エアコンラプソディ ダイキンエアコンは買うな! | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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日々接した情報の保管場所として・・・・基本ネタバレです(陳謝)

今までエアコンはほぼ「ビーバーエアコン」を使い続けて来たが、息子の部屋には加湿機能が欲しいと思い、18年間使用のものを昨年11月にダイキン製の最新機種(AIR25ASE3-W)に交換。


冬期については特に問題なさそうだったが、6月になって夜間にも使う様になると息子が「エアコンが寒い」と訴える。
そうこうしているうちに動作不良を起こしてサービス依頼。
それはサービスに来たら直ってしまい、不安解消の意味で室内基板とモータを交換。ただし夜間冷えすぎの件が未解決だと訴えると、別件だからもう一度依頼してと言われ、再度サービス依頼。
その時は壁の輻射熱を受けているとか何とか言って壁との隙間に断熱材を入れ、センサも交換したが改善せず。
サービスではお手上げと言うので、ダイキンのサイトから以下問い合わせを行った(8/1送信)

機種名
AIR25ASE3-W
問い合わせ内容
昨年11月に購入。冬季は問題なかったものの冷房シーズンになり6月に入って温度設定と室温のズレが大きくサービスを依頼。
センサを交換し、センサ周囲の断熱を強化してもらったが解決に至らず(7/21実施)サービスではギブアップと言われた。
症状
設定温度28度では寒い。それで設定温度を上げても圧縮機が止まらず、最終的に設定温度32度まで上げても冷風を出し続ける(下記データ参照)
当方、現役時代は空調にも携わっており、本機の室温制御性の悪さには驚愕しております。
技術の分かる方による説明を求めます。要すれば現地調査も受け入れます。

8/1データ    
ユニット設定は「冷房・風量自動」吹き出しは左方水平
計測は水銀棒状温度計による            
下:床上143cm(部屋入り口右)
上:天井から35cm(エアコンのすぐ左)        
                    
           設定   ユニット    計測温度        
時刻     温度   表示    下    上    
11:00    29    33     32    34.5    
11:20    ↑     32     30    31    
12:15    ↑     30    27.5  28    
13:30    ↑     30     27    27.5    
13:33    30                
13:50    ↑     30     27    28    
13:56    30.5                
14:26    ↑     30     27    28    
14:27    31                
14:40    ↑     30     27    28    
14:41    31.5                
15:15    ↑     30     27.5        
16:59    ↑     30     27    30    
17:00    32                
17:20    ↑     31     28    30    
17:22    停止                
※上記の間、圧縮機は一度も止まらず(冷風が出続けた)

その後件のサービスから電話(8/2)レスポンスはいい。
そこで分かったのは、基本制御として設定温度-3℃までは圧縮機を止めないという(そんなアホな!一体何で?)
2020年から同仕様で、それまでは止めるのが設定-2℃との事。
それから室内への再加湿を避けるため、デフォルトで「ドライキープ」制御がONになっているとの事(圧縮機が止まると送風も止まる)
要は風が循環しなくなるので室温制御性が格段に落ちる。
そこへもってきて室温検知するセンサがユニットの左側面にあり、更に制御性を悪化させている(普通は吸い込み空気の流れに設置)

制御は±3℃まで補正出来るとの事だったので+3℃にすると共に「ドライキープ」をキャンセル。

しかしまあ、温度補正が±3℃って、よほど自分の製品に自信がないのか・・・・


それでまた1日かけて検証をした結果、一応設定温度±1℃の範囲には収まる様になった(数時間かかって)
居間のエアコン(ビーバー)は始動10分足らずで設定の28℃になり律儀にキープ。外乱にも即座に対応。

エアコンとはこうあるべき(当然)

今回製品は加湿機能と共に性能も最高ランクであり、30万近くした。こんな機械の室温制御がこれほどお粗末なものだとは・・・
サービスの人間に聞いたところでは、湿度検知の関係から気流と離れた所に置いたのでは?との口ぶり。実際廉価機は吸い込み側にセンサがある様だ。それはあくまでも設計サイドの都合。室温検知に最適な吸い込み側でのセンシングを維持した上で仕様構築すべきだろう。
また設定温度に達しても止めないのは「不冷クレーム対策」とも取れるが「冷えればいいだろう」という消費者をバカにした安易な考えが透けて見える。世のダイキンユーザは「寒い」と思いながらも不経済な暮らしをしているのではないか?
息子は「加湿機能は大事だけど、室温制御はもっと大切。経験してみて実感した・・・・」
次は加湿機能ガマンしてもいいから「ビーバー」に戻してと言われている・・・

以前は「加湿機能」といえばダイキン一択だったが、最近パナソニック高級機でも加湿機能を搭載している様であり、そちらを推奨する(こっちは大丈夫だろうね?)