシング路面の一部である。参加者の進入/退出は、4輪全てが入口/出口レーンライン内に収まっている必要があり、それを跨ぐことは許容されない。

3.4 参加者はピット進入及び退出において、ブレンドラインに触れては、もしくは踏んではならない。

3.5 参加者は全セッション(プラクティス、予選、ウォームアップ、レース)のピットレーン内において、常にピットレーン速度制限を守る義務がある。

3.6 参加者はピット停止位置に近づくまで、ピットレーンに留まらなければならない。参加者にはピットレーンを安全に離れ、停止位置に入ることが求められる。

3.7 参加者は停止位置から離脱する際、安全を確保した上で、注意深くピットレーンに再進入する必要がある。

3.8 参加者はピット中の車両とガレージの間を走行することはできない。

3.9 参加者が車両とガレージの間を走行することが許可される唯一の場面は、ピットボックスが並列停車となり、且つ停止位置がボックスの内側で外側の他車両とガレージに挟まれた場合のみのオプションである。この場合、車両の外側に出てはならない。

 

4. フラッグルール

4.1 通常、グリーンフラッグはレーススタートを示すためにスターターによって掲示される。レース中はコーションの終点を示す。

4.2 チェッカーフラッグはレースの終了を示す。

4.3 イエローフラッグは参加者に対し「アンダーイエロー下の追越し禁止」ルールを強要する。参加者はスローダウンして前方のインシデントを避け、注意を払う必要がある。イエローフラッグはゲームHUDによってプレーヤーに表示される。

4.4 イエローフラッグが表示されている間、前方車両が重大ダメージによって非常に遅く走行している場合のみ、参加者には追越しが許可される。

4.5 ブルーフラッグは、スロー走行/周回遅れの参加者に対しラインキープを勧告し、その際はファストカーとのロスタイムを軽減するべくリフトすることを推奨する。ブルーフラッグルールは、ファストカーのロスタイムがさらに重要となるショートレースでは、より厳しく適用されることがある。

4.6 ブルーフラッグを掲示された参加者には、ファストカーに対しポジションを守ることは許可されず、自身のラインをキープする義務がある。

4.7周回遅れにされる参加者は、車両の方向を突然変更してはならない。

4.8 追い越す車両は追越しを意図したり追越し動作を示すため、ライト点滅を使用することができる。

4.9 追い越される車両は、上位車両を追い越したのちにその差を広げることが出来る場合、周回遅れ状態を解除することが可能となる。

4.10 ブラックフラッグは参加者に対しレースからの失格を掲示し、セッション終了時のリザルトは失格となる。

 

5. コース上の所作

5.1 前方を走る参加者はコース上の任意の箇所において、任意のラインを選択する権利を保有する。前方の参加者は、オーバーテイクを試みる他参加者の前輪が自身の後輪に並んだ際にこの権利を失う。参加者は「サイドバイサイド」もしくは「オーバーラップ」ポジション中、そしてその両方の場合、お互いに対し十分なレーシングルームを与える必要がある。

5.2 後続車のドラフティングを防ぐための2回以上のレーシングラインの変更(ウィービング)は、ブロッキングとみなされ禁止される。

5.3 前方の参加者によるディフェンス行為は、リアクションとして許可される。両車両がオーバーラップしている場合は許可されない。

5.4 参加者同士がサイドバイサイドの場合、ブレーキングゾーンでのライン変更は許容されない。

5.5 追い越す参加者と前方の参加者の双方は、パスの間はフェアレーシングの責任を負う。パスに際して安全なタイミングを選択することは、追い越す参加者の責任となる。

5.6 ターンインポイントの前に十分なオーバーラップができないダイブボムは避けるべきであり、ペナルティの対象となる。参加者が制御不能に陥り接触の原因となった場合、もしくは他参加者に対しロスを発生させた場合、より重大なペナルティが課される可能性がある。

