過去の番組
2024 おトイレ ゆか 宙返り 1/25放送
2024 電動マッサージ器 25mドラッグレース 5/30放送
2024 ワニちゃん水鉄砲 ケーキろうそく消し 6/27放送
2024 恐竜ちゃん 缶蹴り 11/28放送
2025 ビニール傘 滞空時間マッチ 1/30放送
感想
今回もなかなかエキサイトした。
尺取り虫形式が多いと思いきや、インラインスケート式の方が多数派というのは、なかなか合理的思考の者が多いという事か。
ただ、今回はお題がデカすぎる。試作するにも検証するにも、チャレンジャー側の負担が大き過ぎる。脚立のラインナップなんて細かくあるから、1.2m程度のものでやれば重量も半分。
これは主催側で反省すべきだろう。
各機評価
O阪工大(大阪工大)
教師と生徒の混成チーム。顧問の伊藤は「あり得ない」と言っていた(生徒と仲良くするのは不可能・・・)
初期の非対称と左右対称式との並行開発。教師側が途中で対称式に誘導。だが生徒側が「タイムで勝てない」と戻した。
この辺り、教師もあとで反省してサワヤカだった。
ただこれは設計の良否(バランス)の問題。M社は解決した。
最善策の本質に迫れていなかったのが残念だった。
メカとしては左右アンバランス(右が重い)で右に行こうとするのをステアリングで何とかしようとしたが、修正し切れず。
左右対称に拘るべきだった。何とか第2試技で補正が利き完走♪
O社(OREC)
草刈り機が有名な農機具メーカー。
唯一の尺取り虫式。リンクが開き切った時の衝撃で脚立が折れるのを、ゴテゴテと補強。バネ入れたが弱くて衝撃が残る。それでタイヤもジャンプ。各輪にサスペンションが必要だったのでは?
M社(村田製作所)
電子機器の老舗。私の自作アンプのトランスはみなムラタ製。
機構はインライン式。メカも左右対称であり洗練されている。脚立として登る時、補強ツールを噛ませることで全体を華奢に出来たのが軽量化につながった。他チームもこれでやればもっと軽量化出来たが、この辺は作戦勝ちか。
ステアリングのコントロールがかなり強力で、完走に貢献した。
内容
顧問 伊集院光、伊藤亜紗(東京科学大学 教授)
解説 長藤圭介(東京大学大学院 教授)
実況 矢野武(フリーアナウンサー)
競技概要
・高さ1.99m、重さ7.5kgの市販脚立を魔改造する
・タイヤを付けて良いが脚立の開閉で自走すること
・コースはコンクリート。幅4m、長さ50m。
・操作はリーダーがリモコンで行うこと
・試技の前に脚立に乗り、電球の取付けが出来ること
・改造費は10万円以内(材料費)
チーム マシン名
O阪工大(大阪工大) HAdeS 弐号機(梯子でスケート)
インラインスケート式に開閉させて進む。
重さは約50kg。最高速度は約10キロ。


O社(OREC) 爆走!キャタツーリング
尺取虫方式。車輪は子供用自転車。ダイナミックな開閉。
重さは80kg。補強追加で重くなった。最高速度12.9キロ。


M社(村田製作所) STELA(SKATE LADDER)
インラインスケート式に開閉させて進む。
各案の検討結果。重さは45kg。最高速度25キロ。


バネが弱いと後半の推力が出し難い
試技前の電球取付け(脚立としての機能確認)
O阪工大(車輪で荷重を支える)
M社(床用の受け治具で支え→あとで本体に取付け)
第1試技 成績
O阪工大 記録なし
ゲートに激突しゴール出来ず。

O社 10秒43
開閉時タイヤが跳ねてタイムロス。
M社 8秒76
ほぼ理想の走り。

調整タイム(5分間)
O阪工大:出力アップ(60→80%)ステアリングが効く様に。
O社:前輪の空気圧を減らす。脚立の開きを16cm拡張。
M社:タイヤとバネを新品に。出力アップ(80→90%)
第2試技 成績
O阪工大 8秒90
O社 12秒13
M社 8秒11
優勝 M社 記録:8秒11



