11月24日、Super Tanima GT 2022は、快晴に恵まれた鈴鹿サーキットで決勝が行われ、GT500クラスでは#46 MOLA Nissan GT-Rのkurou62が苦節3度目にして初のチャンピオンを獲得。GT300クラスでは#25 Hoppy 25 Racing Nissan 370Zのyottuharadaが、2年ぶり2度目の栄冠に輝いた。
この日のレースには、総勢22台のエントラントが集結。両クラス共に最終戦までもつれ込んだチャンピオン争いは、スタートからフィニッシュまで一歩も譲らないバトルが展開された。
GT500クラスでは日産とホンダのぶつかり合いにもなり、最後は終盤にリードを広げたkurouがランキング2位で追うsatorukoを引き離し今季3勝目をマーク。これが初戴冠となったkurouだが、今季は第2戦以降一度も首位の座を譲らない強さを見せ、常にシリーズをリードし続けた。
GT300クラスでは、今季はyottuとHatsune Daitouの両名がシリーズを牽引。最終戦では文字通りの頂上決戦となった二人は、最後の最後まで結末の分からないバトルを繰り広げたものの、中盤のピットで僅かにリードを広げたyottuが今季3勝目を上げ、2位のDaitouとは僅か1ポイント差で逆転チャンピオンを獲得している。
また、今季はメーカータイトル争いも行われており、GT500クラスではホンダが、そしてGT300クラスでは日産が、それぞれ初タイトルを獲得している。
レースの詳細については、12月末頃に発行予定の"月刊どらいばーずみーてぃんぐ11・12月合併号"に掲載する予定であり、読者の皆様にはもうしばらくお待ち頂きたい次第だ。