5.7 ブレーキチェック、パンティング、バンプパス、ブレーキ中の移動は、接触の有無に関わらず許可されず、ペナルティの対象となる。

5.8 競技者がチームメイトを含む他の競技者に対し、バンプドラフトを与えることは許可されない。

5.9 他競技者にアドバンテージを与えるための意図的なスリップストリームは、全セッションにおいて厳しく禁止される。

5.10 ブレーキングゾーンに入る前、参加者はコーナー進入ラインを維持する必要があり、他車に対してディフェンスしている間はラインを外れてはならない。

5.11 制御不能、もしくはスピン状態に陥った参加者は、他の参加者が動きを予測しやすくなるようブレーキを踏み続けなければならない。スピン後、参加者はブレーキ圧をキープし、後方車両が予測不可能にならないよう車両が前方及び後方に動くことを防ぐ必要がある。安全ではないコース復帰やスピンターンを行い更なるインシデントの原因となった場合、最初のインシデントの原因になったか否かに関わらず、厳しいペナルティの対象となる可能性がある。

5.12 コースアウトした参加者は、車両がコントロール下にある場合、スローダウンもしくはトラフィックを待ち安全な方法で復帰する必要がある。

5.13 ライト点滅は前方車両に追越しを勧告する際、もしくは前方の参加者が進路を譲りやすくするために許可される。3回以上の点滅は許可されない。

 

6. ペナルティ

6.1 ペナルティは、ゲーム内「カットトラック」システムによる自動、もしくはレース後のインシデントレビューによって課される。

6.2 ペナルティはメッセージセンター(画面左下)に表示される。主催者は全ての競技会において、この機能を有効にすることが強く推奨される。

6.3 レース後のインシデントレビューによって課されるペナルティは、レース結果、もしくは次戦のレースにおいて参加者/車両に適用される。これらのペナルティはゲームによって車両に適用される。

6.4 トラックリミット違反はゲームによって自動的に適用される。

6.5 もしカットが重大であるとゲームが判断した場合、通常のペナルティルールが無効となり、ストップアンドゴーもしくはドライブスルーが適用されることがある。

6.6 失格はゲーム内の時間内にペナルティを消化できなかった場合、自動的に適用される。もしくはレース後のインシデントレビューによって適用される。

6.7 参加者がアンスポーツマンライクな行動を繰り返す場合、主催者はユーザーを強制退出、もしくはrF2 Onlineから永久または時限的追放を行う権利を保有する。

6.8 予選ホットラップは、同じペナルティが適用されるペナルティシナリオにおいて、レビューされることがある。

 

7. レポート

7.1 レポートはレース後の数分後から作成可能となる。

7.2 ドライバーは「アンスポーツマンライク行為」もしくは「グリーフィング(迷惑行為)」のレポートが可能となる。

7.3 この機能は通常のインシデントレポートを目的としてない。

7.3.1. レポートシステムを乱用したユーザーは、オンラインサービスから強制退出、もしくは追放されることがある。

7.4 アンスポーツマンライク行為には、良好なレースの原則に反する行為を含む。例:意図的なクラッシュ

7.5 グリーフィングには、我々のサービスに関連し、我々のもしくはサードパーティ製のプラットフォームを通じた侮辱及び/またはハラスメントを含むが、それに限定されない。例:不適切なメッセージやペイントスキームなど。

 

8 プロテスト

8.1 プロテストはデイリーレースイベントタイプには適用されない。

8.2 詳細は近日公開予定。

 

9 チャット

9.1 参加者には、プラクティス、ウォームアップ、予選後、レース後において、車内テキストチャットを使用することが許可される。

9.2 参加者は予選中もしくは決勝中においては、いかなる理由があっても車内チャットを使用してはならない。

9.3 サーバー内でのチャットは、下記Code of Conduct (行動規範)においても規制される。

 

10. 利用規約

10.1 本利用規約は、S397/MSG、及び関連企業によって提供されるrFactor2 Onlineに参加する者(参加者)に適用される。

10.2 参加資格:rF2 Onlineは、以下に示す参加基準を満たす参加者に開放される。

10.2.1 rF2 Onlineに参加するには、参加者はフルネームを使用し、さらに特別な大会では追加要求を受諾する必要がある。

10.2.2 rF2 Onlineに参加する参加者は、以下に記載されるエントリー要求に適合していることを確認する。

10.2.3 MSGとその関連会社は、常に参加者の適合性を検証する権利を保有する(例えばパスポート、運転免許証、ビザのコピーの要求など)。これらの検証手順に従わない場合はrF2 Onlineへの参加資格を失う。

10.2.4 rF2 Online参加者の参加資格について何らかの問題が生じた場合、MSG及び関連企業の決定を最終とする。

10.3 あらゆる参加者は、以下に記される行動規範を受諾し従わなければならない。

10.4 エージェント、第三者、組織、自動生成アプリによる出願は容認されない。不完全、判読難、破損したエントリーは容認されない。総じて、本利用規約もしくはエントリー要項に符合しない出願は容認されない。

10.5 MSG及び関連企業は、あらゆるエラー、脱落、中断、削除、欠陥、運営もしくは伝達の遅れ、通信ライン障害、盗難、破壊、エントリーへの不正アクセス及び改ざん、エントリー失効、サーバーリザルトのダメージ及び遅延、技術問題、ウィルス、バグ、またはMSG及び関連会社が合理的に制御外であるその他の原因で発生する事象に対し責任を負わない。

10.6 MSG及び関連企業は、下記の場合に参加者の資格を剥奪する権利を保有する。

10.6.1 参加者が全てのエントリー基準に関して満たしていないと認められる合理的な理由がある場合。

10.6.2 個人情報及び/もしくは情報に関し、虚偽、不正確、誤解を招く表現を用いた場合。

10.6.3 本利用規約、及びEULA、行動規範を逸脱する場合。

10.6.4 MSG、関連企業、rF2 Online内の代理人による合理的な指示に背いた場合。

10.6.5 フェアプレー精神に背いたレースを行った場合。

10.6.6 参加者の詳細(名前、国籍)は、MSG及び関連企業のウェブサイトにて公表が可能となる。

10.7 参加者が競技会に参加することにより、参加者の個人情報がウェブサイトにて公開されることに同意したとみなされる。

10.8 参加者は本rF2 Onlineによる妥当な宣伝について協力するべきである。例:ソーシャルメディアやウェブサイトへの投稿など。

10.9 MSG及び関連企業(もしくはMSGによって選定されたサードパーティ)は、独自の判断により参加者の名前やイメージ、リプレイ、コメントを、世界中のメディアやrF2 Onlineに関する宣伝目的、マーケティングにおいて、予告なく自由に使用することができる。

10.10 この利用規約はオランダの法律に基づき、rF2 Onlineによって生じるあらゆる紛争については、オランダの裁判所による専属的司法権を保持するものとする。

10.11 データ保護:MSG及び関連企業は、収集した個人情報を幾つかの目的で使用することがある。マッチメイキング、チートチェック、プロモーション活動、その他の関連目的として。

10.12 rF2 Onlineの開始及び開催中にMSG及び関連企業によって収集された参加者(個人情報)に関わるあらゆる情報(データ及びイメージを含む)は、MSG、関連企業、rF2 Onlineを統括するサプライヤー、請負業者により、MSG及び関連企業のプライバシーポリシーに従って保持され運用される。

(https://mototsportgames.com/privacy-policy/)

10.13 集計及び匿名化された個人情報はMSG及び関連企業により、市場調査、ファシリテーションレビュー、サービスの開発、改善を目的として使用されることがある。

10.14 rF2 Onlineの開始により、全ての参加者はMSG、関連企業、エージェントへのrF2 Onlineの管理を目的としたデータの移動に同意したものとみなされる。MSG及び関連企業はGDPRを含む情報保護法により、MSG及び関連企業によってrF2 Online開催中に集約される全個人情報の管理者である。

10.15 MSG及び関連企業は、参加者より要求された全ての個人情報について、rF2 Onlineの参加において必要であることを確認する。参加者は自身の個人情報もしくはオブジェクトへのアクセス、修正、完成、更新、ブロックもしくは削除について、もしくは異議申し立てについて、下記のeメールアドレスにおいて権利を保有する。

support@studio-397.com

10.16 個人情報は欧州連合外にある他の国にあるサーバーに対しても送信される場合がある。

 

11 行動

11.1 全ての参加者はコース上もしくはコース外の両方の行為に責任があり、本文書に記されるルールに従う義務を負う。

11.2 全ての参加者は、主催者が競技前に提示するあらゆる追加ルールに従わなければならない。

11.3 全ての参加者は、主催者(及びその関連企業)、報道機関、出席者、他の参加者に対しポジティブな態度で行動し、全ての法律及び規則を遵守することが望まれる。

11.4 参加者は主催者によって、個人もしくはそのパートナーのビジネス、評判、関係性について有害であるとみなされる行為に至ってはならない。

11.5 チート行為、不正なゲームプレイ、不正なゲームマンシップ、もしくはあらゆる方法でアンフェアな利益を得ることは禁止される。これには下記行為を含み、それに限定されない。

11.5.1 ハードウェアの改造-製造者が意図しない方法によるハードウェアの機能の改造。これには主催者によって設定されたハードウェアに対し、追加もしくは挿入されたものを含む。

11.5.2 ハッキング-ゲームもしくはその他のソフトウェアに対する、通常のソフトウェアパッチもしくはアップデートとは異なる改造。

11.5.3 不具合の悪用-ゲーム内バグを有利になるように使用すること。悪用は意図しない機能を利用したことと定義され、主催者の独断により採決される。

11.5.4 なりすまし(他参加者の元でプレイすることを含む)-他の参加者のアカウントによってプレイすること、または別の参加者アカウントでプレイすることを請願、誘導、奨励、指示することとする。

11.5.5 共謀-あらゆる競技会に、そして/または対戦する参加者に対し影響を及ぼす、二人もしくはそれ以上の参加者、そして/または他参加者との合意。

11.5.6 チート行為、不正なゲームプレイ、不正なゲームマンシップ、もしくは何らかの不正な方法によってアドバンテージが得られると判断される、その他のあらゆる行為。

11.6 参加者は、チート行為、不正なゲームプレイ、不正なゲームマンシップ、もしくはあらゆる他の参加者に対して得たアンフェアなアドバンテージについて、主催者に対し速やかに届け出なければならない。

11.7 参加者は、あらゆる不正利用について主催者に対し通知する必要がある。これは主催者の独断で判断され、不正なチートまたは行為を行ったと参加者がみなされた場合、罰則を課されそして/または失格となる。

11.8 あらゆる参加者もしくは参加者の関係者による、賭けまたはギャンブルは、あらゆる状況下において一切禁止とする。さらに、参加者以外もしくは関係者においては、賭けまたはギャンブルによる直接もしくは間接的な利益を得ることを禁止する。

11.9 参加者は競技会に関して誰かからの、報酬、ギフトの提供、サービスの約束、供与を受けてはならない。

11.10 参加者は主催者、スポンサー、そして/またはパートナースタッフに対し、常に敬意を払わなければならない。参加者は下記のような卑猥なジェスチャー、言葉、攻撃的なコメントを使ってはならない。

11.10.1 ヘイトスピーチまたは差別行為-参加者は主催者が判断する猥褻、不潔、侮辱、脅迫、中傷、攻撃、名誉毀損、悪口、虚偽、もしくはその他の攻撃的または好ましくない言動を使用してはならない。これは放送中かどうか、レーシングエリアの付近かどうかを問わず、いついかなる時もヘイトや差別を助長してはならない。

11.10.2 参加者は主催者またはコンストラクターによって用意された施設、サービス、装備において、これに関連するあらゆる禁止された通信を投稿、送信、流布、その他の行為を可能にしてはならない。

11.10.3 参加者はソーシャルメディア、ブログ、フォーラム、デジタル配信プラットフォーム、公共の場で行われるあらゆる配信イベントにおいて、これに関連する言葉を使用してはならない。

11.10.4 あらゆる違反は、いかなる異議申し立てを排除し、競技会から失格となる可能性がある。

11.11 主催者、関連団体、もしくは他の参加者に対する物理的な攻撃及び所作は許容されず、いかなる異議申し立てを排除し、競技会から失格となる可能性がある。

11.12 あらゆる種類のハラスメント-ハラスメントは厳格に禁止され、いかなる異議申し立てを排除し、競技会から失格となる可能性がある。ハラスメントは組織的、敵対的、長期間において繰り返し行われ、個人を孤立させまたは仲間外れにし、そして/もしくは個人の尊厳を害することと定義される。

11.13 差別的な単語、フレーズ、ジェスチャ-人種、肌の色、民族、性別、言語、政治宗教的見解または他の見解、経済的地位、出生または地位、性的指向またはその他の理由による差別により、個人、チーム、ブランド、スポンサー、国家の尊厳を傷つける言動は許容されず、いかなる異議申し立てを排除し、競技会から失格となる可能性がある。

11.14 釣り、ネタ、荒らし、煽り-フォーラム、チャットルーム、デジタル配信プラットフォーム、ブログ、オンラインコミュニティにおいて、扇動的、無関係、オフトピックメッセージを示し、読者を感情的、または分断を行い、通常のオントピックディスカッションを妨害する行為。この行動規範に違反しているとみなされた行為は主催者の独断で罰則が課され、いかなる異議申し立てを排除し、競技会から失格となる可能性がある。

11.15 競技者によって主催者、ゲーム、MSG、S397、パートナー全般、及び/または他参加者に対し、否定的、破壊的、ブランドを傷つけるコンテンツをソーシャルメディアに投稿する行為。これにはゲームの欠陥画像及び動画を含み、それに限らない。これに違反した場合、いかなる異議申し立てを排除し、競技会から失格となる可能性がある。主催者によって許可される分野に限り、肯定的且つ魅力的なコンテンツの発信が強く推奨される。

11.16 他参加者を結集し競技会の棄権を呼びかける-他参加者に対し棄権を呼びかけることが発覚した場合、いかなる異議申し立ては排除され失格となる。これにはあらゆるプラットフォームにおいて会話グループを作成し、他の参加者に対しリタイア/棄権を問いかけることを含む。

11.17 カスタムカーリバリーの使用が許可される競技会において、参加者は下記に従う必要がある。

11.17.1 参加者はリバリーのコンテンツにおいて責任を負う。

11.17.2 冒涜、ヌード、攻撃的なシンボル、もしくは主催者が攻撃的とみなした場合は許可されない。

11.17.3 名前、ロゴ、ウェブサイト、スローガン、またはリアル企業、組織、団体に関わる情報を装飾したリバリーについては、各所有者の同意を得て使用する必要がある。

11.17.4 参加者がカーリバリーに表示する名前、ロゴ、ウェブサイト、スローガン、またはリアル企業、組織、団体に関わる情報について、同意を得ずに使用した場合、主催者はいかなる責任も負わない。

11.17.5 各リバリーは主催者の承認が必要となる。

11.17.6 主催者が不適切なコンテンツであるとみなした場合、リバリーの使用を拒否、または変更を求める権利を保有する。

11.17.7 参加者が上記規則に従わない場合、いかなる異議申し立てを排除し、競技会から失格となる可能性がある。

 

用語集

1. 参加者:競技会に参加するあらゆる人物。

1.1. ドライバー

1.2. チームマネージャー

1.3. チームメンバー(エンジニアを含む)

2. 主催者:S397/MSGスタッフ、及び競技会の主催に関わるあらゆる人物。

3. 競技会:S397/MSGによって主催及び/または管理するあらゆる競技イベント。

3.1 単発イベント

3.2 チャンピオンシップ/シリーズ

3.3 チャリティイベント

3.4 rFactor2 Onlineイベント

 

本規則に違反した場合、S397及びMSGはアクセスをキャンセルまたは停止する権利を保有する。